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[ 宛名のない言葉の行方 ]

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「エッセイ」というにはくすぐったい。 "誰かに宛てた手紙"のような記事たち。
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#コラム

私は季節をソシャゲで知る、大人になった。

私は季節をソシャゲで知る、大人になった。

今日は、ハロウィンだ。

あのハロウィンが問題になったのはもう去年のことなのか。1年があっという間に感じる。

バレンタインやイースター。そしてハロウィンにクリスマス。そんなイベントを、学生の頃は行事でなんとなく季節の変わり目を感じていた。

バレンタインの時期は、進級の季節だったり卒業の季節だから、なんとなく寂しくて。イースターは、あんまりよくわからなかったけれど、ハロウィンやクリスマスは学級会

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好きだけじゃ、全然足りないね。

好きだけじゃ、全然足りないね。

好きこそものの上手なれという言葉がある。

知ってる人も多いだろうし、あえて説明する必要もないかもしれないけれど、好きなものには、とことん熱中するし努力もするから上達も早い。という意味を込めたことわざだ。

努力か。

自分の作品を見つめて、時々考える。

好きなものへの熱量は、ものすごく高いと思う。でも、私はとことん自分のこだわりのままに突き進んでしまう。

カッコよくいうならば、「好き」に従順

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金木犀の花は、幻に感じる。

私、いつ金木犀の香りを覚えたのかな。

ふと、SNSで話題になっているツイートを見て思った。

意外と、金木犀の香りを知らない人は多いらしい。

私は、小さい頃から金木犀の香りを、なんとなく覚えた気がする。

おばあちゃんから聞いたのか、お母さんから聞いたのか。

たしか、お隣さんが金木犀を育てていたからかな。毎年同じような時期に同じ香りが漂ってきた。

ふわっと優しい匂い。私はその香りを嗅ぐたび

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シャッターを切った瞬間の、「自分の好き」を信じたい。

シャッターを切った瞬間の、「自分の好き」を信じたい。

私、やっぱり自分の写真が好きだ。

多分それでいいのだと思う。

自画自賛ってあんまり好きじゃないけれど。

その一瞬が好きだから、切り取っているのだ。

自分が胸を打たれたから、シャッターを切った判断だけは、やっぱり信じたいと思うのだ。

○△□

ふと、自分のnoteを眺めていた。

100日過ぎた頃からだろうか。カメラを手にしてから写真と短文を載せることが増えた。

私の新しい表現の1つだと

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同じ環境の他人と、もっと話がしたい。

同じ環境の他人と、もっと話がしたい。

死にたいと思ったことがない人が、この世にいるなんて信じられなかった。毎日毎日、人から見たらきっと羨ましがられるような不自由ない生活をしていたとしても考えてしまうのに、どうしてなのだろう。

私とその人では何が違うのだろうと思ったけれど、私は心配してくれる人の数に比例するのだろうと思った。

○△□

「え、死にたいと思ったことないの?」

「ないです。だって親が悲しむじゃないですか?」

言葉を失

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その時考えすぎたことも、いつか忘れてしまうから大丈夫だ。

その時考えすぎたことも、いつか忘れてしまうから大丈夫だ。

どうしたって考えてしまう性格の私。

その時その時思ったことを、全部大切にしたいと思えるまで、だいぶ時間がかかった。

日記を書くのことが、昔から好きだった。

でもいつか、誰かに見られてしまうかもしれないと、本当の気持ちは書いてこなかった。

10年くらい前に、鍵のつけれるつぶやき風SNSがあった。確かデクーというツイッターではなく、その時はやった、デコログというブログサービスのおまけに、みんな

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本当に必要なものを見極める力は、心の強さと比例している。

本当に必要なものを見極める力は、心の強さと比例している。

本当は、パソコンを買えば良かったかな。

家電量販店に並ぶ、新しいMacBookを見て、そう考えていた。

iPad Proを手にして、2週間目のできごとだ。

新しいMacBookは、薄くて手に馴染むようなフォルムで、カラーも気に入った。しかし私はモデルが古いとはいえ、MacBook Airを持っているではないか。

結局Wi-Fiが届いたらMacBookも使うかななんて思っていたけれど、使わな

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引っ越してから、私は大切なものを知った。

引っ越してから、私は大切なものを知った。

引っ越して1年が経った。

私は去年の9月13日に、小さな島を出た。
それから東海地方に足を踏み入れて、そこから1年。私は色んなことを学び、自分の世界の狭さを呪った。

そして、たくさんの人と出会い、あちらこちらに足を運んだ。

きっと、外の世界へ出なければ、何も見れなかったかもしれないと今でも考えるし、あのままの生活で居たらと思うと死を連想してしまう。

・・・

noteを始めてから私は自分の

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自分の「好き」が、淘汰されてしまわないように。

自分の「好き」が、淘汰されてしまわないように。

好きなものを共有できる人は、強い人だと思う。

私は、自分だけの情報にしたいから、誰かにいうのをためらってしまう。

その良さを伝えるのは良いことだとわかっているけれど、もし自分が手に入らなくなったらとか、そういうことを考えてしまうのだ。

つまらない大人だと思う。

SNSでは今日も有益な情報があふれていて、たくさんの人の目に届いている。もちろん私のところにも届いていて、それをスクリーンショット

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最近、堕落した生活をしてる気がする。

最近、堕落した生活をしてる気がする。

本能の赴くままに。自分の好きなことをひたすらする生活。それでも仕事の納期はやってくるわけで。

在宅ワークをしていると、曜日の感覚が締め切りと結びつけて覚えがちである。

先月は少し問題が発生して、いつもより仕事量を少なくしていたのだけれど、今月からバリバリ働くぞー!と張り切っていた矢先、Wi-Fiの開通やiPad Proが届いてしまった。

それらのせいにしてしまうのは、いただけない。やりたいこ

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ゲームは、私にとって幸せな呪い。

ゲームは、私にとって幸せな呪い。

パズル&ドラゴン、Fate Grand Order、モンスターストライク、白猫プロジェクト…その他多くのソーシャルゲームをやってきたけれど、私がずっとハマり続けてやっているのは、モンスターストライクこと、モンストくらいだ。

そのモンストと共に最近は、IdentityⅤ(第五人格ともいう)と、昨日出たばかりのポケモンマスターズをしている。

ソシャゲの寿命は、いつまでだろうか。終わらないでほしいと

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発信する情報を統一することは、同じ興味を持つ人と繋がることだ。

発信する情報を統一することは、同じ興味を持つ人と繋がることだ。

そんなにフォロワーがいるのに、まだ欲しがるんだ。

影響力がある人が、まだまだフォロワー数が少ないとか私に表現が足りないとか、そんなことを呟くたびに私はもっともっと惨めな気持ちになる。それと同時にその貪欲さが羨ましいと思う。

少ないフォロワー数ながら、通知が来るたび、増えるたびに嬉しいのに。

私は3桁以上のフォロワー数を持ったことがないから、きっとわからないのかもしれない。それでも5桁ほどの人

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絵を描くことが、好きだった頃を思い出した。

絵を描くことが、好きだった頃を思い出した。

今日は久しぶりに、絵を描いていた。

こんなに夢中になって描くのは、何年ぶりだろう。

実は最近ツイッターを見ていると、昔描いていた絵を見つけた。

気の向いた時に描いているから、その時々で絵の雰囲気も全然違う。普通統一感が出そうなのに、ここでもバラバラ。間違いなく全て私が描いたものだ。

その時々で好きだったものがわかる。

絵は私の歴史みたいだ。

時々絵を描くけれど、私は集中力がもたなくて、

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200回目は、あんまり上手く書けなかったけれど。

200回目は、あんまり上手く書けなかったけれど。

今日でnoteは、200回目の更新らしい。

100日間毎日がいつのまにか200日になった。

でも、私は100日目を迎えた時とは違う感情を抱いている。

毎日更新することを考えて続けてきた100日間が過ぎた頃から、毎日止めようかどうかと迷い続けてきた100日間だった。

毎日noteを更新していたら、いつかピックアップとかされて…なんて、正直なところ夢を見ていた。

更新し始めてから、すぐに何度

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