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将来大人になる子たちへ

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こどもたちにも教えてあげたい話題を集めています
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#教育

『たのしい学びの種』マガジンの仕様書

『たのしい学びの種』マガジンの仕様書

こんにちは。中学1年生と小学2年生の母親のかすみと申します。
小・中学生の学習方法やおススメ参考書・学習マンガを共有したいという思いでこのマガジンを発足しました。

【マガジンの説明】

学習方法、勉強の工夫を調べたり、おもしろそうな参考書や問題集、学習マンガを探すのが趣味の母親二人(かすみ・みほさん)が楽しんで運営するマガジンです。
おススメの学習マンガや参考書、工夫している学習方法をご紹介する

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「子」との約束 ~『論語』~

「子」との約束 ~『論語』~

心にじわじわとくる言葉との出合いは、突然だ。

子曰はく「由よ、女に之を知ることを誨へんか。之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す、是れ知るなり」と。                     

あの有名な『論語』の一節だ。(縦書きしたかったけど、やり方がわからず、横書きに。訓読文のみ紹介。)

これに出合ったのは、先日。オンラインプライベートレッスンをしている中国人女子高生Yさんの、古

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日本語指導が必要な子どもたちに寄り添う上で、本当に不思議だと思ったこと

日本語指導が必要な子どもたちに寄り添う上で、本当に不思議だと思ったこと

最近、本当に不思議だと思う経験をした。

私は、今、「日本語指導員」に関心がある。これは簡単に言えば、日本語指導を必要とする外国ルーツのある児童生徒に、日本語を教える人のことだ。

ずっと日本語学校で留学生たちに日本語を教えてきた私は、少しでも、お役に立てるのではないかと思ったからだ。このような児童生徒たちは、基本的には普通のクラスに在籍。そして、必要に応じて別室での個別指導や、センターなど別の場

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【自分を知る】勉強は楽しくないから子どもはやりたくないはず・嫌いなはず…という前提

【自分を知る】勉強は楽しくないから子どもはやりたくないはず・嫌いなはず…という前提

(2022.7 加筆しました。)

【自分を知る】というテーマについて、これまでほとんど書いていなかった本業の英語講師という立場からの気づきを書いてみます。

私が見てきた範囲について言えば、勉強は面白くないから「子どもは勉強なんてしたくないはず」「勉強が嫌いなはず」、更には「勉強なんてしたくないのが健全な子どもだ」という思い込みを持っている大人さえそれなりの数います。

そのせいで、子どもの意志

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「子ども成功に導くメソッド: ~心の根っこが育つ褒め方・叱り方~」感想(noteリスペクト)

「子ども成功に導くメソッド: ~心の根っこが育つ褒め方・叱り方~」感想(noteリスペクト)

フォローさせて頂いているそい様がkindle出版をされました。「子ども成功に導くメソッド: ~心の根っこが育つ褒め方・叱り方~」です。

そい様のnoteはこちら

アマゾン販売サイトはこちら

そしてレビューも書かせて頂きました。

家庭教育におけるお子さんとのかかわり方、とくに褒め方、𠮟り方で
具体的な声かけや失敗例を例示し解説されています。
いつか自立してゆくお子さんを育てる時間はあっとい

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「運」は子どもたちに「継承」できません

「運」は子どもたちに「継承」できません

22歳を迎えて社会に出た大人でも、自分が「成功=シアワセ」になるために。一体どこに向かえば良いのか?自分のアイディアだけではなかなか定まりません。能力、スキル、キャリアアップを図れば良いのか?はたまた、ノウハウなどの設計図を手に入れれば良いのか?画一的な指針のようなものが存在するわけではなく。僕たちの人生は僕たち自身が決められる。誰がどんな方向に進んでも完全なる自由。そんな中、僕たちは都合よく、「

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まっさらな心で子どもを見る

まっさらな心で子どもを見る

数年前のこと。

区内の幼稚園から
仕事の依頼がきました。

年少クラスに
入園する子で
多動傾向の子が一人いるので
その子の支援についてほしい
とのことでした。

結婚前まで
幼稚園教諭として
働いていましたが
結婚と同時に退職し、
その後、
10年くらい
仕事から離れていました。

幼稚園への復帰は
考えていませんでしたが、
クラス担任ではなく支援員、
半年間という
期限付きだったこともあり、

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あなたの英語はネイティブ何歳レベル?vol.6<イギリス「世界本の日」>

あなたの英語はネイティブ何歳レベル?vol.6<イギリス「世界本の日」>

毎年3月の第1木曜日は、「ワールド・ブック・デー」という世界本の日で、今年は先週の3月4日でした。ユネスコで1995年に制定されて以来、読書に親しむことなどを目的にした行事で、イギリスに限らず世界中で実施されているようです。

かの有名な劇作家、シェイクスピアの国であるイギリスでは、公立私立校を問わず本を使った教育を重視しているので、1£分の図書券を配るなど世界本の日にも国総出で力を入れています。

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