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Take2はないからこそ



年の瀬。

激動の12月を乗り切って、プツンと途切れたような時間を過ごしている。

今年の出来事を振り返ってしまうから、妙にしんみりするこの時期はそんなに得意ではない。

特に思い返すのは自分の言動。

どうして渦中にいるときは自分の立場からは「見えないものがある」と思えないんだろうか。どうして決めつけてしまうんだろうか。
それは自分が一番されたくないことなのに。
放った言葉はどうあがいても取り消せないのに。
Take2があるならきっともっとうまくやるのになぁ。
今なら限りなく正解に近い言葉を用意するのに。


人に親切にしてもらった時「そんなことまでしなくていいのに」って思う。
人に厳しいことを言われた時「そんなこと言わなくていいのに」って思う。

そう、しなくていいんだよ。
しなくていいのに、それでもしてくれたんだよ。


ありがとう以外にないはずなのに。


指摘された時に嫌な気分になるのは自分で自分を高く見積もっていたことが、ただただ恥ずかしいから。
それはこちら側の勝手な事情だ。


如何なる時も想像力を持って俯瞰する、これさえできれば大抵のことは上手くいくのにと思うことばかり。


1年の終わり、色んなことが思い出されるけれども、何はともあれ周りへの感謝の気持ちで締めくくりたい。


必要なタイミングで必要な人と出会える。これこそが私の最大の強みと言っても過言ではないから。

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