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新生活を楽しく 人生の経済的建付けの見直しの勧め 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 新生活、人生の節目だと思います。

 進学、就職、異動、転職、恋愛、結婚、出産、育児、教育と…

 特に結婚や出産などは私の場合極めて大きなインパクトが有りました。

まぁ、様々なレベルでの新生活が有ると思います。

 ここでは、そんな人生の節目で人生の経済的建付けを見直す事をお勧めする話です。

 先ずは、

健康で文化的な最低限度の生活

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003xfq-img/2r98520000003z9o.pdf

を意識しながら、究極のミニマムな生活をイメージします。私の場合、治験に協力しての偶然で1ヶ月間の人生初めての入院生活から

究極のミニマム生活

を見出しました。
 良い齢(50歳台半ば過ぎ)をして生まれて初めて意識しました。

 先ずはこれを物理屋っぽく原点としてみます。隠遁生活かなぁ…

閑話
 隠遁生活とは別ですが、事例としてこんな年金生活というのも有るということで…

閑話休題。

 購買欲というのは、それを満たすと相当な満足感を得られる上に、基本的にお金で済む話なのでどうにでもなる…
これが積分されるとモノだらけになってしまう…

 実際、殆どは転勤なのですが10回以上も転居するという人生だったので、家庭生活のその時々の要請に合わせて転居した家毎に家具等も揃える必要が有りました。勿論工夫はし尽くしましたが、家庭経営の質を優先しました。特に海外駐在は効いたかなあ。結果としてモノは矢張り多い。
 転居毎に廃棄した物も沢山有り、経済的なロスは、例えば1回50万円としても500万円を超える額でした。

 今思えば、もう少し抑制的な方法も有ったとも思えますが、その時々では知恵の及ぶ範囲で最善を尽したとは言い切れます。

 だからこそ、読者の方々に上述の知的ミニマムな生活を人生の早い段階で意識して頂く切っ掛けになれば…という思いなのです。

 その前提で人生の経済的建付けを考えます。

 法治国家の住人ですから、法の建付けを先ずは確認。具体的には、国民に自助努力で資産形成してもらうことになっています。年金、NISA、iDeCo、各種財形貯蓄などの考え方と構成を以て、それを国が支援するという形。そして年金はあくまでも補助的な制度で、基本働けるなら能力に応じて一生働くという前提も全然有り(今風の表現を使ってみました。とは言え実は教科書的には好ましく無い表現ですが、歴史を学ぶと寧ろ肯定的な表現がそもそもの用法との理解です。)当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、忘れてはいけないところです。

 その上で、

国としての国民の安定的な資産形成の支援

の全体像を掴みます。

以下は最新のサマリーです。

目次をご覧頂ければ、全体像がザックリ頭に入ります。

中々精読する機会が無いと思いますが、私としては極めて大切な情報ですので是非ご紹介したかったのです。

国民の安定的な資産形成の支援に関する施策の 総合的な推進に関する基本的な方針

令和6年3月15日閣議決定


目 次
Ⅰ 国民の安定的な資産形成の支援に関する基本的な方向

1 安定的な資産形成の実現の必要性
2 安定的な資産形成に関する現状と課題
3 基本的な方針の策定

Ⅱ 国民の安定的な資産形成の支援に関する施策

1 国民の安定的な資産形成に資する制度の整備
⑴ 総論
⑵ 新しいNISA
⑶ iDeCo
⑷ 顧客の立場に立ったアドバイザーの普及・促進

2 国民の安定的な資産形成に資する制度の利用の促進
⑴ 総論 
⑵ 顧客本位の業務運営の確保
⑶ 資産運用業の改革
⑷ アセットオーナーシップの改革

3 国民の安定的な資産形成に関する教育及び広報の推進
⑴ 総論
⑵ 資産形成の考え方
⑶ 長期・積立・分散投資の意義
⑷ 金融トラブルから身を守るための知識の習得
⑸ 金融リテラシーの向上における消費者教育との連携
⑹ 社会保障教育との連携
⑺ 私的年金等の普及促進
⑻ 学校・教員向け支援 ⑼ 金融経済教育推進機構における教育及び広報

4 国民の安定的な資産形成の支援のために必要な調査及び研究

Ⅲ 国民の安定的な資産形成の支援に関する施策を総合的に実施するために必要な国の関係行政機関、地方公共団体及び民間の団体の連携及び協力 

Ⅳ その他国民の安定的な資産形成の支援に関する施策に関する重要事項
1 施策の実施状況の評価
2 基本方針の見直し

出典
(こちらを是非1度ざっと読まれる事をお勧めします。)

https://www.fsa.go.jp/news/r5/sonota/letterbody.pdf

 個別には、例えば比較的新顔のNISA等も深堀りしてみるのも良いかと思います。

 ここまで来れば、これだけで

人生の経済的建付けの見直しに必要な基礎知識は充分

かと思います。

 後は新生活を楽しむ意味で、皆様の個別事情に合わせて再構築の検討をして頂ければ幸いです。

素敵な新生活を…

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