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全般性不安障害とうつ病のまとめ

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全般性不安障害とうつ病になった経緯や治療についてまとめています。
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#精神疾患

精神科訪問看護、最後の日。

精神科訪問看護、最後の日。

ぼくがうつ病と全般性不安障害になったのは、2019年10月のこと。
同じ主治医のもとで治療し続けているが、朝の抑うつ、希死念慮、病気不安、広場恐怖など、回復には程遠い毎日を送っている。

そんな中、昔から精神科訪問看護としてサポートしてくれていた会社を変えることにした。診療報酬の過剰請求が報道された会社だ。
ぼくを担当して下さった看護師さんたちは誠実に仕事をこなされていたと思う。ただ、報道内容と今

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Giftでもらった贈り物

Giftでもらった贈り物

癒されるアプリってないのかな。
いろいろ探し回った先で見つけたのが『Gift』でした。

某大手通話アプリ的な操作感で、心の専門家に電話・チャット・某知恵袋的な相談ができるアプリです。

ぼく自身は使ってまだ日が浅いので、第一印象的なものを書いておきます。

【メリット】

・システム周りがわかりやすいのでとっつきやすい。

・先生のプロフを見に行くと、先生の方から声をかけてくれたりする。

・通

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六日の菖蒲、十日の菊

六日の菖蒲、十日の菊

今日は丸一日フリー!訪看も事前にキャンセル!

いまお世話になっている訪看のステーションは規模としては最大手で、少し前から過剰請求や訪問ノルマなどが取りざたされているところです。

これは経営側の問題で末端の看護師さんたちは悪くはないとは思うんですが、患者のぼくの方がニュースの知識があったり、やっと出したプレスリリースもぼくから教えてもらうという状態に呆れてしまいました。

精神科訪問看護なのに、

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働いて三か月(不安障害の仕事挑戦日記)

働いて三か月(不安障害の仕事挑戦日記)

※最初の説明は仕事を始めた記事と同じなので、読んだ方は読み飛ばしてくださって大丈夫です。

ぼくは2019年10月から、うつ病と全般性不安障害になりました。
今ではうつ病の症状は落ち着いて、その代わりに不安障害との戦いが始まっています。全般性不安障害とはその名の通り、様々なことに不安を感じてしまう病気です。

病気不安。「このほくろはガンでは?!」
外出不安。「外出先で倒れたらどうしよう。すぐ帰れ

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一人暮らしトレーニング部屋

一人暮らしトレーニング部屋

実家から離れて一人暮らしをしてみたい!
でも、お金もないし、いきなり一人暮らしはハードルが高いなあ。

そんなぼくにうってつけの「一人暮らしトレーニング部屋」なるものがあると聞き、説明会へ行ってきました!

社会福祉法人が運営する施設の社員寮の一室をトレーニング部屋として提供しているとのこと!市からの補助金が出ている事業で、なんと家賃、光熱費などは無料!お金がかかるのは食費や、シャンプー・洗剤とか

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全般性不安障害(精神科通院メモ)

全般性不安障害(精神科通院メモ)

3月5日(火)は月に一度の精神科通院日だ(病気の説明は先月と同じなので、知ってる方は読み飛ばしてください)。

診断名は『全般性不安障害』。4年前(2019年10月)から続いている。
特定の事柄や状況に限定されない強い不安に悩まされる病気。
あらゆることに過度の不安や心配がつきまとい、それが慢性的に続く。
不安は様々な精神症状(落ち着かない、集中力の低下など)と、身体症状(疲労感、不眠など)をとも

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悪寒とうつ病再発の兆し

悪寒とうつ病再発の兆し

今朝、あまりにも寒くて目が覚めた。部屋には暖房もついているし、布団もしっかりかかっている。それでも、身体はガタガタと寒気に震えている。まるで高熱の兆候のようだが、熱も風邪症状も一切ない。謎である。

火曜日からそんな寒気の症状があり、職場にももしかしたら風邪かもとあらかじめ連絡していた。37.5℃以上の発熱と、喉の痛みがある場合はコロナの疑いもあるので、それを休む目安にしてくださいねとのこと。

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自分のために怒ること。

自分のために怒ること。

ぼくは人にやさしくありたいって思ってきた。その意志は変わらない。
でもね、ぼくのうつ病や不安障害のことを、自己責任ですよね?と間違った知識で否定してくる人は別。もちろん全部が自己責任じゃないとは言わない。自分の行動を変えようといま生きてるよ。

今日は訪看の時間までずっと横になって動けなかった。勝手に涙が流れてきて、延々と自問自答し続けてた。
訪看さんに「自己責任ではありませんよ」と言われ、

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はじめての給与明細(不安障害の仕事挑戦日記)

はじめての給与明細(不安障害の仕事挑戦日記)

※最初の説明は仕事を始めた記事と同じなので、読んだ方は読み飛ばしてくださって大丈夫です。

ぼくは2019年10月から、うつ病と全般性不安障害になりました。
今ではうつ病の症状は落ち着いて、その代わりに不安障害との戦いが始まっています。全般性不安障害とはその名の通り、様々なことに不安を感じてしまう病気です。

病気不安。「このほくろはガンでは?!」
外出不安。「外出先で倒れたらどうしよう。すぐ帰れ

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全般性不安障害(精神科通院メモ)

全般性不安障害(精神科通院メモ)

2月6日(火)は月に一度の精神科通院日だ(病気の説明は先月と同じなので、知ってる方は読み飛ばしてください)。
診断名は『全般性不安障害』。4年前(2019年10月)から続いている。
特定の事柄や状況に限定されない強い不安に悩まされる病気。
あらゆることに過度の不安や心配がつきまとい、それが慢性的に続く。
不安は様々な精神症状(落ち着かない、集中力の低下など)と、身体症状(疲労感、不眠など)をともな

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ありがとうと言える職場(不安障害の仕事挑戦日記)

ありがとうと言える職場(不安障害の仕事挑戦日記)

ぼくは2019年10月から、うつ病と全般性不安障害になりました。
今ではうつ病の症状は落ち着いて、その代わりに不安障害との戦いが始まっています。全般性不安障害とはその名の通り、様々なことに不安を感じてしまう病気です。

病気不安。「このほくろはガンでは?!」
外出不安。「外出先で倒れたらどうしよう。すぐ帰れないのは怖い」
広場恐怖。「急に出られない電車や映画館、動けない美容室が怖い」

これでも一

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面接を終えて(不安障害版)

面接を終えて(不安障害版)

12月15日は曇天だった。
早朝の霧雨は止み、重い雲だけが頭上にのしかかっている。
面接へ挑むぼくの心象風景そのものだった。

ぼくは2019年10月にうつ病と全般性不安障害になり、現在も療養中だ。うつ病から脱したものの、目覚めた感情は不安障害を呼び寄せた。外出不安、病気不安、広場恐怖など、寝ている時以外はだいたい不安が襲う病だ。普通の人が感じる暇がすべて不安に入れ替わったとイメージしてほしい。

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うつ病から不安障害へ~症状の変化~

うつ病から不安障害へ~症状の変化~

ぼくは2019年10月から、うつ病と全般性不安障害で精神科に通院しています。
治療を始めた頃は、うつ病特有の症状(気分の落ち込み、興味・喜びの喪失など)が強く、その中に不安障害が混じっている感じでした。今はうつ病の症状は波はあるものの楽になり、その代わりに不安障害が前に出てきました。
その症状の違いをまとめてみようと思います。

『うつ病で経験した症状』(精神面)

・気分の落ち込みが戻らない。無

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うつ病が酷かった時にしていたこと

うつ病が酷かった時にしていたこと

それは2019年10月前半のこと。
父が頸椎を痛めて両脚が不自由になった。
母は父を支えようとして転倒し、手首を粉砕骨折してしまった。

ぼくは両親の付き添いで大きな病院へ行きつつ、伯父の介護を続ける。そこに父のかかりつけの病院との連携、地域包括支援センターのスタッフさんとの介護の打ち合わせ、介護認定申請と面談、介護ベッドの搬入、母の手術と重なった。しかも、母の手術が夜中まで遅れてしまい、無事に終

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