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わたしの本棚

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本にまつわる自分のnoteをまとめています。
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8月に読んだ本

8月に読んだ本

8月も終了したので、8月に読んだ本たちを紹介します📚🤍

①差別する人の研究

この本は感想noteを書いたのでそちらをぶら下げておきます!
よかったら覗いてみてください👀

②静かに生きて考える

森博嗣さんのエッセイです。
森さんの小説を読んだことがないのに、いきなりエッセイを読んでしまったのですが、良かったんでしょうか、、、(笑)
「今日したことは大きな決断を伴うことだったのか?」とい

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読書感想『差別する人の研究』

読書感想『差別する人の研究』

この本が気になった理由わたしがこの本を気になった理由は3つある。
(1)自分が偏見を向けられて怒りが湧いた経験がある
(2)差別的な発言・行動に対しどう対応したらいいのか困ったことがある
(3)アダルトチルドレンの権利章典という資料をみた

(1)自分が偏見を向けられて怒りが湧いた経験がある

弟が中学生の頃、わたしは二次元のアイドルにハマっていた。
そのLIVE映像を見ていたら「こういうオタクが

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信頼は義務じゃない┊︎読書感想

信頼は義務じゃない┊︎読書感想

「信頼」って言葉を重苦しくとらえていたのかもなぁって思ったんです。
山岸俊男著、『安心社会から信頼社会へ』という本に、社会心理学の視点から信頼について詳しく解説していました。

信頼と安心

まず、信頼がいらない場合と、信頼が問題になる場合があるのだそうです。
信頼が問題になる、という視点がわたしにはなかったので驚きポイントでした。
どういうことか本書の例を使用します。

例えば、あなたの友人が時

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雲を紡ぐ┊︎読書感想

雲を紡ぐ┊︎読書感想

『雲を紡ぐ』との出会い

先日、伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』を読みました。
とーってもぐっとくる小説だったので、皆さんにシェアしたくなりました💌
他人の目が怖い主人公が心惹かれるものと向き合いながら自立していく成長譚であり、家族の再生の物語でもあります。
親子関係に悩みを持つ人はきっとぐっとくるだろうし、心の奥を揺さぶられると思います。
小説の力を感じた作品でもありました。

伊吹さんの本を読んだ

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「自尊心」に正解はないんだ

「自尊心」に正解はないんだ

「自尊心」が大事と言うけれど、いまいちよくわからないし、捉えずらくて難しい。
自分がよければそれでいい、という考えになるのは嫌だし、でも他者とのバランスのとり方ですごく悩んでしまう。

『私は私のままで生きることにした』という本にこう書いてあった。

他人への接し方も含めて、自尊心なのかもしれない。
「自分がよければ全てよし」の人も、その人なりのスタイルだし、「他者と均衡を保ちながら自分として生き

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将来についての誇大妄想がきつかった┊︎読書感想

将来についての誇大妄想がきつかった┊︎読書感想

わたしは自力で人生を切り開く冒険者ではなく、組織の中での潤滑油でありたい。
例えば、せっかちさんとのんびりさんがぶつからないように、間に入ってペース調整するなど。
最近、働いててわたしの役割ってこういう感じなんだろうな~と思うときがある。

ストレングスファインダーでも個別化が1位なわたしは、バランサー向きだし、それが苦にならないのだ。
幼少期から家族間のバランス取りみたいなポジションにはいたんけ

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「怒り」の感情には段階がある『アサーション・トレーニング』

「怒り」の感情には段階がある『アサーション・トレーニング』

書籍紹介

『アサーション・トレーニング さわやかな〈自己表現〉のために』という本を読みました。

アサーティブとは
自分も相手も大切にした自己表現のこと。
自分の自己用減の権利を活用して自ら自分を表現し、同時に相手の自己表現の権利と自由を尊重しようとする考え方。

本書では自己表現の種類を大きく三つに分類しています。
「非主張的自己表現」「攻撃的自己表現」「アサーティブな自己表現」
この三つです

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読書感想┊︎「アサーション」を知って驚いたこと

読書感想┊︎「アサーション」を知って驚いたこと

アサーティブとは

自分も相手も大切にした自己表現のこと。
自分の自己用減の権利を活用して自ら自分を表現し、同時に相手の自己表現の権利と自由を尊重しようとする考え方。

書籍の紹介

本書では自己表現の種類を大きく三つに分類しています。
「非主張的自己表現」「攻撃的自己表現」「アサーティブな自己表現」
この三つです。
自分の言いたいことを言うのが苦手なわたしはごりごりの「非主張的自己表現」です🥹

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小説は勉強にならない?

小説は勉強にならない?

こんばんわ🌙
最近もやもやしたことについて話させてください。

「小説は勉強にならない」って言われたんです!!
わたしは本が好きで主に小説を読んでいて、勉強のために読んでいるわけではないんですが、勉強になるなって思うことがすごく多いです。

最近だと『後宮の烏』というシリーズものを読んでうわぁ!と刺さったのがこれ。

物語の中では、「相手の行く末を引き受ける覚悟がないなら捨て置け」と戒める人もい

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読書感想┊︎花だより・みをつくし料理帖

読書感想┊︎花だより・みをつくし料理帖

みをつくし料理帖シリーズの完結からその後を描いた短編集。
去年のお盆休みに全巻一気読みしたのが懐かしい。
『花だより』だけ未読だったので、久々にみをつくしの温かい世界のなかに戻ってこられてうれしい。
物語のいいところは、姿を変えずにいつでもわたしの帰りを待っていてくれるところだ。またいちから読み返したい!

まずいものを無理に食べさせられるのは嫌だけれども、好きだから上手くなければならない、という

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