好きな映像02「パリ・テキサス」

【監督】
ヴィム・ヴェンダース

【感想】
セリフや言葉ではなく、映像の世界観だけでストーリーを伝える技術が素晴らしい。
音楽と映像で作られる映像的な違和感が絶妙。
会話シーンのモンタージュがすごく上手い。

ストーリーは、記憶喪失した男が、自分の家や家族、友人と再会し、自分の記憶を徐々に取り戻していく。そこには、男の希望や失意があり、最後に妻とも再会するが、、という物語。
#言葉では語らず 、映

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ありがとうございます!!
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ロードムービー。

今回のテーマはロードムービーです。
ロードムービーの良さは、出会いと別れ。また旅を通じて相手を理解し心境の変化。困難を乗り越え成長する姿に感動します。また個人的に移動中のシーンは人物像や考え方がダイレクトに伝わってくることもロードムービーの良さの一つだと思います。

あらすじ
チャーリーのもとに長年会っていなかった父の訃報が届く。遺産を手に入れようと帰郷したチャーリー。しかし遺産は一度も会ったこと

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記事に『スキ』頂きまして誠にありがとうございます。
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ブラジルと南港

昔、大阪のピンク街である女性と会った。

彼女は20歳だが、色々あってまだ高校に通っているらしい。

一応女子高生。

飲酒可能JK。

そのJK、仕事柄客さんに気に入られて色々プレゼントを頂くそう。

アロワナ好きのおっさんに気に入られた時は、当然の事ながらアロワナ5匹とクソデカ水槽を頂いた。

彼女は実家住みなので、深夜自宅に5アロワナと1水槽を搬入した訳だが、翌朝母親が発狂し、素手で1アロワ

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モノクロのイタリア~フェリーニ『道』(1954)

 コロナ禍の1年の終わりに、たまたま録画して見た名画『道』。この作品、私にとっては、やや重たい内容で、10年に1回程度しか鑑賞しない。

 傑作なのは間違いないし、役者も名人級。しかし、何か宗教的背景を感じ、放映されても、大体において敬遠気味なのだ。見終わると哀しい気持ちになるのが分かっていること、やや異様な絵作りに少し抵抗感があることも、消極的にさせる理由である気がする。

 このように、『道』

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ロード・ムービーの名作たち

映画には、ロード・ムービーと呼ばれるジャンルがある。

主人公が旅をして、いろんな人と出会う'珍道中'的なストーリーの作品だ。

 

北野武の『菊次郎の夏』(1999)は、久石譲の名曲「Summer」とともに印象深い。

菊次郎はゴロツキだが、味がある。

『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)は、おバカさと感動との両立が『ザ・シンプソンズ』に通ずる。

病院で「連れて行こう」と言うシーンが

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ロリスの今観返したい映画レビュー『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』編

「終活」という言葉が世間に浸透してから随分と経つように思える。
調べてみると2010年の新語・流行語大賞にノミネートされているとのことなので、私がこの言葉を知ったのも恐らくこの辺りだろう。
一般的には高齢者が急死を迎えた時に備えて残された家族への要求等をまとめておく、というイメージが強いものの……果たしてそうだろうか。
老いも若きも関係なく理想の生き方について夢想する方は少なくない。
その時にそれ

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ネットフリックス「思いやりのススメ」 ネトフリ的ロードムービーのネタバレ感想・分析

こんにちは。グルメピエロ@ホームです。
NY在住、映像の仕事をしています。おうち時間が増えたので、家で見た映画について感想を書く第2弾!!

 今回はネットフリックス映画の「思いやりのススメ 」、原題は「The Fundamentals of Caring」。
 「アメリカ映画と言えばどんな映画?」と聞けば僕は旅の映画=ロードムービーだと答える。圧倒的な国土の広さや開拓の歴史と合間って育まれたこの

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チャラ男が愛される理由 映画「素晴らしい一日」 #518

機嫌のいい人といると、気分がいい。おちゃらけていても、だらしなくても、「不機嫌」をぶつけてこられるよりは、よっぽどいい。

映画「素晴らしい一日」でハ・ジョンウが演じたビョンウンが、まさにそんな男でした。ハ・ジョンウは、自分がこれまで演じたキャラクターの中で、ビョンウンが一番自分に近いと語っています。また、映画監督のパク・チャヌクも、ハ・ジョンウの出演作の中でこの映画が一番好きなのだとか。お調子者

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Enjoy your day! (朝から小倉トースト)
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このキャッチーさはなんだろう - テルマ&ルイーズ

有名すぎて永らくパスしていた作品。昔から頻繁にきくタイトルだったけど、なるほどこりゃ名作だ。クソほど面白い。何が面白いってのかはちゃんと説明できないが。

ストーリーの骨子、展開、会話にもこれといって際立ったものは感じられない。登場人物の外見だってブラピ以外は断トツにイケてるわけでもない。しかし、どの場面にもフックがしっかり効いているのはわかる。

エルヴィスそっくりなマドセン。ハーヴェイ・カイテ

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『ボンジュール、アン』(2016)

ロードムービー しめは『ボンジュール・アン』
フランシス・フォード・コッポラ夫人であるエレノア・コッポラが80歳にして監督/脚本を手掛けた一本です。

ボンジュール・アン(2016)

【ストーリー】
有名な映画プロデュ―サーのマイケル・ロックウッド夫妻はカンヌ国際映画祭に出席。妻のアンはその後のバカンスを楽しみにしていたが、夫は急な仕事でブダペストへ飛ぶことに。耳の具合がよくないアンは飛行機を諦

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