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捨てたい人捨てたくない人

こんばんは。今日も暑い1日でした。夫はこんな日にゴルフ。夜の飲み会は喉越し爽快でお酒が進むでしょう。

私は午前中持病の定期診察。これからの季節は、割と体調が良くなる季節なので、気温が下がった時の対処についておさらいして終わりました。その後実家の様子を見にいき、帰宅して、昼食。午後は洗濯物を片つけのんびりできています。

さて今日は読み終えた群ようこさんの「捨てたい人捨てたくない人」を紹介します。

本作は2024年3月6日に、幻冬舎から232ページの単行本として、発売されています。

身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説で、短編5作品のAmazon等で、紹介されているあらすじは、

捨てられない姉 捨てさせたい妹」
43歳・独身のトモコは引っ越しのため洋服を処分しようとするが、あれこれ思い出してなかなか進まない。14歳下の妹・マイ(元セレブ妻)は手伝わないくせに口は出し、どんどん捨てさせようとし、捨てる代わりに新しい洋服をプレゼントすると言う。
「息子の嫁の後始末」
息子の妻が突然、姿を消してしまった。彼女が残した荷物を整理するハメになったタダシは、ため息をつきながら、心でツッコミを入れながら、大小雑多な“ゴミ”と格闘するのであった。
「本好きとフィギュア好きの新居問題」
フィギュア好きの同僚・ヨシノリと結婚することになった、本好きのサエコ。2LDKの新居を決めたけれど、それぞれの本とフィギュアはある程度処分しないと、到底収まりそうにない。週末ごとに本を整理するサエコだったが、ヨシノリは作業している様子がまるでない。
「溜め込みすぎる母」
母に呼び出されて実家に帰ったトモミ。用件は大量に溜め込んだ食料品の整理だった。ミネラルウォーター、各種缶詰、レトルトカレー……極めつきは396個のカップ麺。トモミは母を説教したり機嫌を取ったりしながら、片っ端から片付ける。
「夫の部屋」
娘のナオミが中学受験の頃、アイコの夫の不倫疑惑が持ち上がった、それからもずっと疑惑が払拭されないまま60歳で退職した夫が検査入院することになった。ナオミはこの機会に父親の部屋に入って不倫の証拠を暴いてやろうと、アイコをけしかける。夫の部屋から出てきたのは……。

実母が介護施設に入居し、季節ごとに洋服を持って行くようになって、母が随分と必要のない服を溜め込んでいるのに気が付きました。それからは今後必要でないだろう、少し痛んだ衣類は処分し、その勢いで今回の衣替えの際には、私もくたびれた衣類を処分しました。

群ようこさんの作品は世代が近いこともあって、いつ読んでも、共感できるものが多いですが、今回も笑いながら、納得した作品です。

この作品を読んでいる途中も、私も思い立って最近体に合っていないな、と思われる衣類、ステンレス製品で、年数が経ち劣化してきたキッチン用品も処分しました。

自分のサイズに合った服は着ていて気持ちがいいですし、デザインも古びた感じがなく、キッチンも物が少なくなると片付けも楽です。

今後は少しづつものを増やさず、心地よく暮らせるようにしたいです。
そういう気持ちに自然とさせてくれる、実用本ではなく、小説というところが嬉しいです。

Amazonから拝借

今日もお疲れさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、明日お会いしましょう。

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