記事一覧
自分の周りにはお気に入りだけを置くと決めた話
ふと思い立ったように、本棚を買った。
「自分の周りにお気に入りだけを置く」これを実践したいと思ったからだ。乱雑に置かれた本や致し方なく置いている収納棚も急に心をざわつかせた。今だと思った。
この、「自分の周りにお気に入りだけを置く」ということは、いうほど簡単ではない。
仕事も人間関係も、好きなこと、好きなものだけというわけにはいかない。それは百も承知。
でもなるべく、自分の手の届く範囲内で
知識を持っていることが重要なのではない。見解を持つことが大事なんだ。
各論に対する見解を持つこと、戦略とは見解の集合体だ。私はまだまだ発展途上。
最初から賛同者や理解者が多いことは、それがもたらす価値も小さい。既に答えがあることはイノベーションではないからだ。
未知の価値は、最初は誰にも賛同されない。
Take2はないからこそ
年の瀬。
激動の12月を乗り切って、プツンと途切れたような時間を過ごしている。
今年の出来事を振り返ってしまうから、妙にしんみりするこの時期はそんなに得意ではない。
特に思い返すのは自分の言動。
どうして渦中にいるときは自分の立場からは「見えないものがある」と思えないんだろうか。どうして決めつけてしまうんだろうか。
それは自分が一番されたくないことなのに。
放った言葉はどうあがいても取り消
これまで沢山のデータを分析してきて、ほぼ確信していることがある。「広く好かれることと深く愛されることは両立できない」これは人でも物でも当てはまる。「広く」や「深く」のスケールはその対象物によるが。覚悟を決めて振り切るしかない。その覚悟のないものは結局誰にも相手にされない。