- 運営しているクリエイター
2024年5月の記事一覧
ゆく川の流れは、動的平衡 (福岡 伸一)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
福岡伸一さんの著作は、代表作の「生物と無生物のあいだ」をはじめとして結構読んでいます。
本書も、いつもの図書館の新着本リストの中で見つけたので早速手に取ってみました。朝日新聞に連載されたエッセイの書籍化とのことです。
お馴染みのテイストの話の中から、私の関心を惹いたところを書き留めておきます。
まずは、「偏見の源、脳が作る物語」
人生が好転する100の言葉 : 頑張らずに楽しく生きる (ひろゆき(西村博之))
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。
著者のひろゆき(西村博之)さんは、今、信者もアンチも含めネットの世界でその発言が最も注目されている人の一人でしょう。
私自身は、あまり関心はなかったのですが、やはり一度はその本人の主張もしっかり理解してみようと思い手に取りました。
本書で開陳されているひろゆきさんの考え
徳川15代将軍 解体新書 (河合 敦)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも聞いているピーター・バラカンさんのpodcast番組に著者の河合敦さんがゲスト出演していて、その内容を紹介していました。
最近、以前教えられていた日本史の通説の見直しが話題になることが多く、そういった新たな史実を開陳している著作もよく見かけます。
本書はそこまでインパクトを追及したものではありませんが、対象を「歴代の徳川将軍」
生命知能と人工知能 AI時代の脳の使い方・育て方 (高橋 宏知)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
日本経済新聞の読書欄でサイエンスライターの竹内薫氏が紹介していたので手に取ってみました。
「生命知能」「人工知能」「意識システム」等の基礎知識を整理しつつ、意識を高め育てる高等教育のあり方等についても論じた本です。
私にはちょっと専門的過ぎて理解がついていかないところもかなりありましたが、興味深い指摘も数多くあったので、その中から
リスクを生きる (内田 樹・岩田 健太郎)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
内田樹さんの著作は今までも時折手にしていましたが、直近では「サル化する世界」以来になります。他方、岩田健太郎さんの著作はやはり新型コロナ関係になりますが「感染症は実在しない」を読んだぐらいです。
本書は、ちょっと気になるお二人の対談ということで手に取ってみたのですが、想像どおり興
紛争地のポートレート 「国境なき医師団」看護師が出会った人々 (白川 優子)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも聴いているピーター・バラカンさんのpodcast番組に著者の白川優子さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
白川さんは現在「国境なき医師団(MSF)」日本事務局に採用担当として勤めていますが、18回の派遣経験を持つ看護師です。
以前、白川さんが著した「紛争地の看護師」を読んだのですが、そこで紹介されている紛争地の
教養としての「数学I・A」: 論理的思考力を最短で手に入れる (永野 裕之)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で目につきました。完全にタイトルに惹かれて手に取った本です。
私は「文系」でしたが、高校時代は結構数学が好きで、当時「大学への数学」という月刊誌を読んでは、その着想の奇抜さや解法のスマートさに感動していたものでした。
本書でもそのころの感覚に近いものが味わえるのではとの期待をもって読んでみました。
失われたTOKIOを求めて (高橋 源一郎)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着本の棚で目についた本です。
高橋源一郎さんの思い出に紐付いた “東京のスポット” をテーマにしたエッセイ集。他の本を読む合間にパラパラとページをめくってみようと読み始めました。
今から15年以上前に読んだ中沢新一さんの「アースダイバー」での記述がところどころに引用されていましたが、確かに似たようなテイ
幻の女〔新訳版〕 (ウイリアム・アイリッシュ)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
以前の会社で同僚だった方がSNSで紹介されていたので手に取ってみました。
ミステリー小説なので、感想はネタバレにならない程度に留めておきますが、冤罪を晴らすというゴールが明確で、ストーリー展開に変な小細工はありません。確かに読み応えのある作品でした。
読み終わってWikipediaで調べてみると、日本でも1962年を皮切りに、この
もういちど読む 山川世界史 PLUS アジア編 (木村 靖二 他)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
私たちの年代の中には、「山川世界史」というと高校時代の教科書を思い出して、ピッとビットが立つ人が一定数いるだろうと思います。私もそのうちの一人です。
以前、似たようなコンセプトの本で「もういちど読む山川日本史」は読んだことがあります。
本書は「世界史」。まずは「アジア編」から早
御堂筋殺人事件 (内田 康夫)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
この前内田康夫さんの「札幌殺人事件」「小樽殺人事件」と続けて読んだのですが、その流れで手に取りました。
ここ数年、新型コロナ禍で激減しましたが、それでも平均すれば今でも2・3カ月に1度は大阪出張があります。そういう関係でちょっと“御堂筋(大阪)” には縁を感じて読んでみた次第です。
ネタバレになるとまずいので、内容には触れませんが