#出産
憧れの無痛分娩には失敗したけど、結果オーライのお産でした
2800g、51.0cmで次男が生まれました。母子ともにすこやか。前から「一人目は普通に陣痛を味わって、二人目は麻酔でどれくらい楽になるか試してみたい」と考えていたので、今回は念願の無痛分娩でした。
せっかく二人産むなら、前回と違うやり方にしたい。そして出産ルポを書きたいと思うのは、ライターの性ですね。
お世話になった産院は、37週を越えてから子宮口や胎児の様子を見つつ、計画分娩日を決めていく
赤い稲妻が走ったお腹で、これからも私を生きていく
妊娠してからいままで、何回「お母さんの顔になった」と言われただろうか。自分の顔がなにか変わったとは一切思わないけど、優しくなったとか、まるくなったとか、やっぱり言われる。妊娠初期はそれにすごく違和感をおぼえたものの、いまではもう慣れたし、勝手に優しく見えるならありがたいなと思うようになった。つんけんしてると思われるより何倍もいい、けど「妊娠しても(出産しても)全然変わらないね」のほうが、本当はうれ
もっとみる私と息子のおっぱい事情
「おっぱい」という言葉を口にするのには、抵抗がある。自分のバストの女性性をすべて母性に置き換えられてしまうような感じが、どうしても受け入れられない。でも、母親の「おっぱい」を指す言葉に、ちょうどいい“代わり”がない。「胸」とか「バスト」では、母乳が出るものじゃないように聞こえる。いまもなるべくなら口にしたくないけれど、話がややこしくなるのは本意じゃないから、あきらめて言う。なんかいい言い方ありませ
もっとみる待機児童を抱えながら仕事を続けるために、大切なこと
2016年3月に出産してから、2017年4月に息子が保育園に入るまでの1年ちょっと。子育てしながらも、出産前とさほど変わらない量の仕事をしていた。勤務時間は4割カットで案件のボリュームは3割減、収入は1.5割減というところ。実際にどんな暮らしをしていたか、振り返ってみる。
基本的に、平日の午前中は子どもと2人でのんびり過ごす。取材や打ち合わせなどの外出は、なるべく午後に固める。そして週1回はお義
仕事を休みたくないのに、早生まれは保育園に入れない
noteではたびたび書いているけれど、私は産休・育休を取っていない(詳しくはこちらの記事で)。フリーランスだからもともと産休とか育休の制度がない、ということもあるけれど、単純に、楽しい仕事を休むのがいやだった。
だから、できるだけ早く、子どもを保育園に預けたいと思っていた。まずは都内の保育園について、わたし視点で簡単にまとめてみる。
認可保育園…いろいろと国の基準を満たした園で、世帯年収に応じ
“子育てスタートダッシュ”をするための準備
わたしは里帰りをしなかった。ぎりぎりまで仕事もしたかったし、夫と一緒にいるのが一番安らげるのもわかっていたから、東京で産むのは自然な選択だった。地元に住む親友の出産予定日がたまたま11日後だとわかったとき「同じ病院で産もうや~」と言われて、ちょっと揺れたけど。それも結局、彼女のほうが9日も早く産んで、もしそのためだけに里帰りしていたら入院期間はかぶらないところだった。
いろんなひとに「産後は手伝
ちょうど1年前の今日、生まれた息子
その数日間どんより重かったお腹が、朝起きると同時にしくしく痛み始めた。これが陣痛かな、と思うものの、痛みがなかなか規則的にならない。初産婦が病院に行く目安は、定期的な痛みが10分間隔になってからだという。5~15分間隔のばらばらとした痛みがしばらく続いて、いよいよだなと思った。
もしこのまま入院するなら、お風呂に入っておきたい。昨日の夜にももちろん入ったけど、出産はどれくらいかかるかわからな
母になった私のことを、決めつけられたくない
妊娠してから、いろんなひとに優しくしてもらった。たとえば、取材相手。何度かお会いしている方ならともかく、一回きりの企画で、言ってしまえば行きずりのような方からも、温かい言葉をたくさんいただいた。「元気な赤ちゃんを産んでくださいね」とか「無理しないでくださいよ」とか、私と私の赤子のことなんて、そのひとには何の関係もないのに、そんな優しい応援やねぎらいをしてもらえることが、とってもうれしかった。だって
もっとみる子宮口が2.5cm開いたまま、働いていた
「産前はぎりぎりまで、産後はできることから、ブランクを作らず仕事を続けるつもりです」と、妊娠中からずっと言っていた。本当に、お腹が大きくなる前とかからずっと。一緒に働くひとたちはその気持ちを理解してくれていたけれど「とはいえ、いつまでできる?」「産後はいつから取材行ける?」って話になる。そして、誠に遺憾ながら、その質問にはっきりと答えられない。気持ち的には産む日の朝まで原稿書いてたっていいし、退院
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