#好きな音楽
2023年ベストアルバム トップ20
今年はびしっと厳選して20枚で1年を総括。ライブカルチャーの復権と揺れる世界、喜びも悲しみも猛スピードで切り替わる時流の中で、この音楽を聴いてる間はきっと大丈夫だ、と思えたアルバムを選びました。
20位 ROTH BART BARON『8』
三船雅也がドイツに拠点を移してからの1作目。ここしばらく毎年凄まじいアルバムをリリースし続てけいるが、本作はまた違う場所へ飛ぼうとする萌芽を感じた。エレキ
2023年上半期ベストアルバム トップ10
例年よりは遅れてしまったけれども、今年も上半期ベストnoteを書き上げることができた。良い歌モノとの出会いのきっかけになればこれ幸い。どのアルバムも、すごく優しい、というのは共通点かもしれない。心に寄り添うという作品が年々好きになっている。下半期も、音楽に抱えられていきたい。
10位 クラムボン『添春編』
蛙化現象という言葉がZ世代の流行語であり、しかもそれがYouTuberの動画を基に流行し
変わらない自分と救われるpsykhē〜カネコアヤノ『タオルケットは穏やかな』
4枚目の境地1月25日にリリースされたカネコアヤノの新アルバム『タオルケットは穏やかな』はその題からイメージしていたぬくぬくとした空気感もあるが、全体を通してロックミュージックとしてのタフな強さが印象深い。そして演奏陣を固めてからの『祝祭』以降3作とはやや異なる雰囲気を纏う1作に思えた。
2018年からバンドでドラムを担当していたBob(HAPPY)がメンバーを離れ、本作では新たに2名のドラマー
2022年 ベストアルバム トップ50
2022年のよかったアルバムを50枚、ランキング化。5年間50枚を選び続けててこれいつまで続けられるのか、って感じなのだけども、いいアルバムが多いんだから仕方ない。とはいえ、トップ50っていうのは一区切りかもしれないなぁと。もうちょっと絞って愛聴する方向に自分を持っていくのもアリかな、と思ってます。現状はね!ひとまず、今年の分は全力で推しておきます!
50位 えんぷてい『QUIET FRIEND
2012 to 2022〜10年分の年間ベストアルバムトップ10を振り返る
「2012 to 2022」をやろうと思ったのは、自分が意識的に多くのカルチャーに触れようとし始めたのが2012年だったことに由来しているので、"年間ベストアルバム"というのも2012年から勝手に書き留めていました。今回の記事は2012年~2021年までの10年間の年間ベストアルバムトップ10を総まとめ。
2012年ベストアルバム
1位 クリープハイプ 『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』
2022年上半期ベストトラック 10
ベストアルバム10で選んだ作品の収録曲は選外としてセレクト。曲単位での好みは相変わらず。良いメロディに芯のある言葉が乗っていてグッとくる、というこの3点。口ずさんであぁいいなぁと思えるような曲がとても好き。
10位 My Hair is Bad「歓声をさがして」
何が好きなのか、それすらも誰かに決められそうな息苦しい時代に僕らが何を選んだっていい、何にドキドキしたっていいと歌ってくれる頼もしさ
2022年上半期ベストアルバム 10
毎年恒例の上半期ベスト。名古屋に住み始めて通勤が車になったのでわんさか新譜も聴けるようになった上半期。トップ10は迷うことなく決められた。例外もあるけど全体的に質量のずっしりした作品が揃った印象。でたらめに長けりゃあいいって話では決してないのだけど、たっぷり聴けてしっかり心に残るアルバムというのが今の気分には合っていたのかな、と思ってる。
10位 羊文学『our hope』
メジャー2ndアル
”分かり合えなさ“への抵抗〜ASIAN KUNG-FU GENERATION『プラネットフォークス』
心荒むことの多い時代だ。2020年の2月からより浮き彫りになっただけで、それよりもずっと前から価値観で傷つけ合い、思想で燃やし合うような日々は常に目の前に横たわっていた。そんな世界にあって、後戻りできない断絶とコミュニケーションの可能性を描いた濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が第94回米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したほか、世界中で評価されたことは1つの象徴的な出来事のように思う。言語
もっとみる「ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム」で18本レビューを書きました
毎年恒例、ブログ「音楽だいすきクラブ」主催の「ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム」企画で以下のレビューを18本書きました。
・クリープハイプ『夜にしがみついて、朝に溶かして』
・Base Ball Bear『DIARY KEY』
・カネコアヤノ『よすが』
・吉澤嘉代子『赤星青星』
・DIALOGUE+『DIALOGUE+1』
・MONO NO AWARE『行列のできる方舟』
・
2021年ベストアルバム トップ50
2021年のよかったアルバムを50枚、ランキング化。例年、コメントはちょっとずつ短くなってますが続けれる限りは!来年もまた素晴らしいアルバムに出会えることを祈って。
50位 My Lucky Day『All Shimmer In A Day』
熊本発のドリームポップ/シューゲイザーバンドによる初全国流通盤。夢心地なメロウネスと疾走感溢れるビートはこのジャンル特有の湿り気というよりも、爽快感すら
ポッドキャスト『ポップカルチャーは裏切らない』#49.Base Ball Bear「DIARY KEY」を紐解く
音声配信49回目。Base Ball Bearが10/27にリリースした9thアルバム『DIARY KEY』について喋り倒した。Music+Talkで録ったのでおしゃべりパートと曲の音量差に気をつけてください。
とにかく思うこととかグッとくるポイントが多すぎるので全部詰め込んだらこの尺になってしまった。noteでもこの内容を踏まえつつ1本書き上げたいなぁと。とんでもない長さになりそうだ。
#コ
2021年上半期ベストアルバム 10
毎年恒例の上半期ベスト。出勤時間が4月以降で変わったので取りこぼしてるアルバムもありそうなのだけども、ひとまずトップ10はこの10枚で間違いないだろうというものを選出。コロナ禍に作られた作品ばかりだし、その同時代性を少しは考慮しつつも、結局のところ”良いメロディ/良い歌”を少し変わったアレンジとか一貫した美学で聴かせる普遍的な作品たちを選びました。
10位 ヒトリエ『REAMP』
3ピースバン
吉澤嘉代子『赤星青星』と「3.24 赤青ツアー2021(配信)」
吉澤嘉代子、レーベル移籍を挟んで2年半ぶりの5thアルバム『赤星青星』が段違いの傑作だった。言ってしまえばウェルメイドなポップス集、その一言に尽きるのだが、多彩なメロディラインと独特の浮遊感を持つ神秘的なサウンドメイクは派手さはないものの確かな美学が貫かれた、"慎ましき傑作"と言い切れるだろう。世界に小さな宇宙を広げるような豊かな情感がある。
吉澤嘉代子の楽曲は一貫して物語であり、歌唱はその物語
「ネットの音楽オタクが選んだ2020年のベストアルバム」で14本レビューを書きました
毎年恒例、ブログ「音楽だいすきクラブ」主催の「ネットの音楽オタクが選んだ2020年のベストアルバム」企画でレビューを14本書きました。
UNISON SQUARE GARDEN『Patrick Vegee』、マカロニえんぴつ『hope』、赤い公園『THE PARK』、Base Ball Bear『C3』、宮本浩次『宮本、独歩』、パスピエ『synonym』、yonige『健全な社会』、田中ヤコブ『