見出し画像

六日の菖蒲、十日の菊

今日は丸一日フリー!訪看も事前にキャンセル!

いまお世話になっている訪看のステーションは規模としては最大手で、少し前から過剰請求や訪問ノルマなどが取りざたされているところです。

これは経営側の問題で末端の看護師さんたちは悪くはないとは思うんですが、患者のぼくの方がニュースの知識があったり、やっと出したプレスリリースもぼくから教えてもらうという状態に呆れてしまいました。

精神科訪問看護なのに、利用者が不安に思うだろうから早急に対応しようとか思わない会社なんだなと。プレスリリースもいくらでも言い逃れできる内容でしたし、具体的な報道内容の否定もなく、信用性に欠くものだと感じざるを得ません。

看護スタッフも年度末にかけて二度もほぼ総替えになりましたし、唯一の残留スタッフも今月中病欠。信頼できる人が誰もいない!慌ただしい新規ステーションの立ち上げ、スタッフの入れ替え、一番長い付き合いの管理者になった方へもかなり負担がかかったんだろうなと心配しています。

訪看に来てもらうことでもやもやしたり、他のステーションへ変わろうかなと悩み始めたり、本末転倒になっている状況がしんどいです。

とりあえず、現状で考えているのは、

①働いているデイサービスの訪看を利用

看護主任さんは伯父介護時代から知っている方。受け入れもOK。職場=訪看ステーションになるので、ぼくの体調をモニタリングしてもらえるのが何よりも利点。
精神科特化のステーションが市内にもあるから、一度話を聞いてみるといいよというアドバイスもいただきました。

②地元の精神科訪問看護を利用

伯父介護時代から馴染みのケアマネさんが、別件でお願いしたことがあるステーションを紹介してくださいました(看護主任さんもこちらの名前を出されていました)。
電話で事情をお話して、いったん面談をしてもらうことに。精神科特化ということで、何かしらメリットがあるならこちらにしようかなと。

ちなみに、今の訪看ステーションさんは、精神科から来た看護師さんもいれば、まったく違う専門科から来た方もいます。訪看の内容もどこが精神科特化なのか?と訊かれても、ぼくにはよくわかりませんでした。
むしろ、ぼくが読んだ精神科訪問看護の専門書を紹介して、参考にしてもらっていたという状態。それでも、最初のステーション時代はスタッフさんも多くて、こういう情報交換をしながら歩いていくことに張り合いがありました。ステーションの新規立ち上げから、いろんなものが崩れてしまったように思います。

民間で精神科訪問看護をする企業を経営する。奇麗ごとだけではできない仕事だと思います。利益を出さなければ、会社がなくなって困るのは利用者。けれども、利益を追求しすぎると、税金や保険料から賄われている報酬を過剰に請求したり、利用者の囲い込みをしたりすることになりかねません。

あくまで利用者が自立・自律して生活していけるようになるのがお互いのゴールのはずです。利益の追求と看護の目標が矛盾しているのが、問題をややこしくしている元凶なんだと感じます。

利用者としても受け身ではなく、いかに訪看という社会資源を利用して社会復帰するかを考えていかなければいけないです。そのためにも、自分が納得できるステーションを選ぶのが第一なのかなと。波乱続きではありますが、今年に入って仕事も始められましたし、どうにかこうにかやってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?