Safeology研究所

「安心をデザインする」をキャッチフレーズに活動する団体です。 Webページは http…

Safeology研究所

「安心をデザインする」をキャッチフレーズに活動する団体です。 Webページは https://safeology.org/wp/ 連絡先は safeology.lab@gmail.com

記事一覧

その場限り、一回限り

こんにちは、Safeology研究所の冨永です。 前回の山川さんの記事に「即興」という言葉が出てきました。 僕がとても大切にしていることであり その感覚を掴みかけては逃げら…

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教育、即興、身体

Safeology研究所の山川です。先週に続いての投稿です。 私は大学時代に、当時、宮城教育大学の学長であった林竹二の著書を読み、小学校の先生になりたいと思ったことがあ…

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自分の弱みが、自分の強み

Safeology研究所の山川です。 私は大学と大学院で物理を学んでいました。そのころ、世界がどう成り立っているのかという描像と理屈、それに論理の世界に遊んでいました。…

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2週間前
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ゲームを通して自分ごと化する多様性と共感

Safeology研究所の田中です。 前回のnoteにて、谷内さんは「対話」の語呂合わせを紹介しました。福井県の大学が連携して行う地域協働学習プロジェクトの事前学習にて、私…

Safeology研究所
3週間前
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対話とことば

藤平さんの写真と対話の話題から、「対話」と「ことば」の関わりが気になり出しました。研究員の谷内です。 以前、近所の犬を大好きな子が我が家に遊びに来ていた時のこと…

Safeology研究所
1か月前
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コラムの写真

ここのところ、川にまつわるコラムが続いていますね。 私の初回コラムでも川の写真や川の流れを眺める話をしました。 これまでの皆さんのコラムを眺めると、草木や川、空や…

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1か月前
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ひとつの世界

こんにちは、冨永です。 田中さんの「河原に並んで座る二人」の描写を読んでいたら 京都市の真ん中を流れる鴨川の河川敷のことを思い出しました。 京都市は僕が学生時代を…

Safeology研究所
1か月前
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やさしさの絵と友禅流し

Safeology研究所の田中です。 2024年3月9日(土)〜10日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスで開催された「SEEラーニング 教育者向けワークショップ2024」に参加してきま…

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1か月前
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宇宙の中の地球と私

Safeology研究所の山川です。 前回の森田さんの投稿の中で、3月20日(春分の日)が宇宙の元旦という話がありました。私は牡羊座の生まれなので、宇宙の元旦に近い時に生を…

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1か月前
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自分を引いて見たり、寄って見たりする旅

研究員の森田です。 これを書いているのは、3/20、春分の日。 宇宙のリズムで言うと、この日が本当の「元旦」、1年のサイクルの始まりの日なのだそうです。 そんな日を迎…

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2か月前
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全体と部分とかかわり

藤平さんは「記事を読みながら、ピンとくる...降りてくる」と述べられています。同じく対話やコラムからいろいろな気づきと思いが掘り起こされている研究員の谷内です。 …

Safeology研究所
2か月前
7

降りてくる瞬間

前回の冨永さんの記事を読みながら、またもピンと来る内容が頭の中に「降りて」きます。研究員ミーティングや他の方の記事を見ていても「降りて」くることが多いと感じます…

Safeology研究所
2か月前
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フォーカス、あるいはボヤカス。

こんにちは、研究員の冨永です。 田中さんのHSP(繊細さん)の投稿を読んで 子供の頃の不思議な出来事を思い出しました。 当時、小学校で、合唱の練習がよくありました。 …

Safeology研究所
2か月前
11

クセからの音と繊細さ

Safeology研究所の田中です。 先週土曜の午後、「福井発!ビジネスプランコンテスト2023最終選考会」に参加しました。私の同僚が教えるブランディングの授業では、このコ…

Safeology研究所
3か月前
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体がゆるむと安心を感じる

お久しぶりの研究員 森田です。 昨年の10月〜今年の1月下旬まで、許容量を超える仕事とそれに伴うストレスにまみれておりました。クリスマスもお正月もあったはずなのに、…

Safeology研究所
3か月前
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身体とモヤモヤ

Safeology研究所の山川です。 前回、谷内さんのモヤモヤするという話がありました。モヤモヤするのは頭だけなく、身体も同じかもしれません。 以前、冨永さんが冷水シャ…

Safeology研究所
3か月前
2
その場限り、一回限り

その場限り、一回限り

こんにちは、Safeology研究所の冨永です。
前回の山川さんの記事に「即興」という言葉が出てきました。
僕がとても大切にしていることであり
その感覚を掴みかけては逃げられて
ということを繰り返していることでもあります。

即興で乗り切ろう!と覚悟を決めて
ファシリテーションの現場に臨むと
あっちにふらふらこっちにふらふら
焦点が定まらないファシリテーションになることもあれば
その場に集った人た

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教育、即興、身体

教育、即興、身体

Safeology研究所の山川です。先週に続いての投稿です。

私は大学時代に、当時、宮城教育大学の学長であった林竹二の著書を読み、小学校の先生になりたいと思ったことがありました。しかし、理学部所属だったので、中学校と高校の教員免許は所得できましたが、小学校の教員免許は取得できず、結局、研究の道に進みました。

当時読んで衝撃を受けたのは、『学ぶこと変わること 写真集・教育の再生をもとめて』という

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自分の弱みが、自分の強み

自分の弱みが、自分の強み

Safeology研究所の山川です。

私は大学と大学院で物理を学んでいました。そのころ、世界がどう成り立っているのかという描像と理屈、それに論理の世界に遊んでいました。そのころは自分の感情にあまり興味がなく、むしろ論理を進めるのにじゃまになると考えていたふしがあります。

前の投稿で田中さんが、自分や他者の感情を推測するゲームやワークを授業に取り入れていると書かれていましたが、私も現在担当してい

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ゲームを通して自分ごと化する多様性と共感

ゲームを通して自分ごと化する多様性と共感

Safeology研究所の田中です。

前回のnoteにて、谷内さんは「対話」の語呂合わせを紹介しました。福井県の大学が連携して行う地域協働学習プロジェクトの事前学習にて、私は谷内さんから発想法を学んだのですが、その一つが語呂合わせでした。

私は、勤務校の1回生前期にデザイン思考を学ぶ科目「情報デザイン論」を担当しており、この発想法を1回目に取り入れています。たとえば、「遠隔」から、円書く、○描

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対話とことば

対話とことば

藤平さんの写真と対話の話題から、「対話」と「ことば」の関わりが気になり出しました。研究員の谷内です。

以前、近所の犬を大好きな子が我が家に遊びに来ていた時のことです。彼女は確か幼稚園に入る前ぐらいの歳の子でした。リビングでパルという名のゴールデンリトリバーを枕に寝そべったり、馬乗りになったりして犬をおもちゃにしてました。犬のパルが動こうとすると首にしがみつくは、尻尾を引っ張るはで、犬の方は勘弁し

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コラムの写真

コラムの写真

ここのところ、川にまつわるコラムが続いていますね。
私の初回コラムでも川の写真や川の流れを眺める話をしました。
これまでの皆さんのコラムを眺めると、草木や川、空や水など、自然物の写真が多く並んでいます。
特に示し合わせているわけではないのですが、不思議ですね。

研究員のふじひらです。

先日、私の対話仲間が主催した対話イベントにファシリテータの一人として参加してきました。
50名前後の小学生から

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ひとつの世界

ひとつの世界

こんにちは、冨永です。
田中さんの「河原に並んで座る二人」の描写を読んでいたら
京都市の真ん中を流れる鴨川の河川敷のことを思い出しました。

京都市は僕が学生時代を過ごした街です。
その真ん中に鴨川が流れています。
河川敷では、さまざまな人が思い思いの過ごし方をしていました。
走る人、散歩する人、演奏する人、読書する人、恋を睦み合う人たち、などなど。

夕暮れの頃から次第に、河川敷にはカップルの比

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やさしさの絵と友禅流し

やさしさの絵と友禅流し

Safeology研究所の田中です。

2024年3月9日(土)〜10日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスで開催された「SEEラーニング 教育者向けワークショップ2024」に参加してきました。

アメリカのエモリー大学とダライ・ラマ法王との協働で開発されたSEEラーニングとは、Social, Emotional & Ethical Learningの略で、「社会的・情動的・倫理的 知性の学び」と

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宇宙の中の地球と私

宇宙の中の地球と私

Safeology研究所の山川です。

前回の森田さんの投稿の中で、3月20日(春分の日)が宇宙の元旦という話がありました。私は牡羊座の生まれなので、宇宙の元旦に近い時に生を受けたのかな、と考えていました。

以前、ホロスコープに興味を持ち、自分や身近な人のホロスコープを作成し、その意味を読んでいたことがあります。牡羊座は元旦だけあって「これから始まる」という感じが強いように思います。また、その本

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自分を引いて見たり、寄って見たりする旅

自分を引いて見たり、寄って見たりする旅

研究員の森田です。
これを書いているのは、3/20、春分の日。
宇宙のリズムで言うと、この日が本当の「元旦」、1年のサイクルの始まりの日なのだそうです。

そんな日を迎える前に私は、自分のルーツの一つである鎌倉に数日滞在していました。
30代から40代の初めにかけて約10年ほど暮らした鎌倉。
10年も住むと、数人の大事な友人や思い出の場所などもそれなりにでき、間違いなく私の土台の一部になっていると

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全体と部分とかかわり

全体と部分とかかわり

藤平さんは「記事を読みながら、ピンとくる...降りてくる」と述べられています。同じく対話やコラムからいろいろな気づきと思いが掘り起こされている研究員の谷内です。

音楽での体感を述べられている藤平さんの俯瞰と部分へのフォーカスは、俯瞰と仰望(仰視)の対義・反対では無いようです。全貌と詳細(ディテール)や鳥の目と虫の目といった、対応することだと思われます。そして、私たちは鳥瞰的と虫眼鏡的に感じる二つ

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降りてくる瞬間

降りてくる瞬間

前回の冨永さんの記事を読みながら、またもピンと来る内容が頭の中に「降りて」きます。研究員ミーティングや他の方の記事を見ていても「降りて」くることが多いと感じます。

何でなんだろう・・・?
何か理由があるんだろうか・・・?
不思議な感覚です。

あ、研究員のふじひらです。

冨永さんが合唱の話から「フォーカスとボヤカス」の話をされていました。以前も書きましたが、わたくし、音楽の仕事もしております。

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フォーカス、あるいはボヤカス。

フォーカス、あるいはボヤカス。

こんにちは、研究員の冨永です。
田中さんのHSP(繊細さん)の投稿を読んで
子供の頃の不思議な出来事を思い出しました。

当時、小学校で、合唱の練習がよくありました。
僕は自分が音痴なので、あまり好きな時間ではありませんでしたが
それは歌うのが苦痛なだけで、ボーッと聴いているのは好きでした。

そんなボーッとした時間に、気づいたんです。
みんなが歌っている光景の中の、誰か1人に狙いを定めて
その子

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クセからの音と繊細さ

クセからの音と繊細さ

Safeology研究所の田中です。

先週土曜の午後、「福井発!ビジネスプランコンテスト2023最終選考会」に参加しました。私の同僚が教えるブランディングの授業では、このコンテストへの応募を最終課題としています。

田中ゼミの一人が最終選考に選ばれたのですが、とても良い発表でした!
彼女は、図書館などで隣席の人が発する鉛筆のコツコツ音が気になることから越前和紙製の下敷きを企画しました。審査員にサ

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体がゆるむと安心を感じる

体がゆるむと安心を感じる

お久しぶりの研究員 森田です。
昨年の10月〜今年の1月下旬まで、許容量を超える仕事とそれに伴うストレスにまみれておりました。クリスマスもお正月もあったはずなのに、もはや思い出せないほど。「心を亡くす」=「忙しい」、「心が荒れる」=「慌ただしい」…できれば無縁でいたいそんな心の状態に、ここ数ヶ月すっかり巻き込まれていました。

そんな怒涛の流れが、1月のある出来事を境にピタリと止みました。
その出

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身体とモヤモヤ

身体とモヤモヤ

Safeology研究所の山川です。

前回、谷内さんのモヤモヤするという話がありました。モヤモヤするのは頭だけなく、身体も同じかもしれません。

以前、冨永さんが冷水シャワーを浴びているという話がありましたが、私もお風呂上りにはいつも浴びています。もう習慣になっているので、真冬のこの時期でも冷水シャワーを浴びないと、お風呂に入るのが終わったという感じになりません。

最近寒い日が続いていますが、

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