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引っ越してから、私は大切なものを知った。

引っ越して1年が経った。

私は去年の9月13日に、小さな島を出た。
それから東海地方に足を踏み入れて、そこから1年。私は色んなことを学び、自分の世界の狭さを呪った。

そして、たくさんの人と出会い、あちらこちらに足を運んだ。

きっと、外の世界へ出なければ、何も見れなかったかもしれないと今でも考えるし、あのままの生活で居たらと思うと死を連想してしまう。

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noteを始めてから私は自分の作品を世に出す楽しみを見つけ出した。毎日続ける根気も付いてきた気がするし、文章をより好きになった。

そして、カメラを始めた。絵を描き始めた。

今、懐は寒いけれど、とても充実していると感じる。あの頃の私は、バンドかゲームしか楽しみがなくて、毎日がとてもとても寂しかった。

人との距離も分からなくて、ただ孤独を感じていた。

SNSを開けば、私がいなくなった場所でも変わらず生活している誰かはいるし、1年しか経ってないというのに、だいぶ変わってきたなぁと感じることもある。

みんな、みんな、どうか元気でいてね。そう思えるのも、きっと外の世界に出れたから。

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あの頃の私は、心が狭くなりすぎていた。自分以外に誰も信じられなかった。というか、私には何もできないと思い込んでいた。

こころの病気を出してしまえば言い訳になると思いこみ、最後まで私は逃げたのだと、ずっと責任に囚われていた。自己肯定力がとにかく低すぎた。

でも、ここに来て、知り合いは少ないけれど、素敵な人と出会うことができて、本当に変わったのだ。

好きなことをする私を見舞ってくれる人がいる」というのは、こんなにも心強いものなのか。

それを今まで知らないままでいたら、どうなっていたんだろう。

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寂しいこともあるけれど、定期的に連絡を取ってくれる親友もいるし、1番の味方が側にいる。

それを知ることができたこの1年、私は人間関係をキレイに整理整頓することができたのではないだろうか。

お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。