もちまろ。

気持ちを綴る場所が欲しくてはじめました。ときどき食べ物に関する短編小説書いたりしてます…

もちまろ。

気持ちを綴る場所が欲しくてはじめました。ときどき食べ物に関する短編小説書いたりしてます。一期一会を大切に…☺︎˚✧₊

記事一覧

自分の為に何かをしてくれる人の存在

昨日はひどく落ち込んでいた。 仕事でのミス 仕事での評価 そればかり気にして空回りして、結局環境のせいにした自分が嫌いになって、飛び込んだカラオケ屋で発散。 な…

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生まれた時から食に対してイージーモードだった私は、いつの日か白湯のようなコンソメスープの中にある旨味を見つけ出せる事がで…

いま私は、一冊の本を読み終えて溢れ出した様々な感情に心が振り回されている。 自分は食に対してイージーモードだった。それは悪い事ではないと思う。だって食べる事は自…

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【短編小説】星空に向かって乾杯をした僕の彼女は、さっき見たバンドのベースの男が世界一好きらしい。

待ち望んでいた時間は、待つ時間は長いのに始まれば一瞬で終わる。 真夏の熱気に身を包まれながらも、沈みかけていた太陽にどうだ?まだ暑いだろう?と高笑いされながらも…

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町のパン屋で心を休めるという事

朝起きる 身支度をする お弁当を用意する 朝ごはんを済ます 最寄駅まで歩く 電車に乗る 乗り換えをする 職場まで歩く 仕事をする 行きと同じように家に帰る 夕ご飯を作って…

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変わらないもの

地位や名誉も大事。 だけど、今を、楽しめているか? 昨今は世界情勢やらが騒がれている中で、実は「楽しむ」って難しい事なんだ。 そんな気持ちを忘れないよう、いつで…

そこにあるのはただの好き

さっき見終えた映画が、とても暑い日に飲んだ炭酸ジュースの一口目に似ていた。 口に入った瞬間ちょっと苦しい、でもその後は、気持ちいい。 「はあ」と息が漏れた後に、…

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スローライフ作品が心に沁み渡る人間は自分に余裕がある人なのか、そうではない人なのか

私は、スローライフ作品というものが大好きだ。慌ただしく過ぎていく日常の中で、大切にしなければいけない事はほんのすぐそこにあったんだ、と気付かされる。例えば… ・…

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推しのプライベートに遭遇してしまった。自分がいま目にしているのは地獄か、それとも…②

前回のお話の続きです。 ーーーーーーーーーーーーーーー いつの間にか、自分のなかで都合よく「理想の推し」を作り上げ、現実から逃げていた私を救ってくれたとでも言わ…

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推しのプライベートに遭遇してしまった。自分がいま目にしているのは地獄か、それとも…①

本当のようで嘘のお話。 嘘のようで本当のお話。 【※題名の通り、推しのプライベートに遭遇してしまったお話です。フィクションかノンフィクションかは伏せます。プライ…

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自由なまま綴る自己紹介③

この記事で完結の予定です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 「わたし、保育士になりたいです」 自分はもう、覚悟を決めていた。今後待ち受けるであろう仕事と勉強…

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自由なまま綴る自己紹介②

前回は、上京するまでの自己の歩みを記事にしたが、当時を思い出しながら綴っているうちにこれが過去の自分への拒否反応なのか思うほど気分が沈んだ。 でも、残しておきた…

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自由なまま綴る自己紹介①

自分は中身が空っぽな人間だったと気づいたのは、上京した20代前半の頃。一度は実家を出た方が良いと思って…とあの時言った台詞は、事実でもあり建前でもあり、実は何かか…

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自分の為に何かをしてくれる人の存在

自分の為に何かをしてくれる人の存在

昨日はひどく落ち込んでいた。

仕事でのミス
仕事での評価

そればかり気にして空回りして、結局環境のせいにした自分が嫌いになって、飛び込んだカラオケ屋で発散。

なにをしてるんだろうか。

次の日は休みだったので朝から気分転換に散歩に行った。

サンドイッチが食べたくなり、朝からやってるカフェのショーケースを覗いてみるがピンとこずカフェオレのみ注文。次に向かったサンドイッチ屋は休み。

すっかり

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生まれた時から食に対してイージーモードだった私は、いつの日か白湯のようなコンソメスープの中にある旨味を見つけ出せる事ができるのか

生まれた時から食に対してイージーモードだった私は、いつの日か白湯のようなコンソメスープの中にある旨味を見つけ出せる事ができるのか

いま私は、一冊の本を読み終えて溢れ出した様々な感情に心が振り回されている。

自分は食に対してイージーモードだった。それは悪い事ではないと思う。だって食べる事は自由だから。

気づいた時から

ファーストフード店のバンズが乾いたチーズバーガーが好きだった。ファミレスのニュルリと皮がずれて切りづらいチキンが好きだった。回転寿司の謎に白くにごったイカが好きだった。何のアルデンテさもない冷凍パスタが好き

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【短編小説】星空に向かって乾杯をした僕の彼女は、さっき見たバンドのベースの男が世界一好きらしい。

【短編小説】星空に向かって乾杯をした僕の彼女は、さっき見たバンドのベースの男が世界一好きらしい。

待ち望んでいた時間は、待つ時間は長いのに始まれば一瞬で終わる。

真夏の熱気に身を包まれながらも、沈みかけていた太陽にどうだ?まだ暑いだろう?と高笑いされながらも、次に出演するバンドの演奏が始まる時間を僕らは前方のステージを見つめながらただただ待っていた。

「次のバンドの演奏が終わった頃にはさ、もうこのまま死んでもいいやって思えるほど満たされた気持ちになっているんだろうね」

前方のステージを見

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町のパン屋で心を休めるという事

町のパン屋で心を休めるという事

朝起きる
身支度をする
お弁当を用意する
朝ごはんを済ます
最寄駅まで歩く
電車に乗る
乗り換えをする
職場まで歩く
仕事をする
行きと同じように家に帰る
夕ご飯を作って食べる
浴槽を洗ってお風呂に入る
スキンケアをする
髪の毛を乾かす
洗濯物を回して干す
寝る

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1日は24時間
睡眠時間を除いたら約16時間

その中で、上記に綴った毎日の必要なルーティンをこな

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変わらないもの

変わらないもの

地位や名誉も大事。

だけど、今を、楽しめているか?

昨今は世界情勢やらが騒がれている中で、実は「楽しむ」って難しい事なんだ。

そんな気持ちを忘れないよう、いつでも、ロックバンドのライブに遊びに来てください。

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あのボーカリストは、コロナ禍になる前からずっとライブをやる度に私達に伝え続けてくれていた。

「いつでも、ライブに遊びに来い」

と。

その意味の本質が、やっといま分か

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そこにあるのはただの好き

そこにあるのはただの好き

さっき見終えた映画が、とても暑い日に飲んだ炭酸ジュースの一口目に似ていた。

口に入った瞬間ちょっと苦しい、でもその後は、気持ちいい。

「はあ」と息が漏れた後に、襲われる爽快感。意図的ではないその行為の後は、空を見上げる。

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私はBL作品に抵抗がない人間ではあったが、作中で描かれるキャラクターの心理描写に気持ちを重ねる事もなければ、共感する事もほとんどない。でも、作品は好きだ

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スローライフ作品が心に沁み渡る人間は自分に余裕がある人なのか、そうではない人なのか

スローライフ作品が心に沁み渡る人間は自分に余裕がある人なのか、そうではない人なのか

私は、スローライフ作品というものが大好きだ。慌ただしく過ぎていく日常の中で、大切にしなければいけない事はほんのすぐそこにあったんだ、と気付かされる。例えば…

・朝起きて浴びる太陽の光

・テレビを見ずにただごはんを頬張る時間

・食べ物をより一層引き立たせる食器

・シンプルで見栄を感じさせない洋服

・花や植物を愛でる心

・綺麗な空気を吸って吐く行為

ふと、自分の今の生活と比較してみる。

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推しのプライベートに遭遇してしまった。自分がいま目にしているのは地獄か、それとも…②

前回のお話の続きです。

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いつの間にか、自分のなかで都合よく「理想の推し」を作り上げ、現実から逃げていた私を救ってくれたとでも言わんばかりに一方通行な扱いをした。推しが一人の人間であるという事も忘れ、言うならば推しのせいにして自分の人生から逃げていた。自分は最低なファンであったと、遭遇したあの日から感じるようになった。

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上記の文

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推しのプライベートに遭遇してしまった。自分がいま目にしているのは地獄か、それとも…①

推しのプライベートに遭遇してしまった。自分がいま目にしているのは地獄か、それとも…①

本当のようで嘘のお話。
嘘のようで本当のお話。

【※題名の通り、推しのプライベートに遭遇してしまったお話です。フィクションかノンフィクションかは伏せます。プライベートの内容に関しては、人によっては推しを推す中で目を背けていたい対象である人物も登場します。この時点で察しがついた方、どうか自己責任でお願い致します。ただし、この文の中にでてくる゛推し゛について、現在活動されている3次元の誰かを連想させ

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自由なまま綴る自己紹介③

自由なまま綴る自己紹介③

この記事で完結の予定です。

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「わたし、保育士になりたいです」

自分はもう、覚悟を決めていた。今後待ち受けるであろう仕事と勉強の両立の厳しさ、趣味への時間制限、独学しながらの先が見えない不安など、今まで自由に生きてきた自分からは考えにくい事が現実になろうとしているのだ。

少し言い方を変えたい。

保育士になりたいと言ったが、その仕事への憧れとは少し違う。個

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自由なまま綴る自己紹介②

前回は、上京するまでの自己の歩みを記事にしたが、当時を思い出しながら綴っているうちにこれが過去の自分への拒否反応なのか思うほど気分が沈んだ。

でも、残しておきたい。共感という言葉を使うのは恐れ多いが、読んだ人がほんのちょっとでも「ああ、分かる」「そんな時もあるよね」と思ってくれるような文を綴りたい。

下記から、上京してからの自己の歩みを紹介していこうと思う。

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自由なまま綴る自己紹介①

自由なまま綴る自己紹介①

自分は中身が空っぽな人間だったと気づいたのは、上京した20代前半の頃。一度は実家を出た方が良いと思って…とあの時言った台詞は、事実でもあり建前でもあり、実は何かから逃げたかっただけなのだろうと今では思う。

夢もなく希望もなく、ただ何かから逃げたかった。その何かが自分自身だったと気づく頃には、もう周りは次のステージへと歩き出していた。

▼ 昔の自分

中学時代は真面目な方だった。

自慢できる事

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