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ドラマ「にじいろカルテ」の涙と笑いの中に、またしても春馬くんを想う

いやぁ今週の「にじいろカルテ」第5話、凄まじかったですね。

先週第4話では、ある無差別爆破事件での、トリアージにおける自分の判断ミスで妻は亡くなり、そうとは知らずに必死で犯人を助けてしまった、朔先生(井浦新さん)の壮絶な過去が明らかになったが、第5話では、その過去を朔先生自ら真空(高畑充希ちゃん)と太陽(北村匠海くん)に打ち明け、可哀想な奥さんと医者である自分という勝手な物語を人に作られたくない、妻の30年間の人生はそれだけだったわけじゃない、直前までずっといつでも笑ってたし、人生のほとんどは幸せな人だったし、なのに最後の出来事だけで可哀想な人になっちゃう、俺は確かに悲しかったけど後悔はしてない。俺はラーメンだって大盛りでそりゃ食うわ、生きるために食ってんだよ…って言うくだりで涙腺崩壊。

また何でも春馬くんと結びつけて申し訳ないけど、心の同居人なのでそこは許してほしいんだけど、春馬くんも彼の人生すべてが辛く悲しかったわけじゃないし、時には無理してでも笑顔だったかもしれないけれど、本当に心の底から楽しかったことだっていっぱいあったはずだし、彼は可哀想な俳優ではない。という事を、このドラマを見ながらあらためて思った次第。

閑話休題。

朔先生の告白を聞き、太陽は頷きながらも、やっぱり葛藤してしまう。
自分だけいつも生真面目で間違わなくて何のドラマもなくて普通なのがコンプレックスだった太陽。ぐでんぐでんに酔っ払って村人に絡んでみたり。
そんな太陽の姿を見た村人から、村内放送の第一回目DJを頼まれるのだが、そこからの振り幅が凄過ぎる。
太陽のデスメタル絶叫の破壊力たるや半端なかった。
デスデスデスデス!俺以外!って…。
村人同様、驚愕からの〜爆笑。
アナタ全然クソつまんない人じゃありませんからっ!

すいません、私このドラマなめてました。
脚本は岡田惠和さんだし、ちょっとクセはあるけど温かい村人と主人公:真空との交流を描いた、涙と感動と笑いありの安定のハートウォーミングなドラマなのね〜と思ってたら、何ですかコレ。いい意味で裏切られました。

またまた春馬くんと太陽を重ねてしまって申し訳ないけど、春馬くんも周りからいつもすごく真面目でストイックと言われていてそれは本当なんだけど、それだけじゃなくて「せかほし」やその他バラエティでの言動を見ていると、実はちょっと変わっててかなり面白い人でもあったと思う。真面目な人程、自分の面白さに本人は気づいてないのかもしれない。
春馬くんも太陽みたいに、思ってること全部ぶちまけてシャウトして吐き出しちゃえばよかったのに…。でも周りの人を慮って、そんな事できないのが春馬くんでもあるんだけど。

涙と笑いに忙しい第5話だった。
エンディングに流れる、藤井風が歌う「旅路」も最高。

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