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これからのレッスン

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子供が感ずる世界

子供が感ずる世界

連休に入りました。

とは言うものの、
世の中は混沌としています。

そんな中、
私のレッスン室では
いつもと変わらず
生徒との音楽の時間が
繰り広げられています。



小学生低学年が
今年は何人か通ってくれています。

このみんなが
すごいのです。

みな、自分をしっかり持っています。

これが好きだ
これをしたい

これはいやだ

あれは楽しくない

など、、

それまでも、そんな光景はあ

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集中、とは

集中、とは

雨。
長き、梅雨の日々。

無気力な日々が、
身体を整えることにより
少しずつほどけはじめ、
ぼちぼちと、寝かせていたものに
取りかかり出している。

昔は

「さあああ!やるぞーー」

と取り掛かっていたものだ。
やる気があるもの、
好きなものならば尚のこと。

でも、歳を重ねるごとに、

ひとつひとつ、
ぼちぼちと、

そこに有り余る感情を乗せることもなく、
目の前のものを
あるがままに捉え、

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心が、さまよった時

発表会があと二ヶ月というところまで
迫ってきた。

最近わき出たはずのものが、
すでに、すぐそこの出口に向かってるという感じ。

トンネルはいったら
ゴール近すぎて、もう光がまぶしい、みたいな。
(それはトンネルというのか)

それぐらい、
休講明けから一気に物事が進んでいる。

でも発表会、

演奏するのは私でなく生徒なので、
ひたすら彼らに

「自分なりの計画をもって進めてね」

と言葉をかけ

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ただ、横にいる

ただ、横にいる

本日も雨。
しかもかなり降ってきた。
場所として、なかなか油断ならない地域らしいので、
とにかく何も起こりませんように、と祈る。

最近の私は、
この不安定な天候と、年齢的なものと、
とにかく不意に無気力になることがあって、

こんなにずっと
「疲れた疲れた」
と言っていると、
私自身怠けてる人みたい、、と
どこか心苦しく思うこともある。

けど、

こういう時は
思いっきり、

「こころも身体も

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できないなら、なんか他。なんだろう

できないなら、なんか他。なんだろう

昨日は長く関わる音楽イベントの本番で、しかしこの情勢ゆえにコンサート形式は不可。

よってオンライン、しかもライブ配信という高いハードル?にチャレンジしてみた。

何せ、スタッフ全員こういうこと初心者だったので、配信が終わった直後は「はーー」って大きな息がそれぞれから漏れて、そこまで呼吸停止していたのかと。緊張感ありました。

でも、なんでも。まずはやってみること。

行動はいろんな学びを運んでく

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やりたいことはそこには、ない

やりたいことはそこには、ない

読んだ本の感想を、、という言葉が今回はここに書かれてあった。

noteをやっていない人に説明すると、この記事ページには予めnote側でいつもここに一言書かれているんです、それです。

本は最近読んでいないので、昨日の出来事を。

昨日は久々の仕事再開。レッスンを行いました。まず思ったのは、子供たちはこの変化著しい社会に敏感になりながらも、意外と落ち着いて未来を見ているということ。

そして、大人

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ずっと同じ曲弾いてるけど、、さてあなたは?

ずっと同じ曲弾いてるけど、、さてあなたは?

こんばんは。kumi_kieです。

いよいよ今月末よりレッスンが再開です。2月末からずっとですから、かなり長い間生徒と会っていません。その間、生徒のリクエストによる演奏動画配信をしながら、コンタクトを取り合ってきましたが、生徒たちはどのような時間を過ごしていたのでしょう。

興味深い、といえば興味深い。

そうでないといえば、そうでない。。笑

本人たちの過ごし方ですから、本人がどう思うか、それ

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【これからのレッスン④】その人が必要とすることを見極める

【これからのレッスン④】その人が必要とすることを見極める

こんにちは。kumi_kieです。

連休中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は、2月末から休講続きなので、ひたすらおうち時間です。4月頭に一瞬、社会復帰しましたけど。一瞬ね。

前回の記事はこんな内容。

つまり、タイトルが全て語っていますが、自分で選ぶということは、自分を見つめることにつながる、ということです。

さらに突き詰めて「メンター」という言葉も出てきましたが、これは次回お話ししま

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【これからのレッスン③】自分で選ぶということは自分を見つめる

【これからのレッスン③】自分で選ぶということは自分を見つめる

こんにちは。kumi_kieです。前回の記事ではこんなことを述べてみました。

内容は、「レッスンの始まりで、まず「どんな音楽が好きなのか」具体的には「自分の弾いてみたい曲は何?」これらを生徒に問いかける。その選曲が、たとえその人のスキルに合ってなくとも、それをレッスン曲にする。」など。

それを導入するきっかけとなった出来事は、生徒のコンクール出場でしょう。

過去、多くの生徒にコンクール出場を

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【これからのレッスン②】選曲は生徒みずから

【これからのレッスン②】選曲は生徒みずから

こんにちは。kumi_kieです。

前回、この状況下で長く休講続く生徒達と、現在私はどんなやりとりをしているのかを記事にしました。

そこで「子供たちがこの状況でどんなことを考えているのか」「それはどんな意識からくるものなのか」などを。また、私の幼少時代を振り返り、幼児期から児童期に差し掛かるあたりから、物事の見え方、意識などが子供達の中で変化する時期では?とも書いてみました。

これらは、とて

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夢のなかで、見えたもの。たぶん、ずっと待ち望んでいたもの。
見えていた、
いや、私を柔らかく包んでくれたもの、だったか。

【これからのレッスン①】あなたはどんな子供でしたか?

【これからのレッスン①】あなたはどんな子供でしたか?

おはようございます。久々のnote。ここ数ヶ月、私のように塾関係の仕事に携わる方々は休講が相次ぎ、それに伴い収入も減少、大変な思いをしていらっしゃると思います。ただ、この状態だからこそ、これまでの自分を見直すいい機会でもあります。

オンラインレッスンの普及、そして「音きもち」そんなこんなで、あちこちオンラインレッスンという言葉が溢れ出しました。生徒さんは自宅にいてもレッスンが受講できる。ネット上

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これからのレッスン

これからのレッスン

はじめまして。kumi_kieです。

普段音楽レッスン(鍵盤楽器)をし、演奏活動をし、そして最近はTVCM、またはサウンドトラックなど音楽制作を手掛けています。

そんな多種多様な仕事を何十年もしつつ、ふと気づくと、レッスンを卒業していった生徒たちは、あらゆる場面で活躍する立派な大人となっていました。

その何十年もの間、

「人を教えるとは」

これが最も大切なテーマであり、最も答えの見えない

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