マガジンのカバー画像

わたしの宝箱

10
いいなあと思う服飾、インテリア、雑貨、本、まちなど紹介。
運営しているクリエイター

記事一覧

はれの日

はれの日

扉が開く瞬間、ふと静けさが訪れた。

ふたりの姿が見えると同時に、あたたかくて、凛とした空気に包まれる。わあっと歓声が上がった。お腹と胸が熱くなった。



初めて結婚式にお呼ばれした。大学で本当にお世話になった先輩の式。奥さまとの面識はなかったけれど、柔らかくしなやかな女性だということが写真からも伝わってくるような、素敵な方だった。

ふたりの門出をお祝いできることが心から楽しみだった。ただ、

もっとみる
半年遅れのSLAM DUNK

半年遅れのSLAM DUNK

2023年8月。漫画「SLAM DUNK」を読み返した。映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観た。特別本「THE FIRST SLUM DUNK re:SOURCE」を一気読みした。わかってはいたけれどすごい作品で。漫画も映画も特別本もそれぞれに面白くて。私にとってのSLAM DUNKを書きたくなった。

バスケと私中高6年間、部活でバスケをしていた。

進学した中学はミニバス(小学生

もっとみる
「まちづくり目線」でヨコハマ散策

「まちづくり目線」でヨコハマ散策

都市計画研究をしていてまちあるきが好きな友人と、横浜市神奈川区を散歩しました。暗渠や公園、高架の歩行者専用通路など「まちづくり的に」見どころ満載のルートを写真中心に紹介します。

散策したエリア

スタート地点はJR東神奈川駅。駅チカで昼食を済ませ、滝の川せせらぎ緑道を通って反町公園へ向かいます。横浜新道(国道1号線)沿いのカフェでひと休みし、東横線反町駅から横浜駅まで東横フラワー緑道へ。駅・そご

もっとみる
人生にがっぷり向き合う作者に拍手な本、三冊

人生にがっぷり向き合う作者に拍手な本、三冊

エッセイ本をよく読みます。書くのがしんどそうなエピソードを、ときに淡々と、ときにこころのままに記している三冊をピックアップしてみました。

稲垣えみ子「寂しい生活」(東洋経済新報社)

著者は元朝日新聞記者。「個人的脱原発=電気なしの暮らしへの挑戦」を軸に、その過程で生まれたモノと所有に対する疑念や「面倒なこと」に対する考察まで、リズムよく綴られます。

ミニマリストということばが話題になって久し

もっとみる
唐突にサイクリング

唐突にサイクリング

大型連休に浮かれて、ちょっと遠くに行きたくなった。歩いてもいいけれど、電車でもいいんだけれど、久しぶりに自転車で、どこかに行きたい。

渋谷・横浜をつなぐ東横線に乗っていると、大きな河を2回渡る。ひとつは言わずと知れた多摩川、もうひとつが綱島駅近くを流れる鶴見川だ。電車が河を渡るのはほんの数秒だけれど、なんとなくいいなと思っていた。鶴見川を目指してサイクリングすることに決めた。

スタート地点は白

もっとみる
靴探訪のきろく

靴探訪のきろく

靴を探してあっちへウロウロ、こっちへウロウロしています。

着回し命な私のファッション事情

モノは数をもたないようにしていて、靴も例外ではありません。分野に限らずモノ好きで、あれもこれも気になっちゃう性分。制限をもうけるくらいがバランスがいいように感じています。

革靴とスニーカーを合わせて5~6足+ブーツとサンダル1足ずつで履き回してきました。

服のテイストとしては雑誌で言えばLaLa Be

もっとみる
たびの本、集めました

たびの本、集めました

雑多に本を読んでいるつもりでも、いつの間にか惹き付けられている。「たび」をテーマにしたエッセイや小説、雑誌、イラスト集に。

知らない土地、知らない文化、うつりゆく景色、たびした人のこころのうつろい、どれも大好物。いろいろあるなかでいくつか紹介します。

たびといえば海外だった【国外編】たびという語感が、異国情緒や冒険を想起させる。えいやっと一歩踏み出す勇気が必要だった私へ。もっともっと世界を知り

もっとみる
ことしの手帳がなかなかいい

ことしの手帳がなかなかいい

今朝いつものように日記を書きながら「この手帳の使い方になって2カ月かあ」と嬉しくなりまして。毎年少しずつバージョンアップしている手帳の使い方2023ver. を紹介。

コレを使って手帳をつくる

使っているのはロルバーンのマンスリー手帳、無印良品のマンスリーカレンダー付箋、蛍光ペン、ボールペン。

主役はもちろん手帳。クリーム色の方眼ノートが定番のロルバーンからは、カレンダー付きの手帳が毎年出て

もっとみる
穴が空いたオニツカ

穴が空いたオニツカ

愛用していたオニツカタイガーのスニーカーに、穴が空いた。

履き始めたのは1年半ほど前。「スニーカー=楽で動きやすい靴」としか捉えてなかった私にとって、オニツカのスニーカーは感動ものだった。

アイボリー基調の、シンプルなボリュームスニーカー。ポイントにネイビーとシルバーが入っていることで、上から、前から、後ろから、横からと、見る角度によって違う印象を与えてくれる。

いつものコーデでも、足元が

もっとみる
奇跡の出会いを果たしてしまったお話。【なるくる日記~ファッション編~】

奇跡の出会いを果たしてしまったお話。【なるくる日記~ファッション編~】

皆さんこんにちは!ことば大好き「なるくる」です。
はじめましての方は、こちらに簡単な自己紹介をしているので、のぞいてみてください。

自由気ままに更新すると言った翌日。奇跡の出会いをしてしまいました。これを書かずにいられるか。ということで今日もいそいそとPCを立ち上げます。

秋冬服、どうしようかなあ・・・最近の私の悩み。それは秋冬服をどうするか問題でした。

私はファッションが大好きです。ファッ

もっとみる