おやすみなみ

かなしみをもって優しさをもって生きる

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ベストアルバム 2023

なとり『劇場』 羊文学『12 hugs (like butterflies)』 崎山蒼志『i 触れる SAD UFO』 Mitski『The Land Is Inhospitable and So Are We』 YUKI『パレードが続くなら』

    • マイフェイバリットHDD[ハードディスク]

      嬉しかったことば、笑った顔や おいしかったもの、きれいで見とれたもの。 全部、頭や心の中にあるけど 目にみえるものは、強いなと思った。 わたしの中のデータフォルダは、 悪いこともいいことも消えない。

      • 苦しくて泣いた日のことはずっと覚えていられる

        • そうだよ

          キラキラな世界ばかりじゃない。 それと同じ。 光の中には闇はないけど 光の横には必ず闇がいる。 静と動のわたしがいる。 たまにどうしようもなく、自分が止められない。 曲がりたくない所で曲がったり 無視しなければいけないものを無視できない。 叫びたくなって叫ぶ。 止まらなくなる。 肺が音を鳴らして、止めようとするけど どうしようもない。 とまらない。 感情が止まらない。 音楽を聴いてるからわたしは、何もきこえない。 声すらも届かなくなって、 降り

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        ベストアルバム 2023

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          シュガー&スパイス&スパイダー

          小説を読んでいると 分からない言葉が出てきたり、知らない表現が出てきたりする。 すぐにその意味を知りたいので、 本を閉じてネットの蜘蛛の巣へ飛び乗る。 自分の手のひらの言葉では、 とても拙くて言葉に出来なかった気持ち・状態が 「ああ、この言葉であらわせられるんだ。」って毎回すくわれる。 読めなかった漢字が読めるようになったり、 その言葉を見たら意味が分かるようになったり 心や脳みそが「おいしい。おいしい。」って肥えてく感覚がある。 見た目は変わっていないけど、内側から

          シュガー&スパイス&スパイダー

          遠回りした道路で待ってて      『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を観て

          ▼2013年の日記 パッケージを見て、正直 観ようとは思わなかった。 「切ない恋愛映画でしょうね、」と勘ぐってなかなか手を出せなかった作品。(相当ひねくれてるw) 観たあとは(あのときのわたし、なぜすぐ観なかった・・・!!?)と 自分を攻め立てたくなった。 とてもよかった!!!全体的に裏切られた。 あらすじも知らずに観たのがよかったのかもしれない。 思ったよりもロードームービー要素が強く恋愛だけでなく、 生きる上での「愛情」についていろんな模様が見える作品でした。

          遠回りした道路で待ってて      『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を観て

          飲んだミルクは、やがて血になって流れる『ぼくのエリ 200歳の少女』を観て

          ▼2013年の日記 昨日はずっと怖くて観れなかった だけど、観たかった映画を観た。 『ぼくのエリ~200歳の少女~』という映画。 バンパイアになるエピソードは悲しいものが多いし、 だいたいが救われない結末なので気分が落ち込んでしまう。 どうしても踏み出せなかった。 だけど、偶然また表紙を見て主演の少年(カーレ・ヘーデブラント)に 惹きよせられてとうとう観てしまった。 永遠の12歳のエリと、いじめられっこの少年オスカーが出会って始まる物語。 途中グロテスクなシーン

          飲んだミルクは、やがて血になって流れる『ぼくのエリ 200歳の少女』を観て

          僕のタンジェリン          『エターナル・サンシャイン』を観て            

          ▼2013年のレビューです 2013年になりました。 やっほー! 日記なんて、とっても久しぶりに 書く! どー書いていたか記憶皆無。 わたしは、なーんら変わりません。 すきも、にがても、 おいしい、まずいも、特に。 でも、毎日おんなじ日なんてないね。 毎日同じわたしもいないのです。 またちょっとずつ、爪とか伸びてるし 体は汗をかいて、知らぬ間に水分は飛んでいくの。 だから、冬でもポカリ、飲みましょうね! 爪も切ろうね! ポカリらぶ。 ずっとまえに

          僕のタンジェリン          『エターナル・サンシャイン』を観て            

          すこやかな熱

          最近友達と会ってないなぁと思って。 友達の話。 もうこの歳になると、だいたい会って結婚や仕事の話、健康の話をしたりするんだけど、つまんなくて。 一番好きなのは、映画や音楽の話。 どんな主人公になりたい?とか、どんなバンド組む?とか。考えてる時。 あとは、 シュークリームをどうやってスマートに食べられるかとか、絆創膏を指の周りに巻くときに隙間ができない方法とか。 そうゆうことを話したいの。 そうゆう話してると帰りたくない。 朝まで話してたい。 べつに話さない時間があ

          スピーカーの音に揺られて少しだけ近くに寄ってよ

          今日は金曜日。 日本人は金曜日が好き。 月曜日の曲に比べて、金曜日の曲は明るいのが多い。 面白いね。 ドリカムの「決戦は金曜日」 小さいころ大好きで 訳も分からず手をマイクにして歌ってたけど、 大人になって歌詞を読むとグッとくる。 子供や動物や民族を見ていると 純粋に反応するのは、まずリズムとメロディだなって。 「だんだん」「どんどん」とか繰り返す歌詞も「リズム」「音」として捉えてる。 歌詞の意味とか、コンセプトとか一生懸命考えても、笑ってしまうくらいに

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          数字に性別をつける人たちが好き

          筋肉ってすごくない? 人間には たくさん穴があいてるのにフタはないし、 ほぼ水を閉じ込めて何も漏れてこない。 筋肉すごいよねえ。 マッチョには何も魅力を感じないけど。 『きれてる!きれてる!キレッキレだよー!』が褒め言葉なんだよ。 ちょっと、友達になれそうにないね。 好きなバンドができると、 そのバンドのインタビューをネットで読み漁る癖がある。 その中で「耳が早い音楽ファンに注目されている」という表記があった。 「手が早い」と「足が早い」はよく見るけど、 耳…。

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          5色ボールペンのみどりの使い方

          走る。 イヤホンを忘れて電車に乗り遅れたなんて 通用しない社会で生きる。 私がいくら心から急いだって 電車はダイヤ通りに動いてるし エスカレーターは同じスピードで 上り下りしてるから 焦っても同じだって思ったら少し気持ち違う。 諦めることが好きとナオコーラさんも言っていた。 運命の人は、生まれた時から決まってるの? スナフキンは、「僕は人から聞いたことは信じないけれど、自分で見たものはどんなにおかしな事でも信じることにしてる」って言ってた。 私もそのようにして

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          愛し方 ‐plentyについて‐

          ▼2017.9.17 の日記 音楽は、魔法か?魔法じゃないか? みたいな論争があったけれど、中立の立場の人が『どうでもいい』って言ったり『人それぞれだよね』ってまとめちゃったりすることじゃないと思う。 みんながみんな、いろんな思いをもってそれを込めているものが音楽。 いま電車にいるんだけど、さっきから縦ノリしてる隣の男の人は イヤホンなど付けずとも彼の中で鳴ってる音楽によって揺れているんだろう。 きっと彼にとっての音楽は それ。 心を撫でるような音楽が、私にとって

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          「はずかしい」をぬいだ時

          「ものたりない」くらいがちょうど良い。 「飽和」状態は、苦痛だ。 箱に隙間なくぎゅぎゅうに詰まっているものよりも あそびがあったり余白がもたせたほうが、ずっと見ていられる。 そのすきまに、陶酔し、安心して、何かを期待する。 東京は、好き。 家賃は高いし、馬鹿みたいだけど好き。 人は冷たく、常にノイズがあって汚い。 なにもかも早送りで、競争している。 ちゃんと生活を成立させる為に負い目を感じ毎日必死になる。 常に闇に足首つかまれてる感じだ。 田舎は、違う。 圧倒的な

          「はずかしい」をぬいだ時

          ベストアルバム 2022

          すごく遅くなりました! 2022年が終わってしまいました!笑 日々が目まぐるしく 2022年1月頃〜3月頃までの記憶が薄くなってきてしまったけど・・・ 今年もよろしくおねがいします! 毎年言ってますが、私は音楽評論家でもないし音楽キュレーターでもないのでまったく音楽の歴史やアーティストの気持ちはわかりません! かなり私情を挟みに挟んだ、私情のサンドイッチ感想になるので 期待してコレを開いた人・・・参考にならないかも!笑 すいません! でも毎年楽しみにしてくれる人、今日

          ベストアルバム 2022

          年間ベストアルバム 2021

          遅くなってすみません・・・! 毎年恒例の備忘録の音楽まとめになります。 2021年は徐々にコロナがおとなしくなり、 制限されていたことが緩和されてイベントもできる状況になったので 何本か音楽のライブに向かうことができました。 まだまだマスクはしたままだし、騒いだりシンガロングできないけど、 生で音楽を浴びられるのがどんなに幸せなことだったんだと改めて気づくことができた1年でした。(毎回LIVEを開催してくれたことに感謝でいっぱいで泣いてた・・・) 当たり前だと思っていた

          年間ベストアルバム 2021