渡辺たける

1991年3月生まれ。静岡県出身。明治大学商学部卒業。零細SI→出版エージェント→We…

渡辺たける

1991年3月生まれ。静岡県出身。明治大学商学部卒業。零細SI→出版エージェント→Web制作会社→AI会社勤務。モルック協会 渉外担当。林業屋の息子。

記事一覧

心を育てることとについて思うこと。タイパの逆をゆく。

ここ1ヶ月くらいからかもしれない、観葉植物、公園に植えられている木々に興味を持つようになった。 大学進学で、地方から東京に住んで16年目になる。都会生活が長くなっ…

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東京独身サラリーマンが思う、実家家族の効用

GW後半5月3日から5月11日まで実家に帰り、少しのGWとリモートワークで両親と三人で生活をしていた。1週間実家にいて気づいたのは、自分が思っていた以上に心の中に溜まった…

渡辺たける
12日前

思い出資本論を極めていく。

さまざまな本を読んできた中で、一番自分にとって人生で大切なものは「思い出」という資本になるのではないかと考えを持つようになった。もしかしたら、この言葉はどこかの…

渡辺たける
2週間前
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女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

僕の会社はシェアオフィスに入居している。そのシェアオフィス事業を展開している会社では、都内にいくつかシェアオフィス拠点を有しており、そこに入居している会員同士が…

渡辺たける
3週間前

記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

仕事場における服装というのは、随分とその人のイメージを規定するのだなと感じたことが先日あった。 サムネは父からもらった作業着だ。この春、林業を扱った会社を立ち上…

渡辺たける
1か月前
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歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

先日、宇多田ヒカルがCOUNTDOWNTVで24年ぶりに地上波で「First Love」を歌ったことがニュースになった。 日本が世界に誇る、誰もが知るシンガーの1人で、ネットフリックス…

渡辺たける
1か月前
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リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

僕はGREEN ASSASSIN DOLLARというトラックメーカーが好きだ。 元々、HIPHOPグループである舐達麻の音楽を聴くようになって、そのなかで「FEEL or BEEF」「BUDSMONTAGE」と…

渡辺たける
1か月前
6

出来立ては美味しくない料理、発酵食。

「丁寧な暮らし」 その言葉を作るきっかけとなったのは、無印の存在も少なからずあるように思う。 ここのところ、家から近くにある無印良品の糠床を作って、漬物を作った…

渡辺たける
1か月前
2

考えを発酵させる

発酵食品が好きだ。発酵食品でよく食べるものといえば、納豆やキムチ、漬物、最近で言えば味噌汁。1人暮らしだから、味噌汁は箱で売られている出汁いりの味噌汁のパックで…

渡辺たける
2か月前

作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

佐渡島さんのnote「「欠点」と「弱点」の違いと、それぞれの向き合い方」に触発されて、長所と強みの違いについて知りたくて、調べてみる。 chat GPTは言葉の差の説明が上…

渡辺たける
2か月前
1

高め合える存在よりも補い合える存在を

結婚観には多様な価値観がある。ある人は、お互いを高め合える存在として、交際相手を人生の伴侶に選ぶ。なぜだか、自分にはこの価値観に違和感を感じてしまう。それは何だ…

渡辺たける
2か月前

ジュビロ磐田から見る文化的遺伝子の大切さ

先日、サッカー日本代表のアジアカップの招集メンバーが発表された。オランダリーグで活躍している小川航基の代表入りだった。ジュビロを応援している身としては、彼の代表…

渡辺たける
2か月前
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2024年2月雑文。大阪の旅と味噌汁の月。

2月10日。大阪観光を楽しんだ。小学生ぶりだから20年ぶりくらいだろうか。旅行そのものに興味がそこまでなかったのと、20代はお金がなさすぎて関西まで行く経済的余力がな…

渡辺たける
2か月前
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2024年3月雑文。

うまくまとまらない内容をまとめないまま徒然に書いている。 3月1日(金)。等々力陸上競技場でジュビロとフロンターレの試合を見る。会社のMTGが終わり、すぐに最寄駅の武蔵…

渡辺たける
2か月前

2024年正月。祖母のいる伊豆下田へ。

1月2日。母方のおばあちゃんに会うため、家族で伊豆下田へ向かった。道のりは長い。実家から車で4時間ほど。往復で8時間。途中でいつもよる浄蓮の滝の道の駅でわさびソフト…

渡辺たける
4か月前
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幸せの値段決めから始める、ワークライフバランス。

自己理解について 多様性が当たり前のように使われると同時に年功序列制度、終身雇用の崩壊が音を立てて崩れた。 現代を生きる我々にとって、最も大切なことは何が好きで…

渡辺たける
4か月前
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心を育てることとについて思うこと。タイパの逆をゆく。

心を育てることとについて思うこと。タイパの逆をゆく。

ここ1ヶ月くらいからかもしれない、観葉植物、公園に植えられている木々に興味を持つようになった。

大学進学で、地方から東京に住んで16年目になる。都会生活が長くなってくると、徐々に精神的なHPが年齢とともに減っていくのが体感としてわかる。例えば、20代前半くらいであれば、実家に帰省するのは半年くらいに1回で良かったのが、33歳となった今では月1回ペースで帰りたくなってきたといった具合だ。僕の実家は

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東京独身サラリーマンが思う、実家家族の効用

東京独身サラリーマンが思う、実家家族の効用

GW後半5月3日から5月11日まで実家に帰り、少しのGWとリモートワークで両親と三人で生活をしていた。1週間実家にいて気づいたのは、自分が思っていた以上に心の中に溜まった澱が吐き出せていないということと、一人暮らしで孤独に慣れ過ぎて知らない間に、ストレスを抱えていたということ。実家生活最終日、JR静岡駅から新幹線で東京駅まで帰ったが、澱んでいた部屋の空気が空気が完全に換気された時のように、新鮮な気

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思い出資本論を極めていく。

思い出資本論を極めていく。

さまざまな本を読んできた中で、一番自分にとって人生で大切なものは「思い出」という資本になるのではないかと考えを持つようになった。もしかしたら、この言葉はどこかの著名な著述家が既に述べていたかもしれない。

この発想を持ったのは、大きく2つきっかけがある。橘玲さんの「幸福の「資本論」」と、柿内尚文さんの「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」の2冊だ。

社会資本、人的資本、金融資本の3つから人

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女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

僕の会社はシェアオフィスに入居している。そのシェアオフィス事業を展開している会社では、都内にいくつかシェアオフィス拠点を有しており、そこに入居している会員同士がゆるく繋がれるようなイベントを定期的に開催している。

先日はその流れで、有志で都内の某公園で7名ほどが集まってモルックをした。モルックがどんな遊びかを知らない人はぜひこちらのHPで参照して欲しい。

参加者メンバーは、まさに十人十色で業種

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記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

仕事場における服装というのは、随分とその人のイメージを規定するのだなと感じたことが先日あった。

サムネは父からもらった作業着だ。この春、林業を扱った会社を立ち上げた。その起業祝いに身内にプレゼント用として作ったということで、漏れなく自分ももらった。このとき、僕はリモートワークで地元の静岡へ帰っていた。まだ4月の中旬で朝夜は冷える。上着として早速作業着に袖を通した。いつもジャケットかたまにスーツを

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歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

先日、宇多田ヒカルがCOUNTDOWNTVで24年ぶりに地上波で「First Love」を歌ったことがニュースになった。

日本が世界に誇る、誰もが知るシンガーの1人で、ネットフリックスで先の曲がモチーフになった時には、改めて聞き直したりもした。
当時15歳の鮮烈なデビューが今でも記憶にある大好きなアーティストだ。ここ数年前のLIVE映像を見た時には、当時のことを懐かしみながら歌い上げるような姿が

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リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

僕はGREEN ASSASSIN DOLLARというトラックメーカーが好きだ。
元々、HIPHOPグループである舐達麻の音楽を聴くようになって、そのなかで「FEEL or BEEF」「BUDSMONTAGE」という曲との出会いがきっかけだ。あまりにも叙情的で、イントロが流れ出した瞬間、その世界にずっと浸っていたいと思う。何回でも聴きたくなるような曲だ。仕事の帰り道、休日の昼下がりの散歩、夜道だろう

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出来立ては美味しくない料理、発酵食。

出来立ては美味しくない料理、発酵食。

「丁寧な暮らし」
その言葉を作るきっかけとなったのは、無印の存在も少なからずあるように思う。

ここのところ、家から近くにある無印良品の糠床を作って、漬物を作った。普段の平日は、作り置きの料理かもしくはスーパーの弁当しか食べないような自分が、こんなに手の混んだようにも見えることを作ろうと思ったのか。発酵という概念が面白いと思ったからだ。

糠床自体も、既に出来合いのもので、ジップロックのような袋の

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考えを発酵させる

考えを発酵させる

発酵食品が好きだ。発酵食品でよく食べるものといえば、納豆やキムチ、漬物、最近で言えば味噌汁。1人暮らしだから、味噌汁は箱で売られている出汁いりの味噌汁のパックで買ったものから、毎回大さじのスプーン1杯を掬い取り、コップに落とす。そして、スーパーで売られているフリーズドライされた味噌汁の具材を混ぜ合わせ、ポッドからお湯を注いで、お箸でかき回せば、あっという間にインスタント味噌汁の完成だ。

発酵その

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作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

佐渡島さんのnote「「欠点」と「弱点」の違いと、それぞれの向き合い方」に触発されて、長所と強みの違いについて知りたくて、調べてみる。

chat GPTは言葉の差の説明が上手い。僕たちの言葉の持っている意味の理解の解像を高くしてくれる。

長所は元々性質や能力として備わっているのもので、組織や集団といった他社がいる状況の中で相対的に長けているもの。あるいは生存戦略の中で訓練され、洗練されたものを

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高め合える存在よりも補い合える存在を

高め合える存在よりも補い合える存在を

結婚観には多様な価値観がある。ある人は、お互いを高め合える存在として、交際相手を人生の伴侶に選ぶ。なぜだか、自分にはこの価値観に違和感を感じてしまう。それは何だろうと考える。本来的に、人間の性質には生存本能が働いて2人で成長し続けることが生存に繋がるからなのだと思う。また、成長するということ自体が、どこか一定時点でピークアウトしてしまうイメージを持ってしまう。

生きながらえていくために、自分の強

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ジュビロ磐田から見る文化的遺伝子の大切さ

ジュビロ磐田から見る文化的遺伝子の大切さ

先日、サッカー日本代表のアジアカップの招集メンバーが発表された。オランダリーグで活躍している小川航基の代表入りだった。ジュビロを応援している身としては、彼の代表入りは我が事のように嬉しい。

日本代表関連では、ジュビロ磐田から、カタールW杯から定着している伊藤洋輝。そして、鈴木海音のU-23代表入り。
いずれも黄金期を作った名波、田中誠、一時期には中山雅史といった面々が見てきたメンバー。彼らが代表

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2024年2月雑文。大阪の旅と味噌汁の月。

2024年2月雑文。大阪の旅と味噌汁の月。

2月10日。大阪観光を楽しんだ。小学生ぶりだから20年ぶりくらいだろうか。旅行そのものに興味がそこまでなかったのと、20代はお金がなさすぎて関西まで行く経済的余力がなく、関西に行けずにいた。

梅田、なんば、道頓堀、天王寺など大阪の主要スポットを1日で回った。
東京は近代的で洗練された街である感覚がするけれど、大阪は人の活気があって、東京よりも好きだと思った。色で表すと東京は青色のような寒色で、大

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2024年3月雑文。

2024年3月雑文。

うまくまとまらない内容をまとめないまま徒然に書いている。
3月1日(金)。等々力陸上競技場でジュビロとフロンターレの試合を見る。会社のMTGが終わり、すぐに最寄駅の武蔵小杉まで向かう。前回は、JRで来たが、今回は都営三田線から直通の電車に乗ってきたこともあり、出口に迷った。JR北口に出た矢先、試合会場までの直通バスの停留所が目に飛び込む。ぞろぞろと人がバスに乗り込む列に入ろうと試みるも、満員のため

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2024年正月。祖母のいる伊豆下田へ。

2024年正月。祖母のいる伊豆下田へ。

1月2日。母方のおばあちゃんに会うため、家族で伊豆下田へ向かった。道のりは長い。実家から車で4時間ほど。往復で8時間。途中でいつもよる浄蓮の滝の道の駅でわさびソフトを買って食べた。これを食べると今年も正月が来たと実感する。正月に餅は食べないが、自分の場合は、わさびソフトがその役目を果たしている。
末期ガンで臓器の多くに既に転移していると母から聞いて心配をしていたけど、元気だった。自分の残された寿命

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幸せの値段決めから始める、ワークライフバランス。

幸せの値段決めから始める、ワークライフバランス。

自己理解について

多様性が当たり前のように使われると同時に年功序列制度、終身雇用の崩壊が音を立てて崩れた。
現代を生きる我々にとって、最も大切なことは何が好きで嫌いか、何が最も大切で、大切ではないか。こういった自己理解こそが、混迷の状況で生きていく重要な足掛かりとなると思っている。

選択について

選択について
選択するシーンについて考える。失敗はしたくないと思いつつ、失敗が1つもない人生はな

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