群ようこ

『でも女』

おはようございます。

相変わらず、『あなたみたいな明治の女』特集です。
今回はスピンオフ①-1、群ようこさん著書の
『でも女』(集英社文庫)

1994年の作品で、様々な年代の「女」たちが
登場する短篇小説集です。

群さん独特の観察視点、リアルな描写に吸い込まれるように
読み進めることができます。

もちろん、短篇なのでストーリーごとに短時間で
読み進めていくのも、おすすめです。

そして、ど

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また書きたくなります。ありがとうございます!
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2.18  tue

相変わらずCOVID-19も気掛かりに加えて、ついに花粉の季節が到来しました...。もともとハウスダストや猫アレルギー持ちではありますが、これらのアレルギー類はなぜか年々重くなっている模様。。

薬を飲むと睡魔にやられるので、できるだけ飲まず、マスクでしのいでおります😷 ともあれアレルギー物質はシャワーで洗い流してしまうのがいちばんかも。

...  このごろオーバーフロー気味だと思い、ほうじ茶

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ありがとうございます♡
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『あなたみたいな明治の女』スピンオフ①

先述した『あなたみたいな明治の女』を読んで、
まずは著者の、群ようこさんを知りたい、と
図書館にあった群さん作品を全て借りてみました。

今回ご紹介する本は、こちら。

『活!』
題名も潔いですね。

仲良しお二人(もうお一方は、もたいまさこさん)が
40代のころ『月刊カドカワ』での新連載にあわせて
様々な手習いごとにチャレンジしていく様を
まとめた本です。

とにかく、読むときは場所を選んでくだ

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嬉しいです。明日は何を読みましょうか?
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今日もお疲れさま(14-50)

土曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか?

休日の(お仕事の方ごめんなさい)読書は、特にお仕事をお持ちの方にとっても安らぐものを選ぶというのもいいものです。

今日紹介するのは、ほっこりする小説が多く、私たちシニアにとってもうらやましい作家のひとり群ようこ氏のシリーズ第5弾です。

ほっと、ひと息つきませんか?滋味深いスープと美味しいサンドイッチと優しいもてなしで。アキコとしまちゃんは、いろいろ

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わたしもスキです❤️あなたのnoteへもお邪魔します😁
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1日とて同じ日はない・・・

久しぶりに群ようこさんの『かもめ食堂』を読んでいる。

毎日、同じことを繰り返しているといつも同じでつまらないと思ってしまう。

でも、毎日同じ日なんてことはあるのだろうか?

私たちが同じ毎日と思っていても、日本には四季があるから、微妙に気温が違う。花が咲いたり、食べ物にも旬があって、意外と同じ毎日というのは少ない。

そう思うといつも同じような日も、違う日に感じるし、楽しくなる。

『かもめ食

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ありがとう!!!!!
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この先には、何がある? 5┃群ようこ

新人

この頃の取材は、スポーツ系と旅行が多かった。京都のお茶屋、プロレス、ゲイバー、そして海外と、あちらこちらに連れていってもらった。

京都のお茶屋では舞妓さんは他県から来ている人がほとんどと聞いて驚き、突然乱入してきたお茶屋の美人な娘さんが、人払いをしたあげく、「私は籠の鳥で将来をすべて決められ、こんな辛い人生はない」と嘆くのを、慰めつつ聞くはめになったり、ゲイバーでは新入りのゲイボーイが自

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【当たり】おめでとうございます!いいことありますように。
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この先には、何がある? 4┃群ようこ

私たち四人は徒歩で組事務所に行き、丁寧に招き入れられ室内を案内していただいた。どこもかしこも掃除が行き届いて磨きあげられ、ちりひとつなかった。和室に入った私が、

「ずいぶん照明が明るいんですねえ」

と天井を見ながらいったら、

「あはははは」

とみんなに笑われて、あれっと首を傾げたり、まるで高級料亭のように、美しく並べられているすき焼きの材料に目を奪われたり、私は、「はああ」「ほおお」と感心

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【当たり】おめでとうございます!いいことありますように。
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この先には、何がある? 3┃群ようこ

独立

思いがけず私は物書きになってしまった。

会社をやめる一年ほど前からは、昼間は会社、夜は原稿書き、取材がある仕事も受けていたので、土、日は取材と、休みはほとんどなく、睡眠時間は毎日三時間だった。

それから解放された私は、こんこんと寝続けた。思いっきり寝られるのって、何て素晴らしいのだろうと感激していた。

会社をやめて独立したとき、連載の仕事ばかりだったのはありがたかった。

まだ男女雇

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わーい!ありがとうございます!
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この先には、何がある? 2┃群ようこ

やめたとたんに体調は好転し、毎日、家でぶらぶらしてずーっと本を読んだり、レコードを聴いたりしていた。

だがそれを許さないのが働いている母と大学生の弟だった。再び「怠け者」と私を非難し、すぐに就職先を探せという。私は貯金を食いつぶしたら、探すつもりだったのに、早くしろと急かして、私の至福の時間を奪おうとする。

(金を貯めたら家を出てってやる)

と腹の中で毒づきながら、新聞の求人広告を眺めていた

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【当たり】おめでとうございます!いいことありますように。
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この先には、何がある? 1┃群ようこ

転職六回

毎日、原稿を書いていると、「何年、こんなことをやってきたんだろう」とふと思う。会社に勤めながら五年、独立して専業になってから三十二年、計三十七年間、書き続けてきた。あらためて考えると、生まれた子供が立派な大人になり、その子の子供ができてもおかしくないような年月である。

それまでずっと仕事があり続け、自発的に休んだ一年間は別にして、病気で休むこともなかったのは、ありがたかった。

しか

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【当たり】おめでとうございます!いいことありますように。
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