#三浦春馬
ドラマ「14才の母」〜桐ちゃんと春馬くんの成長
現在、動画配信されている「14才の母」を観ている。
まだ中学生の未希(志田未来ちゃん)と桐ちゃん(春馬くん)。
子供ができるということも避妊についてもよく分かっていないような幼い二人が、好きという気持ちだけで結ばれ、やがて未希の妊娠が発覚する事から始まるストーリー。
オープニング映像では、出演者たちがそれぞれ、母親の体内で眠る胎児のように丸くなっている姿も印象的だ。
当時この作品はセンセーショナ
三浦春馬 映画「アイネクライネナハトムジーク」~小さな夜、ささやかな幸せ
『アイネクライネナハトムジーク』は、春馬くんが旅立ってから何度も観た。
ずっと感想を書こうとしていたけれど、もう春馬くんの新しい作品はないのだと思うと、残された一つ一つの作品を惜しみながら噛みしめるように、その感想を丁寧に書いてゆきたいという気持ちが強くなった。
◇ ◇ ◇
この作品の主役は春馬くんだけれど群像劇なので、一人だけ突出するでもなく、これまで春馬くんが演じた中でも一、二を争うくらい
三浦春馬 映画 「東京公園」 ~ファインダー越しに見つめる世界
秋も深まり、紅葉した木々の葉が散り始め、地面は黄色や赤の落ち葉の絨毯が敷き詰められたようで美しい。
この国はすでに晩秋で、もうすぐ長い長い冬がやって来る。
そんな季節が来る前の秋日和の休日に『東京公園』をまた観た。
春馬くん21歳(撮影時は20歳)の時の公開作品だ。20歳の頃というと、高校生を演じたかと思うと高校教師になったり大学生になったり、春馬くんは演じる年齢も変幻自在だ。
はじめに
この作
三浦春馬 ドラマ「ブラッディ・マンデイ」 ~ファルコンよ、永遠なれ
この作品は、まだ10代の美少年・春馬くんを主役(しかも連ドラ初主演作)に据えておきながら、恋愛ものではなく本格派アクションサスペンスというのが意外であり、先が読めないスピード感のあるストーリーも飽きさせない。
面白くてシーズン1、2と一気に2回も観てしまった。
キャスト陣は今見てもかなり豪華だ。
折早マヤ役の吉瀬美智子さんは妖艶でクールな工作員、J役の成宮寛貴さんは狂気を秘めたカリスマ的な役が似
三浦春馬 ドラマ「サムライ・ハイスクール」
サムライ小太郎、かっけえ!
とにかくサムライ小太郎様にまず魅了された。
ヘタレ小太郎との二役は、顔つき・声色・姿勢や歩き方まで変わって、まるで別人。なんなら眉毛や目や口などの造作まで違って見えるんですけど…。
二つの人格が入れ替わる時のスイッチの入り方と切れ方も凄まじく上手い。
勇ましく目力がありキリリと緊張感あふれるサムライ小太郎様の「おのれ、姦物どもが!」「笑止!」「口惜しゅうて仕方ないわ!
三浦春馬 映画「真夜中の五分前」~エトランゼ・異邦人
ずっと観たかった「真夜中の五分前」。やっと日本からDVDを送ってもらい観ることが出来た。本当は映画館で観たい作品だけれど、海外生活の身では難しいのでホームシアターで鑑賞。
上海〜静謐な映像美と音の世界ステンドグラスの窓から漏れる陽の光、壁に掛かる沢山の柱時計の影、間接照明だけの仄暗い室内、光と影の対比を捉えたような一つ一つの映像がとても美しい。
セピアがかったノスタルジックな色調のフィルムがヨー
三浦春馬 映画「君に届け」〜初恋の面影
風早くんを想うとき、心の隅っこが微かに疼く。
風早くんは、爽やかと笑顔と優しさから出来ている。
大切な宝物みたいにそっとずっと胸の奥に仕舞ってあるような、誰しもの心の中にいる初恋の人の面影を形にしたら、風早くんになるんじゃないかと思うほど、春馬くん演じる風早くんは、初恋の男の子を象徴するかのような存在だ。
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普段学園ラブストーリーなどは自分とあまりにも世代差があるため観ないし、この作品も春
ドラマ「にじいろカルテ」の涙と笑いの中に、またしても春馬くんを想う
いやぁ今週の「にじいろカルテ」第5話、凄まじかったですね。
先週第4話では、ある無差別爆破事件での、トリアージにおける自分の判断ミスで妻は亡くなり、そうとは知らずに必死で犯人を助けてしまった、朔先生(井浦新さん)の壮絶な過去が明らかになったが、第5話では、その過去を朔先生自ら真空(高畑充希ちゃん)と太陽(北村匠海くん)に打ち明け、可哀想な奥さんと医者である自分という勝手な物語を人に作られたくない
三浦春馬 tourist ツーリスト 人生の旅路
私は今、ドラマの舞台となっている東南アジアとは真逆の国に居て、光のない真冬はマイナス20度以下にもなる極寒の北の果てから、アジアの眩しい太陽の光と暑く湿った空気を夢見ている。
「tourist ツーリスト」は、国外へ出るのが難しい今だからこそ観たくなる、ロードムービーのような作品だ。
映像の中では、ひとっ飛びにどんな国へも行くことができる。
バンコク篇天久 真は、ふらりと目の前に現れ、また何処か
三浦春馬 ダイイング・アイ 妖しく危険な瞳
バーテンダー春太私がこのドラマを見てみようと思ったきっかけは、番宣として制作された 「バーテンダー春太」の動画を見たからだ。
"いらっしゃいませ" と言う低く落ち着いた声、白シャツに黒ベストという鉄板のバーテンダーの出で立ち、腕を上下させシェイカーを振る姿なんてもう、ぼーっとして見惚れる程いい男だ。
最後の一滴も垂らさないようにシェイカーをシュっと切るようにしてグラスに注ぎ終わり、綺麗な色のカクテ
ラスト♡シンデレラ 魅惑的な三浦春馬
三浦春馬を語る上で『ラスト♡シンデレラ』は、やはり外せない作品だと思う。
39歳アラフォー女性と24歳青年の15歳差の恋愛ストーリー。
冷静に考えると、なかなか現実的には成立し難いカップルなのだろうけど、このドラマを見ていると、こんな恋愛もありかも…と妙にリアリティがあるのは、広斗を演じる春馬くんの存在感によるところが大きい。
目の前にひざまずき”僕のシンデレラ♡”と囁いて、その美貌と若さを武
わたしを離さないで 三浦春馬ドラマレビュー
三浦春馬くんが旅立ってからのファンである私は、このドラマも見ていなかった。
春馬くんを知らなければ、一生見ることはなかったかもしれない。
原作との違いカズオ イシグロは好きな作家だ。
ドラマ化の話を当時ネットニュースで知った時は、正直、なぜ日本を舞台に?この小説の世界観を表現するのは無理があるのでは?と思った。
実際ドラマを見てみると、登場人物の設定やエピソードには、だいぶ原作にはないものが盛り
僕のいた時間 人はどう生きるのか
私が今暮らす国へ移住し、言葉もよくわからない中で息子が生まれ、毎日暮らすのが精一杯だった時期と、10代~20代の春馬くんがドラマや映画、舞台と活躍していた年月はぴったりと一致していて、その間に彼が出演していた作品は、私の中からスッポリと抜けている。
そんなわけで、訃報後に初めて見た春馬くんのドラマは「僕のいた時間」で、かなり重い内容の作品をいきなり最初に見てしまったのだけれど、話の中でどんどん痩