マリーヌ|中川雅里名

『あなたのおかげで僕があるーインドの元ストリートチルドレンの半生ー』翻訳者/エシカリー…

マリーヌ|中川雅里名

『あなたのおかげで僕があるーインドの元ストリートチルドレンの半生ー』翻訳者/エシカリージャパン代表/インスタ @ethically_japan 書籍の利益はムンバイの貧困層の若者支援活動に全額寄付しています☺︎ https://amzn.asia/d/4hsu6GR

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インドの元ストリートチルドレンの自伝【日本語版】ついに、完成しました。

こんにちは。マリーヌです。 昨年9月にインターネットで、とあるインド人男性の記事を発見しました。 ぜひ本人にお会いしたい!とすぐにSNSで連絡を取り、次の日には彼の…

1年3か月ぶりに戻ったインドが、やっぱり愛おしかった

お久しぶりです~! 先日、6歳の息子と年齢不詳の母を連れて、久々にインド・ムンバイに戻りました。 渡航の理由はいくつかあって、 ① 仕事 私が日本パートナーをして…

【April Dream / JR山手線で私たちの「夢」が掲出されました】

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【毎朝の読書ライブ with Marina】始めます!

アミンさんの人生を一人でも多くの方に知っていただきたく、 でもなかなか本を読む時間がない方もいらっしゃるだろうなと思い、 僭越ながらインスタライブで3分間だけ …

ココナッツレザーとの出会い in インド

こんにちは。 いよいよ今週末2024年1月13日(土)ココナッツレザーを使用したオリジナルのエシカルブランド < never leather > ネバーレザー が誕生します…! 今日は…

美容師さんが、じつは美容師さんではなかったという話

いま、夕食のカレーを作りながらnoteを書いています。 忘れたくない気持ちをパパっと記そうかと。文体荒くてごめんなさいね~ 今日、美容室に行ってきました。一人経営の…

インド本、上期の印税を全額寄付できました。ありがとうございました!

今年のはじめ、1冊の本を翻訳出版しました。人生で初めて、翻訳者(兼企画・編集・営業・広報・その他すべてw)として携わった大切な一冊です。 ムンバイの元ストリート…

「ココナッツレザーを知って欲しい!」初めてラジオに出演した感想。

こんにちは、マリーヌ改め、中川雅里名です。 「エシカリージャパン合同会社」として晴れて2023年4月12日に法人化しました。 なので、ここnoteでもペンネームでいること…

夏休み企画。日本の小学生とインドをオンラインで繋げます。貧困、環境問題に触れよう!

私は夏休みには少し特別なことをしたい!と昔から思ってきました。 小1の夏休みは、部屋をただよう埃に日光を当てて、何時間も眺めたり。中学の時は日焼け止めを使わない…

インド生活2年間を終えて、振り返ってみる。

日本に戻ってきて早1ヶ月が経とうとしています。 帰国直後から子どもの花粉症、水ぼうそうからの登園拒否と、ハードルがいくつもあり、日々勉強だなぁと痛感しています。 …

日本に帰って5日目の母親が「ドラえもん」の映画を見た結果、なんだか心が苦しい。

インドから日本に戻ってきました。てんやわんやの毎日ですが、おかげさまで元気です。 5歳の息子は、インドでは日本語のテレビを見られる環境におらず、ヒンディー語放送…

インドの元ストリートチルドレンの自伝、「本贈りプロジェクト」を始めました。

こんにちは、マリーヌです。 いきなり私事で恐縮ですが、2年間のインド生活を終えて、来週日本へ本帰国します。 しかし魅力あふれる大国インド。2年間じゃ足りません。…

バラナシに行ったら、やっぱり死生観が崩れそうになった

インドといえばガンジス川。ガンジス川といえばバラナシ。バラナシといったらインド。永遠リピートできるくらい、バラナシはインドの象徴の地です。 バラナシは常に私の心…

エコとアートが交差する南インドで、真っ裸になった話

南インドに位置する、ケーララ州に行きました。豊かな水郷とポルトガルの面影をゆったり味わえる、おすすめの場所です。 ■エコな街 コチ空港に到着して、まずびっくり。…

インド翻訳本の感想が徐々に聞こえてきて、また考えさせられています。

こんにちは、マリーヌです。 インドの元ストリートチルドレンの翻訳本「あなたのおかげで僕があるーインドの元ストリートチルドレンの半生ー」が、発売から1ヶ月経とうと…

16年ぶりに再会した子が、いま私の最強の助っ人になっている

学生時代に関わっていた思い出深い学生団体、ピースチャイルド東京。 ここで出会った友人とは、今でも深いつながりを感じています。私は当時副代表の一人として、海外の学…

インドの元ストリートチルドレンの自伝【日本語版】ついに、完成しました。

インドの元ストリートチルドレンの自伝【日本語版】ついに、完成しました。

こんにちは。マリーヌです。

昨年9月にインターネットで、とあるインド人男性の記事を発見しました。

ぜひ本人にお会いしたい!とすぐにSNSで連絡を取り、次の日には彼のブックカフェ「ボンベイ トゥ バルセロナ ライブラリーカフェ」に伺いました。

急に現れた日本人の私を、アミンさんは温かく迎え入れてくれました。それからというもの、アミンさんの自伝『Bombay Mumbai, Life is Li

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1年3か月ぶりに戻ったインドが、やっぱり愛おしかった

1年3か月ぶりに戻ったインドが、やっぱり愛おしかった

お久しぶりです~!

先日、6歳の息子と年齢不詳の母を連れて、久々にインド・ムンバイに戻りました。

渡航の理由はいくつかあって、
① 仕事
私が日本パートナーをしているインド発のサステナブルブランド「I was a Sari 」の買い付け、今後に向けた話し合い、撮影等々
② 親孝行
母がパスポートを数十年振りに取ってまでインド行きたいかも、と言ったのでこれは実現せねばと。
③ 友との再会
ウクラ

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【April Dream / JR山手線で私たちの「夢」が掲出されました】

【April Dream / JR山手線で私たちの「夢」が掲出されました】

4月1日は、エイプリルフール。

私が代表を務めるエシカリージャパンは、嘘ではなくて、実現したい夢や目標を宣言しようというPRTIMES社のプロジェクトに賛同し、下記のプレスリリースを発表しました。

■インドの伝統衣装「サリー」とは?

サリーとは世界最古の民族衣装のひとつで、南アジアを中心にいまも定番の女性の衣装です。その歴史は3000年とも5000年とも言われ、現在も多くの女性が身に纏ってい

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【毎朝の読書ライブ with Marina】始めます!

【毎朝の読書ライブ with Marina】始めます!

アミンさんの人生を一人でも多くの方に知っていただきたく、

でもなかなか本を読む時間がない方もいらっしゃるだろうなと思い、

僭越ながらインスタライブで3分間だけ

皆さんのお耳をお借りします👂

目標は低く、まずは3日坊主。

『あなたのおかげで僕がある
ーインドの元ストリートチルドレンの半生ー』
#iambecauseofyou #aminsheikh #mumbai #streetchi

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ココナッツレザーとの出会い in インド

ココナッツレザーとの出会い in インド

こんにちは。

いよいよ今週末2024年1月13日(土)ココナッツレザーを使用したオリジナルのエシカルブランド

< never leather > ネバーレザー

が誕生します…!

今日は、ココナッツレザーと私中川の出会いを記したいと思います。

never leather は、非常にエコな素材【ココナッツレザー】からできています。

実はココナッツレザーとは一般呼称であり、正式名称ではありま

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美容師さんが、じつは美容師さんではなかったという話

美容師さんが、じつは美容師さんではなかったという話

いま、夕食のカレーを作りながらnoteを書いています。
忘れたくない気持ちをパパっと記そうかと。文体荒くてごめんなさいね~

今日、美容室に行ってきました。一人経営のその美容師さんが、美容師さんではなかったことに気が付きました。

彼はまさしく「起業家」でした。私の感覚が刺激されまくり、まったくリラックスせずに、まるでインタビューをさせてもらっているかのような刺激的な時間を過ごせました。

落ち着

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インド本、上期の印税を全額寄付できました。ありがとうございました!

インド本、上期の印税を全額寄付できました。ありがとうございました!

今年のはじめ、1冊の本を翻訳出版しました。人生で初めて、翻訳者(兼企画・編集・営業・広報・その他すべてw)として携わった大切な一冊です。

ムンバイの元ストリートチルドレンで、現在は社会起業家。ブックカフェを経営し、ホームレスの若者を支援しているアミン・シェイク氏の自伝です。

私はこれまで途上国の貧困問題に多少携わってきましたが、アミンさんのような素晴らしいロールモデルの方に出会えて、今でも仲良

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「ココナッツレザーを知って欲しい!」初めてラジオに出演した感想。

「ココナッツレザーを知って欲しい!」初めてラジオに出演した感想。

こんにちは、マリーヌ改め、中川雅里名です。

「エシカリージャパン合同会社」として晴れて2023年4月12日に法人化しました。

なので、ここnoteでもペンネームでいることの意味が薄れてきましたが、マリーヌという名前は気に入っています。笑

ここまで応援いただいている心優しい皆さま、本当にありがとうございます。
でもまだミッション達成に向けて歩みはじめたばかりですので、これからもぜひ宜しくお願い

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夏休み企画。日本の小学生とインドをオンラインで繋げます。貧困、環境問題に触れよう!

夏休み企画。日本の小学生とインドをオンラインで繋げます。貧困、環境問題に触れよう!

私は夏休みには少し特別なことをしたい!と昔から思ってきました。

小1の夏休みは、部屋をただよう埃に日光を当てて、何時間も眺めたり。中学の時は日焼け止めを使わないチャレンジを自己に課し、テニスに打ち込んでみたり。高1の夏休みはアメリカにホームステイし、帰国後日本の小さな部屋で虚無感を味わったり。大学時代の夏休みは、なるべく遠い国に行きました。

夏休みは毎年、私にとって特別な期間でした。

大人に

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インド生活2年間を終えて、振り返ってみる。

インド生活2年間を終えて、振り返ってみる。

日本に戻ってきて早1ヶ月が経とうとしています。
帰国直後から子どもの花粉症、水ぼうそうからの登園拒否と、ハードルがいくつもあり、日々勉強だなぁと痛感しています。

おかげさまで今日は一息つくことができたので、2年間のインド生活を振り返ってみようと思います。

自分を褒めてあげたいこと、3つ。

(1)家族で難局を乗り切った

家族でインドに引っ越すだけでもまぁまぁハードな話ですが、私が行ったのはコ

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日本に帰って5日目の母親が「ドラえもん」の映画を見た結果、なんだか心が苦しい。

日本に帰って5日目の母親が「ドラえもん」の映画を見た結果、なんだか心が苦しい。

インドから日本に戻ってきました。てんやわんやの毎日ですが、おかげさまで元気です。

5歳の息子は、インドでは日本語のテレビを見られる環境におらず、ヒンディー語放送の「ドラえもん」をたまに見る程度でした。ヒンディー語なので細かい内容は理解できませんが、ドラえもんはドレモン、のび太はノビタア、ジャイアンはジアーンという発音で覚え、親しみを覚えていたようです。

念願の日本でのドラえもん。満を辞して映画

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インドの元ストリートチルドレンの自伝、「本贈りプロジェクト」を始めました。

インドの元ストリートチルドレンの自伝、「本贈りプロジェクト」を始めました。

こんにちは、マリーヌです。
いきなり私事で恐縮ですが、2年間のインド生活を終えて、来週日本へ本帰国します。

しかし魅力あふれる大国インド。2年間じゃ足りません。全然足りません。
まだやりたいことがたくさんあるので、今後もインドに関わらていただく予定です。

さて、本題です。先日出版した元ストリートチルドレンの半生を描いた自伝の日本語版ですが、おかげさまで多くの方に読んでいただいています。琴線に触

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バラナシに行ったら、やっぱり死生観が崩れそうになった

バラナシに行ったら、やっぱり死生観が崩れそうになった

インドといえばガンジス川。ガンジス川といえばバラナシ。バラナシといったらインド。永遠リピートできるくらい、バラナシはインドの象徴の地です。

バラナシは常に私の心のどこかにあって、憧れと恐怖が入り混じり、もう2年もインドにいるのになかなか足を踏み入れることができませんでした。

そもそも私が旅人としてのキャリアをスタートさせたきっかけは(←誇大表現)旅エッセイストのたかのてるこさん著書『ガンジス河

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エコとアートが交差する南インドで、真っ裸になった話

エコとアートが交差する南インドで、真っ裸になった話

南インドに位置する、ケーララ州に行きました。豊かな水郷とポルトガルの面影をゆったり味わえる、おすすめの場所です。

■エコな街

コチ空港に到着して、まずびっくり。こんな看板を見つけました。

そんなに小さくもない、地方の主要空港の規模なのに、完全に太陽光で電力を賄っているなんて、にわかには信じられません。

しかし、空港の周りにはソーラーパネルが整然と並び、私も強い日差しにさらされる中で、本当に

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インド翻訳本の感想が徐々に聞こえてきて、また考えさせられています。

インド翻訳本の感想が徐々に聞こえてきて、また考えさせられています。

こんにちは、マリーヌです。
インドの元ストリートチルドレンの翻訳本「あなたのおかげで僕があるーインドの元ストリートチルドレンの半生ー」が、発売から1ヶ月経とうとしています。

嬉しいのが、私が知らない方々にもこの本が届き始めているということ。アマゾンレビューに、私も考えさせられるような感想をお寄せいただきましたので、こちらでも紹介させてください。

こちらこそ、読んでいただき本当にありがとうござい

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16年ぶりに再会した子が、いま私の最強の助っ人になっている

16年ぶりに再会した子が、いま私の最強の助っ人になっている

学生時代に関わっていた思い出深い学生団体、ピースチャイルド東京。

ここで出会った友人とは、今でも深いつながりを感じています。私は当時副代表の一人として、海外の学生を日本へ受け入れていました。

タイ、スリランカ、ボスニア・ヘルツェゴビナ。彼らと接する中で、肌感覚で国際的な諸問題に目を向けたのはこの頃でした。

恐ろしいことに、あれから16年もの月日が経っていたとは…信じられません。

それから結

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