渡辺たける

プロ生活者への道。1991年生。都内在住。AI会社勤務。日本モルック協会 渉外担当。 …

渡辺たける

プロ生活者への道。1991年生。都内在住。AI会社勤務。日本モルック協会 渉外担当。 Instagram: https://x.gd/3uTbv

最近の記事

台風で波乱だったラブシャ2024を振り返る

8月31日(土)ラブシャ2024に行った。 ライブ前日の昼まで行くことに対して憂鬱でずっと迷っていた。チケット代、バス代を含めて35,000円くらいは支払い済だったけれど、それでも行くかどうか悶々としていた。台風の影響もあって、大雨になって予約しているシャトルバスが東京に帰れなくなることが不安だった。 イベントツアーのバスで、朝6時に大宮から会場のある山中湖へ向かう。朝の早い時間帯こそ雨足がかなり強かったが、時間の経過につれて、雨の勢いは落ち着き、天候は回復していった。会

    • 令和時代の在宅引きこもり営業マン日誌

      リモートワークが続く中で、ふと気づいた。 うっすらと気づいていた。自分が引きこもりになっていることを。それまでは、積極的にオフィスに出社していたけど、夏の殺人的な暑さにまいり、通勤すら大きな苦痛に感じて在宅に切り替えていた。 会社のオフィスがシェアオフィスになっていて、顧客との会議も気を遣わなければならない。ならばいっそのこと、家で仕事をしよう週に1回だけの出社にして、在宅に切り替えたのだった。 自分のペースで外部の音も気にしなくて良いので、例えば提案書だとか深く考える時

      • ChatGPTに、日記を読み込ませて分析してもらった話

        2年ほど前からGoogleドキュメントで日記をつけている。 日記と言っても、週末の土日に1週間を振り返った内容で、 仕事とプライベートを分けたものになっている。 自分自身では気づけない自分の癖や特徴、どんなことに気をつけて行くと良いのか。ChaTGPTに分析し、フィードバックしてもらった。 以下の内容は今年1月から8月にかけての内容を読み込んだ内容になっている。 あなたの日記から、以下のような変化や成長が見られます。### 変化と成長1. **目標設定と達成意識の向上*

        • ボートレース戸田と私-ギャンブルを忌避してたけど-

          -駄文- 8月、まだまだ気温は高くなっていく。 こんな昼間に走るなんてどうかしていると我ながら思う。 自分が中学生の時、所属していたサッカークラブでは当たり前のように長距離ランニングをしていた。20年近く昔の記憶であっても、鮮やかに今でも思い出せる経験だ。ただでさえ貧血体質だったところに、暑さによって、意識はあるのに、目の前が真っ黒になるというブラックアウトをした経験がある。死ななくてよかった。行き過ぎた根性強化には気をつけなければいけない。 日差しがキツい中、頑張ってラン

        台風で波乱だったラブシャ2024を振り返る

          お金教から脱会するための教養-バブル社会にドロップキック-

          8月4日(日)。 日経平均株価の暴落が起こって、新聞、テレビ、SNSあらゆるメディアが騒いでいる。 Xのタイムライン上で上では、この現象で大きな影響を受けた人たちの阿鼻叫喚がまだまだ渦巻いている。 Youtubeの経済チャンネルReHacQの森永卓郎さんが1週間前以上にバブル崩壊の警鐘を鳴らしていたのを知り、動画を見て今回起きた事象だけではなく、今後の資本主義に対しての捉え方、付き合い方について話していた内容はすごく示唆に富んでいた。 資本主義の限界については、以前からい

          お金教から脱会するための教養-バブル社会にドロップキック-

          手触り感のある東京生活を送る

          18歳、大学進学で上京してきてから東京生活は14年目を迎える。 働き出して10年。27歳くらいから、段々と東京での生活に、 心をすり減らすような感覚を覚えるようになってきて、30代に入ってからその感覚は、微かなものから確かなものへと変わってきた。 なんでも揃っているし、都内のどこへ行くにしても1時間もかからず行けてしまう。文化的な活動をかなり享受してきたけれど、ふとその疲労がくっきりと出てくることがある。 その原因になるものをずっと何だろうかと考えていて、自分なりに思いつ

          手触り感のある東京生活を送る

          居る場所で変わる普通-834.194-

          5月13日(木)、有給を取って、北海道札幌に来た。行きの飛行機も楽しい。運よく窓側に座ることができて、窓から見える風景から、日本の国土の特徴を改めてよく理解できる。北海道という土地が開拓使によって拓かれ、またその土地は秩序立って綺麗に区画で整理されている。その様子が上空からだとくっきりと見える。体感を持って全体を観ることで、2000年を悠に超えた時間を掛けて、この土地が作られたのだと思うと、それだけで感慨深い。人の些細な営みの積み重ねが、遥かな時間を掛けて、このような形をなし

          居る場所で変わる普通-834.194-

          物語から身につけるサバイバルスキル-大学生時代友達が1人もいなかった営業マンの話-

          大学生時代、僕自身は人との折衝ごとを仕事にするような営業マンは到底なれないと思っていた。高校生の時には、人見知りすぎて、入学して友達ができるのに3ヶ月ほどかかったことや大学時代には2年間メンバーが同じの語学のクラスで1人も友達ができなかった。幸い1年の終わりから始まったゼミでなんとか友達ができた。それくらいに引っ込み思案で、人見知りも強く、コミュニケーション能力が低かった。 現職では、営業を初めて4年目となる。今もこの職種が向いているかというと自信を持ってYesとは言えない

          物語から身につけるサバイバルスキル-大学生時代友達が1人もいなかった営業マンの話-

          心を育てることとについて思うこと。タイパの逆をゆく。

          ここ1ヶ月くらいからかもしれない、観葉植物、公園に植えられている木々に興味を持つようになった。 大学進学で、地方から東京に住んで16年目になる。都会生活が長くなってくると、徐々に精神的なHPが年齢とともに減っていくのが体感としてわかる。例えば、20代前半くらいであれば、実家に帰省するのは半年くらいに1回で良かったのが、33歳となった今では月1回ペースで帰りたくなってきたといった具合だ。僕の実家は山間にあり、見渡す限り山で緑色しかない。 一方、今住んでいる東京の家はどうか。

          心を育てることとについて思うこと。タイパの逆をゆく。

          東京独身サラリーマンが思う、実家家族の効用

          GW後半5月3日から5月11日まで実家に帰り、少しのGWとリモートワークで両親と三人で生活をしていた。1週間実家にいて気づいたのは、自分が思っていた以上に心の中に溜まった澱が吐き出せていないということと、一人暮らしで孤独に慣れ過ぎて知らない間に、ストレスを抱えていたということ。実家生活最終日、JR静岡駅から新幹線で東京駅まで帰ったが、澱んでいた部屋の空気が空気が完全に換気された時のように、新鮮な気持ちで東京駅のホームに足を下ろせた。 特段実家で変わったことはしていない。ただ

          東京独身サラリーマンが思う、実家家族の効用

          思い出資本論を極めていく。

          さまざまな本を読んできた中で、一番自分にとって人生で大切なものは「思い出」という資本になるのではないかと考えを持つようになった。もしかしたら、この言葉はどこかの著名な著述家が既に述べていたかもしれない。 この発想を持ったのは、大きく2つきっかけがある。橘玲さんの「幸福の「資本論」」と、柿内尚文さんの「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」の2冊だ。 社会資本、人的資本、金融資本の3つから人の幸福が形成されており、その資本の持っている数やバリエーションによって、人の幸福

          思い出資本論を極めていく。

          女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

          僕の会社はシェアオフィスに入居している。そのシェアオフィス事業を展開している会社では、都内にいくつかシェアオフィス拠点を有しており、そこに入居している会員同士がゆるく繋がれるようなイベントを定期的に開催している。 先日はその流れで、有志で都内の某公園で7名ほどが集まってモルックをした。モルックがどんな遊びかを知らない人はぜひこちらのHPで参照して欲しい。 参加者メンバーは、まさに十人十色で業種や職種も違えば、年齢も異なり、20代から50代まで幅広い。全く見ず知らずの人と遊

          女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

          記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

          仕事場における服装というのは、随分とその人のイメージを規定するのだなと感じたことが先日あった。 サムネは父からもらった作業着だ。この春、林業を扱った会社を立ち上げた。その起業祝いに身内にプレゼント用として作ったということで、漏れなく自分ももらった。このとき、僕はリモートワークで地元の静岡へ帰っていた。まだ4月の中旬で朝夜は冷える。上着として早速作業着に袖を通した。いつもジャケットかたまにスーツを来ている身としては、すごく新鮮な感じがした。何もしていないのになんとなく労働をし

          記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

          歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

          先日、宇多田ヒカルがCOUNTDOWNTVで24年ぶりに地上波で「First Love」を歌ったことがニュースになった。 日本が世界に誇る、誰もが知るシンガーの1人で、ネットフリックスで先の曲がモチーフになった時には、改めて聞き直したりもした。 当時15歳の鮮烈なデビューが今でも記憶にある大好きなアーティストだ。ここ数年前のLIVE映像を見た時には、当時のことを懐かしみながら歌い上げるような姿が印象的だった。 そして、先日は見た映像は、またそれとは異なる印象を受けた。懐か

          歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

          リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

          僕はGREEN ASSASSIN DOLLARというトラックメーカーが好きだ。 元々、HIPHOPグループである舐達麻の音楽を聴くようになって、そのなかで「FEEL or BEEF」「BUDSMONTAGE」という曲との出会いがきっかけだ。あまりにも叙情的で、イントロが流れ出した瞬間、その世界にずっと浸っていたいと思う。何回でも聴きたくなるような曲だ。仕事の帰り道、休日の昼下がりの散歩、夜道だろうがなんでもシチュエーションがハマってしまう。 特にFEEL or BEEFの曲は

          リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

          出来立ては美味しくない料理、発酵食。

          「丁寧な暮らし」 その言葉を作るきっかけとなったのは、無印の存在も少なからずあるように思う。 ここのところ、家から近くにある無印良品の糠床を作って、漬物を作った。普段の平日は、作り置きの料理かもしくはスーパーの弁当しか食べないような自分が、こんなに手の混んだようにも見えることを作ろうと思ったのか。発酵という概念が面白いと思ったからだ。 糠床自体も、既に出来合いのもので、ジップロックのような袋の中に野菜を入れればそれで終わる。袋を開けるなり、むわっと匂いが立ち上がってくる。

          出来立ては美味しくない料理、発酵食。