マガジンのカバー画像

高野洸さん

13
高野洸さんの音楽と見た風景の記錄
運営しているクリエイター

記事一覧

高野洸『チクタクタ』へのジレンマ

高野洸『チクタクタ』へのジレンマ

困った。

とっても大好きな曲なのに、共感しすぎて苦しくて聴けない……
そんな曲に久しぶりに出会っている。

わたしの贔屓にしているアーティスト・高野洸の『チクタクタ』という曲だ。

この『チクタクタ』は、2024年1月30日にリリースされた、高野洸8thシングル『ex-Doll』のカップリング曲のひとつである。

おいおい1月リリースてあーたもう3月だぞ……?とは思いつつ、いい曲って、初期衝動よ

もっとみる
高野洸 "Paradise" の風景

高野洸 "Paradise" の風景

「以前どこかでお会いしましたっけ?」

白々しいナンパみたいな文言だが、わたしが "Paradise" を聴いて最初に抱いた感想がこれだ。

高野洸 8th シングル "ex-Doll" リリースから約一ヶ月が経とうとしている(まだ一ヶ月……?)。

今回は、そのカップリング曲のひとつである "Paradise" についてつらつらと感想を書いていきたい。

高野洸 "Paradise" を聴く

もっとみる
高野洸を聴くプレイリスト

高野洸を聴くプレイリスト

あいも変わらず、俳優・アーティストの高野洸さん(以下敬称略)を贔屓にしている。

ここ数日は、その高野洸の楽曲たちをあからさまに軸にすえたプレイリストをつくって、一人でたのしんでいる。

この記事では、そのプレイリストをまとめておきたい。

プレイリスト作成の概要選曲にあたってのルール

プレイリストをつくるにあたっていくつかルールを設けたので記録しておく。

60分前後の尺とする

そのままの順

もっとみる
4つのプレイリスト(高野洸ラジオ感想)

4つのプレイリスト(高野洸ラジオ感想)

あたしゃ生粋のラジオの民でね。

特に好きなアーティストがパーソナリティーを担当するラジオ番組が大好きなのだ。

そんな折、ラジオにはゲスト出演がほとんどな高野洸さん(以下敬称略)が、4日間だけラジオパーソナリティーを担当されるとのことで、東北の奥地で毎晩ひそかに小おどりしていたのが今週のハイライトだ。

今回の記事は、そのラジオ番組の感想を書き記すことと、同番組内での4つキーワードに乗っかってわ

もっとみる
高野洸 "ex-Doll" の切なさ

高野洸 "ex-Doll" の切なさ

昨年から待ちに待った、高野洸の新曲。

世に出て一週間くらいだろうか。

じわじわと感覚に言葉が追いついてきたので、つらつらと書き記していきたい。

8th シングル "ex-Doll" 概要高野洸の8th シングル "ex-Doll" は、ソロデビュー5周年を迎える2024年1月30日にリリースされた。

【収録内容】
1. ex-Doll
2. Paradise
3. チクタクタ

▼ストリー

もっとみる
高野洸 "mile" 追加公演で見たもの

高野洸 "mile" 追加公演で見たもの

去る2024年1月8日、東京ドームシティホールにて「高野洸 5th Anniversary Live Tour "mile" 〜1st mile〜」追加公演を拝見してきた。

今回はその感想を記していきたい。

本公演ともちがう景色追加公演も、基本的には本公演と同じセットリストだった。

しかし、そこにわたしが見た景色は、先の仙台公演で見たものとはまた少しちがっていた。

仙台公演からの2ヶ月の間

もっとみる
音楽とふり返る2023年

音楽とふり返る2023年

やっと年末だ。

体感3年くらいあるってのにまだ2023年なのか〜なんて言っていた12月頭から、ついにここまで来た。

おつかれ、わたし。

激動の今年、音楽に救われた瞬間がいくつもあった。

ということで今回は、音楽を軸にわたしの2023年を振り返っていきたい。

時系列順に、マイブームだった音楽を紹介していこう。

恋が散りゆく春大比良瑞希 - TRUE ROMANCE

今年の頭ごろに聴いて

もっとみる
高野洸 "AT CITY" の夜

高野洸 "AT CITY" の夜

ついに高野洸 2nd Live Tour “AT CITY” のDVDを買った。

配信でわりと事足りてしまうこの時代にあって、DVDを買ったのは実に5年ぶりだ。

ぽか宅では2023年の12月、激動の年の暮れに
"AT CITY" DVD公演が開演することと相なった。

んま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その楽しいことといったら。

過去は過去、映像は映像、と斜にかまえていた自分が恥ずかしい。

今回は

もっとみる
高野洸 "Another Brain" とわたしの「推し活」

高野洸 "Another Brain" とわたしの「推し活」

最近マイブームなのが、
高野洸 "Another Brain" だ。

この楽曲の軽やかなトラックと伸びやかな歌声、そして軽快なダンスが、大好きだ。

だが最近いつにも増して、その歌詞になんだかグッと胸にくるものがある。

ということで、今回はこの曲と一緒にわたし自身の「推し活」を振り返ってみたい。

先に書いておくが、今回はあまり読み心地のよい記事にはならないかもしれない。

ものすごく個人的な

もっとみる
高野洸 "zOne" の色彩

高野洸 "zOne" の色彩

わたしは未だ、高野洸の新曲が世に出る瞬間を目撃できていない。

彼に出会った頃にはすでに "zOne" が世に出て数ヶ月経っていた。

そんな折、次なる新曲 "ex-Doll" の発売が近づいてきている。

そこで年が明ける前に、現時点の最新曲 "zOne" を改めて味わっておきたい。

安定の周回おくれ、拡大解釈はご愛嬌ということで。

読むにあたっての合言葉は「せやろか?」だ。

"zOne"

もっとみる
高野洸 "tiny lady" のくすぐったさ

高野洸 "tiny lady" のくすぐったさ

去る11月頭、高野洸のライブツアー "mile" で聴いた生音での "tiny lady" があまりによかった。

同ライブで聴いた楽曲の中で、個人的には一番、音の解像度があがるなどした。

(詳しくはこちら↓)

そんな折、たまたま横浜に行く機会があり、せっかくなので "tiny lady" のMV聖地巡りをした。

恥ずかしながら、同曲のMVをしっかり見たのはこの時が初めてだった。

するとど

もっとみる
高野洸『鶴』と見た空

高野洸『鶴』と見た空

雪が降ってしまう前に、書き残しておきたいことがある。

高野洸の楽曲『鶴』と見た、とある日の秋晴れの空の話だ。

この夏、わたしは6年の東京生活をすべて片付け、10年ぶりに山形の実家に戻った。

理由は2つ。

東京でヘトヘトになってしまっていたため、そして、祖母の介護をするためだ。

なぜ孫が介護を?という疑問については、めんどくせ〜〜〜家庭の事情が絡むので割愛させてほしい。

いざ戻ってみると

もっとみる
高野洸 "mile" 仙台ライブレポ

高野洸 "mile" 仙台ライブレポ

高野洸に出会ったのは今年の8月だ。

当時、東京生活での疲労と、急きょ始まった介護とで疲れ果てていたわたしにとって、たまたま知った高野洸は、真っ暗な暗闇の中に差した一筋の光のようだった。

そして去る2023年11月5日、仙台GIGSで行われた高野洸のライブにうかがった。

10月に介護が終わり、その後片付けも一段落したわたしにとって、願ってもないタイミングであった。

そのライブがあまりに素晴ら

もっとみる