人間を括って、早く誰かに会いたいな
本当は自分が抱えている全部を捨てて誰かに会いたい。
けど、僕にはそんな人はいない、学校はもちろん。ネットにもいない。
欲しい、気軽に会える人が、
なりたい、気軽に会えるような人間に。
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明日から学校です。
天井に呟いてみるが当然のごとく一人芝居に終わり、己の滑稽さには胸が詰まる。
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誰かに会いたいな。
誰もいない部屋で呟くと余計に苦しくなり、隣に誰もいない事を深々と思い知らされる。
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死にたいな。
窓の隙間から電柱の影が密やかに伝って首に巻き付きそうな感じがした。
目の先の白には細い影とその横で太い影が形を変えながら楽しそうに踊っている。
僕もこんな感じに形を変えれたらいいな、なんて思いながら目を閉じた。
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多分目を開けると朝焼けが街を覆っている。
もしかしたら、まだ目の前であれが躍っているかも。
僕的には後者が良いな。
だって、そっちのほうが誰かに会えそうな気がするじゃん。
まぁおやすみなさい。
毎日マックポテト食べたいです