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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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#ビジネス

最初に決めたことから、ブレて良いこと悪いこと

最初に決めたことから、ブレて良いこと悪いこと

こんにちは守屋です。

あるサッカー選手は、現役を続けながらあることを考えていました。

「俺の地元にはサッカーを楽しむ環境が整っていない。そのためにもサッカーが楽しめると思うサッカークラブを作り、最終的には下部組織も含めてサッカーが地域に根付くようにしたい。」

覚悟を決めたサッカー選手は26歳という若さで引退し、自分でチームを作ることを決意しました。

資金繰りや地域リーグ、紆余曲折ありながら

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自分が思うほど、まわりは理解してくれるわけではない

自分が思うほど、まわりは理解してくれるわけではない

こんにちは、守屋です。

ある社員は上司に対してこんな愚痴をこぼしていました。

「〇〇さん(上司)この前、一緒に飲みに行って会社の問題点を色々と伝えたにも関わらず、アクションが全くないんです。俺の気持ちまったくわかってくれていないんですよ。」

社員は上司がアクションを起こしてくれないことに不服そうな表情でした。このようなことは、家族や夫婦、友人の間でも良くあることではないでしょうか。

・自分

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コミュニケーションの有無で変わる報連相

コミュニケーションの有無で変わる報連相

こんにちは、守屋です。

以前経営していた会社のオーナーにこんなことを言われたことがありました。

「社員の声が、すぐに届くような体制を作っておくこと。あとから重要性に気付くはずだから。」

言われた当初はピンと来ることがありませんでした。どこかで上の立場の人間は社員との関係が近すぎてもいけないと思っていたからです。

また時には厳しい言葉、態度で接しなければいけないという先入観もあったからかも知

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ムリを重ねると、不利になる

ムリを重ねると、不利になる

こんにちは、守屋です。

愛するサッカークラブのためなら、全国どこへでも応援に行く。そんなサポーターも多く存在します。

10代や20代の熱狂的サポーターなら、夜行バスでスタジアムに到着し、応援した後に夜行バスで帰る。翌日の朝に到着してそのまま仕事に行く。ということも可能かも知れません。

しかし年齢が上がっても、同じ行動を繰り返していれば身体に支障をきたし、翌日どころか1か月間、応援(ここでは全

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人と同じ行動をすれば、同じ結果を得れるか

人と同じ行動をすれば、同じ結果を得れるか

こんにちは、守屋です。

連休中も含め、多くの地域でプロサッカー選手を招いてサッカー教室などが開かれたと思います。憧れのプロサッカー選手。そんな選手に直接質問ができる機会は滅多にありません。

ある子どもはこんな質問をしました。

「なかなか得点を決めることができません。どうすれば沢山ゴールを決めることができますか?」

あるプロサッカー選手はこんな風に答えました。

「プロになればゴールを決める

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無いモノねだり症候群に陥ってしまったら

無いモノねだり症候群に陥ってしまったら

こんにちは守屋です。

欲求というのはキリが無く、ある人にとっては永遠と出現する魔物であったりします。

あれも欲しい、これも欲しい。

購入した商品の新シリーズが発表されれば、すぐに購入してしまう。そんな人も中にはいるかも知れません。

サッカークラブの中には潤沢な資金があることを理由に、世界中で「結果を残している・活躍している選手」を獲得することに成功しました。単純に考えれば、結果を残している

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アウェイの地で救われる何気ない声

こんにちは、守屋です。

ある新社会人の女性は、地方から東京に出てきました。新生活は地方で流れていた速度の何倍も速く、時計を見るたびに地方と都会の流れる時間の違いを痛感していました。

そんなある日カウンターで1人で飲んでいると、隣に女性が座ってきました。店長と話しているのが聞こえてきて、一つの話題が耳に入り、なんと同郷だということが分かりました。

年齢も2.3歳しか違わず、暮らしていた地域も隣

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ボールに触れる機会、どのくらいありますか?

ボールに触れる機会、どのくらいありますか?

こんにちは、守屋です。

自身でフットサルコミュニティを運営していますが、初心者から経験者まで楽しくボールを蹴っています。初心者のレベルは「ボールを蹴るのが初めて」というレベルです。

それでも昨年から参加されている方は、参加頻度が多くなることで体力向上し、足の裏でボールを止めること(意識から無意識)ができるようになったと目で見てもわかるレベルになりました。

フットサルはピッチ上に10人(5対5

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信頼するけど、期待しない

信頼するけど、期待しない

こんにちは、守屋です。

あるクライアントは社員に対しての想いを、こんな風に語ってくれました。

「この会社で一生涯やり抜く。そんな時代ではないことも理解した上で、社員にはやるべきことをやって欲しい。

できることなら想像を超えるパフォーマンスを求めたいが、それは全ての社員に押し付けるのは傲慢だと思う。だから僕は社員に対して信頼はしているけど、あえて期待はしないようにしている。」

以前、自分もベ

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ときに「覚悟」は効力を持たない

ときに「覚悟」は効力を持たない

こんにちは、守屋です。

「このプロジェクトを最後まで遂行する覚悟はあるか?」

そんな風に上司に言われた社員は、少し間を置いて答えました。

「覚悟はあります。やらせて下さい。」

こんなシチュエーションは何かを決断するとき、問いかけられる、または自問自答するときに用いることがあります。

1 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は覚悟のうえだ」

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豊作を見て、収穫を横取りしようとする人

こんにちは、守屋です。

あるチームを応援している人物が、趣味でクラブについてのブログを書き始めました。書く内容は戦術であったり選手の特徴、個性、サポーターの雰囲気、クラブスタッフの動向など。

モットーは「批判はしない」ということで書きました。書いた当初はアクセス数はわずか10にも満たない状態でした。

ですが書き続け、5年後にはサポーターを含めクラブに興味がある人はまずそのブログをチェックして

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リーダーに願う「言葉より行動」で証明すること

リーダーに願う「言葉より行動」で証明すること

こんにちは、守屋です。

ある中小企業の中間管理職の男性は、上からはノルマを、下からは給与や労働環境の改善を言われる、いわゆる板挟みの状態に苦しんでいました。

4月、新入社員が入社してきました。モチベーションも高く、業績を上げることに前向きな姿勢を見せてくれていました。

頑張るがゆえに残業時間が増えていました。そこで中間管理職の上司は

「もう少し気楽にやってね。最近は残業が多いから早めに帰宅

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外部要因に安易に動かされない自制心

こんにちは、守屋です。

自分からアクションを起こす人生。主体性を持って取り組むことが多い人でも、ときに外部要因に影響されることがあります。

・まわりが「やめときなよ」と行ったことで、ある挑戦を止めてしまった。

・まわりが「絶対に参加した方が良いよ。」と言ってきたので、参加したコミュニティだったが、苦痛だった。

ある人にとっては楽しい空間も、自分にとっては苦痛の場合も少なくありません。そんな

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耐えるとき、忘れてはいけない”なんのため?”

耐えるとき、忘れてはいけない”なんのため?”

こんにちは、守屋です。

人間には耐えなければいけない期間が存在します。あるプロサッカー選手は若くして国を背負う代表選手に選出され活躍しました。

しかし新天地へとプレーの場を移した後、待っていたのは戦術の不一致とコミュニケーションの問題でした。言語が異なるため、コミュニケーションが取れないことから、戦術への理解度も低く、監督は起用を避けました。

不運は重なり、練習中に半月板損傷で全治6か月。代

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