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#空

わたしのオールで連れてゆく。

わたしのオールで連れてゆく。

『宙船(そらふね)』

作詞・作曲 中島みゆきさん
TOKIOが演奏・歌唱する楽曲で、中島さんもセルフカバーされています。

最近、久々にこの曲のことを思い出しました。

TOKIOの楽曲としてダウンロードできなかったので、中島みゆきさんのカバー曲をスマホにおとしました。

中島みゆきさんが、命を揺さぶるように
力強く熱唱する一曲です。

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【詩】綺麗事アゲンスト

【詩】綺麗事アゲンスト

社交辞令の乾杯なんていらない

ひりつくような再会のひと口が欲しいよ

旧交をあたためる時間なんていらない

凍てついてちぎれそうな絆に
火をつけたいよ

興味が持てない
目の前の笑顔たち
追い求めるのは
ここにはいない笑顔

あの時の盛大な昔話なんて
どうでもいいの

忘れたくない些細な会話を
抱きしめてるの

会いたい人ほど会えないものだと

そんな不条理
綺麗な君たちは 知らないのでしょう

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2024年上半期の振り返りを簡単に。

2024年上半期の振り返りを簡単に。

今年もこの時期は激動でした。

環境が大きく変わった。
わたしのマイペースと新しい生活のペースを親和させるのは一苦労でストレスフル。

しかも、今年は仕事を辞めた昨年以上に思うようにならないことばかり。
退職は自分の意思ですが、今回の変化は人の有り様に振り回されるものばかり。

ようやく濁流を抜けたのは6月に入ってから。
……と思いきや、今また生活が脅かされています。
マンションの工事の騒音が凄ま

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【詩】みんな、きんようび。

【詩】みんな、きんようび。

夕暮れに染まる
滑り台の上にしゃがんで
おしゃべり尽きない子供たち

まだまだ遊びたいよね
まだまだ一緒にいたいよね

一番星は見て見ぬふりする

溜め息混じりで
コンビニの袋をぶらさげ
スーツ姿の女子が行く

少しでも早く帰りたいよね
家でほっとしたいよね

おつかれさんと
一番星はつぶやく

腕いっぱいに
デルフィニウムの花束抱えて
ジーンズの足を
そわそわと進める男子

今日は何の日?
誰に

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noteも含めた最近の変化

noteも含めた最近の変化

いつだってプロフィール難民である。
特に、画像。
身バレは困る。自分の顔は出せない。
それ以上に、自分の容姿が好きじゃない。たいへんに哀しいことに。

SNS攻略法!みたいなものを通りすがりでちらりと読んだら、「プロフ画には顔を出した方がいい」と書いてあった。
わからなくはないけど、そう言われても、なのだ。

ゆえに、必然的に創作した画や、自分で撮ったものも含めて無料で使える写真を使うことになる。

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キリマンジャロの氷河と空

キリマンジャロの氷河と空

氷河があることから、「白く輝く山」を意味する「キリマンジャロ」と名付けられた山。

その山頂の氷河が、この100年で90%も減少したという調査結果がある。

10年前と現在の映像を比べても、人の身長と比較した氷河の高さは明らかに半減。

と、これはTBS「世界遺産」からの完全な受け売り。

氷が溶けゆく主な原因は、地球温暖化。

地球上のこの地域の環境が作り上げた、奇跡の自然美。
それが、人がほぼ

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丁寧に生きる日々へ。

丁寧に生きる日々へ。

ミント緑茶を飲みながら、どうしたら日常に『丁寧』を持ち込めるのか考えている。

ふと、自分が丁寧な暮らしというものから程遠い気がして、ちょっと悲しくなったのだ。

丁寧に暮らす。
それは美しいことでしかない、そんなイメージ。

……… そもそも、どんな暮らしなら『 丁寧 』だというのだろう。

テラスで毎朝季節の風を感じながらハーブに水をやる、

沸かしたてのお湯でじっくりとコーヒーをドリップする

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旅の荷造りで生活のミニマムを知る。

旅の荷造りで生活のミニマムを知る。

旅に出るのは楽しい。特に、泊りがけの時は。
泊まるところを決めて、新幹線の指定席を購入するところから、もう楽しい。

ここ10年ほど、ごく稀に行けるひとり旅では東海道新幹線ばかり乗っている。

くだりは、富士山が見やすい右側座席の窓際。
のぼりも、富士山が見やすい左側座席の窓際。ただし、帰りが夜だとよく見えないから通路側もアリ。

幼いころから、遠出の旅行といえば、母の実家へ向かう東海道新幹線だっ

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【詩】魔法のおはなし

【詩】魔法のおはなし

何かで物語っていた
誰でも使える魔法のおはなし

君を愛しているから
しあわせだよ

そう、つぶやき続けると

もっと、愛がやってくる
もっと、しあわせがやってくる

この日々が
しあわせだよ

そう、つぶやき続けると

もっと、日々が満たされて
もっと、毎日が輝いてゆく

そうすれば

明日がもう来なくなる日
それが、最高の一日になるはず

しあわせを呼び寄せるように
愛を忘れないように
くりか

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『パートナー』という言葉でつれづれ。

『パートナー』という言葉でつれづれ。

最近あちこちで見かける言葉、『パートナー』。
ビジネスパートナーや、「あなたのライフパートナー」のような広告は意味はわかるけど、プライベートで用いられると、それはいったいどんな人なの?と思ってしまう。

いや、なんとなくはわかる。
なんとなく。
なんか、特別な人なのだ。

夫とか旦那とか妻とか奥さんという配偶者には当てはまらない、けれど特別な関係の人。

それって、彼氏や彼女とはどう違うん?

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【詩】5年後のわたし

【詩】5年後のわたし

朝の4時、目が覚めて最初に考えること
今日は、アレを観る日だ、楽しみだな

布団から出て、
顔を洗って、着替えて、お香を焚いて、
冷蔵庫の炭酸水で のどをうるおす

朝焼けはともだち
雨でなければ
一日のはじまりの空気を
胸いっぱい 吸い込みながら
近所の河原へ 自転車でゆく

朝のカメラは楽しいよ

ひとり気ままの写活は最高だよね

今日の午前は家事をかたして
午後はゆっくり
動画を見るか、本を

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くもり空のもとで菊池くんを見ていた

くもり空のもとで菊池くんを見ていた

緑ちゃんと一緒に校庭の隅っこの花壇の脇に腰を下ろして、部活をがんばる菊池くんをずっと見ていた。
 

あれは、遠い遠い昔の中学生の頃。

今にも雨が降りそうな曇天と、うれしかったことをわたしは覚えている。



緑ちゃんは、わたしの親友だった。

過去形なのは、高校生になってからは会わなくなってしまったから。

菊池くんは、緑ちゃんが好きだった同級生男子だ。

二人は同じクラスになったことも、面

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名前の不思議

名前の不思議

わたしと同じ本名の人に出会った。
氏でなく、下の名前。

仮に「このみ」としましょうか。
わたしもこのみ。ボランティアで知り合った彼女もこのみさん。
漢字は違えど、読み方は同じ。

自分の名前を子供の頃から好きではなかった。

あてられている漢字も、読んだ響きも、控え目に言って好きじゃない、不快に感じる。

それに、世の中にゼロではないけどあまり見かけぬ名前だから。
変に目立つのも微妙な気分。
(

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再び目の前に舞い降りた鳩

再び目の前に舞い降りた鳩

洗濯物を干していたら、突然鳩がやってきた。
わたしがいるのに、堂々とベランダの手すりにとまる。

この家にきて20年になるけど、ベランダのこんな至近距離に鳩がやってきたのは初めて。

あ、いや、鳩。
知ってる、君、

幸運を知らせるスピリチュアルな生き物だよね?
たしか。

前にも鳩が目の前に舞い降りた。
その時は、幸運のお知らせっていうより、わたしの拙い写活を助けてくれたのよね。

その時一応ネ

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