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思い出資本論を極めていく。

さまざまな本を読んできた中で、一番自分にとって人生で大切なものは「思い出」という資本になるのではないかと考えを持つようになった。もしかしたら、この言葉はどこかの著名な著述家が既に述べていたかもしれない。

この発想を持ったのは、大きく2つきっかけがある。橘玲さんの「幸福の「資本論」」と、柿内尚文さんの「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」の2冊だ。

社会資本、人的資本、金融資本の3つから人の幸福が形成されており、その資本の持っている数やバリエーションによって、人の幸福の類型をピラミッド構造で整理したものだった。当時、非常に革命的な思想だと感じた。

一方、柿内さんの本は人、モノやコトという資本に対して、時間という資本をどのように扱うかをテーマにしている。

タイトルにある、思い出資本論とは、思い出こそが最大に価値のある資本だという思想を元にしている。先の本では、「思い出=強い感情×印象的な行為・体験」と定義されている。体験には、お金と時間が必要になる。お金は人的資本と金融資本がベースとなって作られる。さらには、それ以前に健康でなければそもそも体験することすら難しいものもある。つまり、思い出資本とは、橘さんの3つの資本を大前提とした上の元、出来上がる資本だ。

上記をベースとして、思い出資本を積み上げていくには、自己観察力を極め、どんなことをすると自分が楽しい、嬉しいという感情を持つか、心が動くのか自己理解を深めていくことが重要になるだろう。

まだまだこの考えは未成熟で、発酵させていく段階だ。

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