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淳と隆の週刊リテラシー 好きな番組 その5 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

〜時論公論が王道だとすると斜に構えるスタンスが好き


私の好きな番組は、TOKYO MXの

淳と隆の週刊リテラシー

です。生放送情報番組(ワイドショー)という定義。

 この番組は、斜に構えた切り口も鋭く、特に私とは全く異なる見方をする上杉隆さんの切り口が興味深かったのです。
 同氏の詳細は以下に譲りますが、私からは遥かに遠い経験と考え方をお持ちの方です。だからこそ面白い…

 生々しいかも知れませんが、是非シェイクスピアになった気持ちで(笑)是非
(余りこの強調表現は使わないのですが…。顛末からは判官贔屓(はんがんびいき)になっちゃうかも…)
ご覧になって頂きたく…
(これを楽しめる心の中を余裕も…、(しつこいって誰か言いました?)www)

ご覧頂くとお分かりの通り、エッジの立った生き方をされていますよねぇ。行動力も凄いものが有りますし、広範な分野にそれぞLiteracyがお有りかとお見受けします。

 その様な方ですのである意味で、私の固定化してしまった考え方を見直す為の、自分に対する恣意的な揺さぶりには、最適でした。

 そういう視点ではアルレッキーノ、タッチストーンそしてジョーカー的な機能かなぁ…

 其の辺の感覚はこちらをご覧になって頂くと伝わるとかと思います。連作の最終編ですので、連作一覧が経緯として前半に掲載してあります。そこを頼りに全体像をお楽しみ頂ければと…

 私にとってNHKさんの時論公論がテーゼだとすると…

淳と隆の週刊リテラシーはアンチテーゼなのかも知れませんね。それ位インパクトある番組でした。

 そしてゲストも中々秀逸な選択。ここはこの番組の面白さのもう一つの源泉なので上掲のWikipediaさんの一覧を引用しますね。

ゲスト
古賀茂明 - 2014年4月5日、5月24日、9月27日・2015年2月14日、4月25日、5月2日
田原総一朗 - 2014年4月12日、11月15日・2015年4月4日
長谷川幸洋 - 2014年4月19日、2014年9月27日
松野頼久 - 2014年4月26日
東国原英夫 - 2014年5月3日;2015年1月17日
萩生田光一 - 2014年5月10日;2015年5月9日
佐藤潤一(グリーンピースJAPAN)- 2014年5月17日
須田慎一郎 - 2014年5月24日、12月13日
山口一臣 - 2014年5月31日
田母神俊雄 - 2014年6月7日
森功 - 2014年6月14日
片山さつき - 2014年6月21日、11月1日
鳩山友紀夫(由紀夫:改名) - 2014年7月26日・2015年3月28日
小沢一郎 - 2014年8月23日
藤本順一 - 2014年8月30日
田中康夫 - 2014年9月6日、11月22日・2015年2月28日
玉木正之 - 2014年9月13日
木村三浩 - 2014年9月20日
江田憲司 - 2014年10月4日
海江田万里 - 2014年10月11日
高橋洋一 - 2014年10月18日・2015年4月18日
下村博文 - 2014年10月25日
長妻昭 - 2014年11月8日
猪瀬直樹 - 2014年12月6日
平将明 - 2015年1月10日
常岡浩介 - 2015年1月24日
山路徹 - 2015年1月31日
吹浦忠正 - 2015年2月7日
蟹瀬誠一 - 2015年2月21日
川内博史 - 2015年3月7日
鈴木博喜 - 2015年3月14日
竹中平蔵 - 2015年4月11日
森本敏 - 2015年4月11日
片山虎之助 - 2015年5月23日

 とまあこんな感じでした。そして上杉隆氏の東京都知事選挙立候補を理由にした降板で骨抜きとなり迷走しました。

ジャーナリスト・上杉隆氏降板への番組冒頭のコメント全文

「週刊リテラシー」の出演者でありました上杉隆氏の番組降板につきまして、視聴者の皆様へご報告させていただきます。上杉氏には、本番組のメインMCを約2年間勤めていただきましたが、先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は、本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました。法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメインMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです。上杉氏にもその旨をお伝えしており、降板についてご了承いただいております。本番組につきましては、今後も政治・経済・事件・芸能等の世の中の注目ニュースを様々なアングルから徹底解説をするという姿勢は変えずに、放送を継続してまいります。視聴者の皆様には、変わらずご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

との事でした。
私の半生はサラリーマンですので、この対応は腑に落ちます。スポンサーだったとしても李下に冠を正さずで同様の対応をお願いするかと思います。色々有ったとの報道も一部有るようですが。

残念ですが、結局放送は打ち切りとなりました。

残念。
(波田陽区さんの決め台詞でしたネ、もとい、ですね。)

蛇足
 その後継番組として
田村淳の訊きたい放題
という番組が放送されています。バラエティーという潔い定義の変更も面白いですね~
 流れで録画はしていますが、流石に私としては視聴に耐えない週も有って、上掲のその4の時論公論の件でも挙げた

ゴテゴテしていたり、ゴチャゴチャしていたり、ケバケバしかったり、(分かり易い俗な言葉遣いでの表現を羅列してみました(笑))画面の隅に執拗にテロップがこれでもかと入ったり(ここはコマーシャル中にチャネルを変えて貰いたくないという民放さんの宿命も有ってチト同情しますが…)と、少し残念な感じがすること

までは許容範囲なのですが、

素人のコメンテーターの薄っぺらいコメント、偏った専門家が持論を滔々(とうとう)と説明すること

には耐え難く、途中で消去してしまう時が間々有ります。(笑) バラエティーなのだから目的以外の利用なので私に非があります。
 その意味ではバラエティーの王道なのかも知れませんね。

 ですが、目的以外の利用として(笑)秀逸な時も有ります。至近ではこんな感じ。

秀逸な内容例
2023年10月9日
菅前首相に訊く!政治は国民の声にどうこたえる?

菅前首相についての系統的理解に大いに参考になりました。
実績とその実現の経緯、独断、タブーへの切込みなどは迫力満点。と言っても言葉を選びながらの慎重な姿勢は、責任ある方のお作法通り。官房長官をされたのも納得です。
 御本人からの直接の発言やその時の所作もテレ-ビジョンの面目躍如。遠く(テレ)に居ても映像(ビション)と音声で生の御本人そのものを拝見できたのは稀有な体験でした。







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