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#児童書
檸檬読書日記 ぼくの伯父さんと、月のボールで遊んで、カフカに挨拶を。 7月29日-8月4日
7月29日(月)
1日食べなかった反動が何故か今来ているようで凄くお腹が空く。
食べたのにお腹が空く。でもまた食べるのがめんどくさいから無視をきめこんでる。だからどんなに主張しても無駄でござる。ワッハッハー(誰?)
いやぁ、でも異様にお腹空くー。
7月30日(火)
おやつ。
黒烏龍ミルクティーに、紅茶ゼリーと白タピオカを入れてみた。うまっ。これは最高。
お供は「ノワ・ドゥ・ブール」のクッキ
檸檬読書日記 珈琲パフェは美味しく、ポーは息苦しく、ユトリロの壁は美しい。 7月8日-7月14日
7月8日(月)
なんだこの暑さは。溶かしにかかってきておるぞ。
とろとろと 熱の矢刺され とろとろと 固めるために アイスをおくれ
ジョン・クラッセン『ドクロ』を読む。絵本。
結構ダークな作品。
まあタイトル『ドクロ』の時点でなんだけれど、大人向きな絵本。
少女・オフィアは逃げていた。
辿り着いた先は大きな屋敷で、そこには人はなくドクロだけが暮らしていた。
ドクロは毎晩、顔のない骸骨に追
檸檬読書日記 海を眺める小説に、井上靖は愛を、寺山修司は青で沈めて。 6月24日-6月30日
6月24日(月)
もう夏だ。これは夏。絶対夏。いや夏だけど、真夏。
アンネ・フランク『アンネの日記』を読む。
国も年代も違うけれど、同じ日にアンネも同じように暑さを感じていた。
でも、状況はまるで違う。
アンネは、ユダヤ人だからと電車には乗せてもらえなかった。だから学校までの長い長い道のりを、暑い中歩いていかざる負えなかった。電車が使えたとて、この時代は当たり前のようにクーラーだって扇風機だ
檸檬読書日記 ゴーストドラムを、ボードレールの猫は本屋で、短編は詩。 6月3日-6月9日
6月3日(月)
腹が減り 何食べようと 考えど 頭に料理 回って終わり
何食べようかなあと、考えているだけでなんだか満足して、もう良いかなあとか思ってしまう、今日この頃。
極度の面倒くさがり。
スーザン・プライス『ゴーストドラム』を読み始める。児童書。
1年の半分が雪で覆われる北の国は、残酷な皇帝たちが支配していた。皇帝は恐れるあまり息子さえも塔の中に幽閉し、息子・サファは生まれてからずっ
檸檬読書日記 短歌のリズムで、読書を語り、石川啄木は借りすぎです。 5月27日-6月2日
5月27日(月)
採ったらっきょの処理をして、酢らっきょと塩らっきょを作る。
目が…目が痛い。処理で目がやられた。
まだ結構畑にあるんだよなあ、らっきょ。もういっそ全部種用にしようかな。(来年大変になるパターン)
岡本真帆『あかるい花束』を読む。短歌。
自分が特に気に入ってるのは
第1歌集『水上バス浅草行き』が良かったから読んでるみたけれど、今回も良かった。情景が思い浮かべやすくて、スっ
檸檬読書日記 キップをなくして、虎になって、井上ひさしは笑う。 5月6日-5月12日
5月6日(月)
もりもり。花も渋滞している。
集合体恐怖症はこういうのも駄目だったりするのだろうか。自分も若干あるのか、若干うってなってる。うっ。
自分で撮っておいてね。
綺麗が綺麗のままで終わらないこともあるんだなあ。しみじみ。
5月7日(火)
買った本。
ようやくカフカが買えた。
『十二支外伝』はBlueskyで教えてもらい気になって買った本。
12の動物のことが書かれている。これ、
檸檬読書日記 美女を読み、野獣を観て、川端康成はふらふら。 4月1日-4月7日
4月1日(月)
4月1日と言えば「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む苗字の人がいる。
そのことをCLAMP『xxxHOLiC』という漫画で知った時は驚いたし、何故「わたぬき」と読むのか、そもそもどうやったら「わたぬき」になるのだろうかと不思議だった。
そしたらどうやら、昔は4月1日になるとそれまで着ていた服から綿を抜いていたらしく、そのことから「四月一日」は「わたぬき」と読ませ、それがまた苗
檸檬読書日記 内田百閒に会い、川端康成と別れ、太宰治に惚れる。 3月18日-3月24日
3月18日(月)
内田百閒を見かけた。
内田百閒のような、おじいちゃんを。
グレーのスーツに山高帽、ステッキに眼鏡という出で立ち。そしてへの字口。まさに内田百閒で、2度見してしまった。かなり似ていた。
違うのは横幅ぐらいだろうか。少し細い。
何をしていたのだろう。ノラでも探していたのだろうか。
はたまたこれからお弟子さんとお出かけかな。その最中か。
斉藤倫『ポエトリー・ドッグ』を読む。
檸檬読書日記 6が始まり、初めは言葉から、終わりは幸田露伴で。 1月1日-1月7日
1月1日(月)
謹賀新年。
2024年が始まったー。今年も細々と頑張ります。
多和田葉子『言葉と歩く日記』を読み始める。
日本語とドイツ語を操る著者が、各地を旅しながら言葉と歩く日々を綴った日記。
1月1日から始まっていたから、折角だから日付に合わせて読んでいくことに。
へー。
来年、大晦日が近づいてきたら使ってみようかな。(とか言って、1ヶ月後にはもう忘れてそう)
なんだかこの本を読ん
檸檬読書日記 和歌に溺れ、ゆうれい犬と散歩して、5が終わる。 12月25日-12月31日
12月25日(月)
クリスマス!
きれー。真っ赤。クリスマスっぽい。
酒井順子『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』の文庫版が発売されているらしい。買わねば。
最近、毎日少しずつ読んでいる『ブレヒト全書簡』を読むのが楽しい。
1日3つ(3枚)までと決めているのだけれど、楽しくて先を読みたくて堪らない。でも我慢。まぁ、読めよ、という話なのだけれど、勿体なさもある。
ブレヒトの言葉のチョイス
檸檬読書日記 心情には短歌を、サンタには手紙を、クリスマスにはキャロルを。 12月18日-12月24日
12月18日(月)
布団から なかなか抜けぬ 洋服を なかなか脱げぬ 季節なりけり。
糸井重里『ふたつめのボールのようなことば。』を読み終わる。
『ボールのようなことば。』に引き続き、この「ふたつめ」も、とても良かった。
糸井重里さんの言葉は、苦味の中にも優しさがあって、苦味も結局は優しさという感じがする。
どの言葉も素敵で、深く、自分の中にある言葉に出来ないものが的確に文章となって表れてい
檸檬読書日記 芥川龍之介よ、さようなら。 11月13日-11月19日
11月13日(月)
酒井順子『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』
ずっと気になっていて欲しいなと思っていたら、12月に文庫が発売されると知って、飛び上がっている。やったー!
絶対買わねば。
(雑誌)『MONKEY』vol.6「音楽の聞こえる話」を読み始める。
小川洋子「少年少女」を読む。
まさかの小川洋子さんで、小川洋子さん好きの身としては嬉しい驚き。
内容は、少年少女友好クラブなるものが
檸檬読書日記 羅生門の下、藪の中の真相を探る。 10月30日-11月5日
10月30日(月)
今、何処も彼処も、柿がたわわに実っている。今年は豊作の年なのだろうか。
「かきだ」
自分が柿を見ながら、牡蠣の発音で言ったら
「柿ね」
すかさず訂正されてしまった。むむ。
どうしても牡蠣と言ってしまうんだよなあ。そして毎度訂正される。そろそろ覚えろよ、という話だけど、でも伝わればいいんじゃないかなとか思ってしまう。まあ、だから駄目なんだろうなあ。
柿、柿、柿、牡蠣、柿
檸檬読書日記 芥川龍之介は自身を批判し、内田百閒は褒められ、狼は過酷。 10月9日-10月15日
10月9日(月)
久しぶりな人からメールが来て、驚いた。
(名前は例え)
「柚さん、お久しぶりです」
名前が違った。まあ確かに、間違いやすい名前ではあるんだけれど。でも訂正するのも面倒くさくてそのままにしていたら、またメールが来た。
「間違えました!蜜柑さんでしたね」
いや、違いますけど。訂正した上で間違っているものだから、可笑しくってケラケラ笑ってしまった。流石に「いや、檸檬ですよ笑」