Andrea@ポジティブマインドクリエイター

世界は小さな幸せであふれていることを再確認するために、日々の喜びや驚きやいいと思ったこ…

Andrea@ポジティブマインドクリエイター

世界は小さな幸せであふれていることを再確認するために、日々の喜びや驚きやいいと思ったことを書いています。夫と一匹の猫と暮らすコーヒー好きの通訳者です。 こちらから私のSNS全てにアクセスできます。 https://lit.link/nozomiandrea

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ブログ連続投稿のコツ

気付けばブログをほぼ毎日書くようになってから、一年が経とうとしています。 ブログそのものを始めたのは、ずっと前、まだ父が存命だった頃です。亡くなった2012年より前、体が衰えてきて毎日の楽しみがないとぼやきはじめた父に、少しでも刺激をと思い、始めたのがこのブログでした。 その頃は、まだ飼い猫の小太郎もいなかったので、タイトルも今とは違っていて、日々思いついたことや、観た映画や読んだ本の感想、少しでも父が興味のありそうな話題を自分なりに探しては書いていました。 しかし、こ

    • 「おしまいのデート」

      友人に紹介されて読んだ本でした。 私が最近、ご近所さんと一緒に野良猫さんをお世話をする機会があり、その状況と少しかぶるお話が登場するからというのが、紹介してくれた理由でした。 「ドッグシェア」というお話がそうなのですが、なるほど、犬と猫の違いはあれど、状況設定が似ていました。 その話から読み始めて、一気に、五つの話を読み終えました。 読み終えてから、「おしまいのデート」というタイトルのつけ方の絶妙さにうなりました。 「デート」は、男女間に限られたものではなく、もっと広

      • 「ただいま神様当番」

        神様とは、ほかならぬ自分のこと。 のっけから、はぁ〜っ?となるような一行なのは重々承知の上です。 でも、まぁいいから、納得などできなくていいですから、とにかく、無理矢理、そう自分に言い聞かせてみて下さい。 言い聞かせて、やっぱり納得できなくて、で、また言い聞かせて、そうやって、今日一日を過ごしてみて下さい。 何かが変わるかも知れません。 この本は、そんなことを経験した五人の主人公達が登場する物語です。 年齢も職業も境遇も様々な人たちの中に、あなたにそっくりな人は、一人

        • 春到来の土曜日の朝に

          美術の授業なのか卒業制作の一環なのかわかりませんが、近所の小学校の柵に、板きれに描かれた絵と標語が多数掲げられています。 とても気持ちのいい朝だったので、いつもとは違う散歩コースに足を伸ばして、このたくさんの絵を観てきました。 こんなにじっくり観て歩いたのは初めてです。 いくつくらいの子どもが描いたのでしょうか。 小学校ですから、大きくて十二歳。そんな子どもが思いついたとは思えない、親の意向が反映されたのではないかと思わせる標語も中にはあります。 でも、絵だけはきっとこ

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        • #読書記録
          53本
        • 豪徳寺のたまちゃん
          4本
        • #ベランダコーヒー
          27本
        • #鑑賞記録
          24本
        • 今日のひとこと
          10本

        記事

          「わたしはかわいいマヌルネコ」

          そういうことかと、初っぱなからにこにこしながらページをめくりました。 そもそも、この絵本を読みたくなったのは、表紙の魅力的な絵がきっかけでした。 うんうん、知りたい、知りたいと思いながら読み始めました。 といきなりの告白。 と、そのじゅつをひとつずつ紹介してくれるのです。 そのじゅつというのが、 笑笑笑。 もうじゅつといえるのかどうか。 とても微笑ましくて。 そもそも、自分のことを、「わたしはかわいい」と紹介するあたりが、マヌルネコさんらしいのです。 どんなこ

          「わたしはかわいいマヌルネコ」

          割ってしまった形見

          2年近く前、「形見」というタイトルで、こんな文章を書きました。 そうなのです。 このクリーマーは、大好きだった伯母の形見だったのです。 それを、私のうっかりで割ってしまいました。。。。。 しばし落ち込みました。 その日一日を暗い気持ちで過ごさなくてはならなくなりそうでした。毎日の朝のコーヒータイムには欠かせない存在でしたから。 でも、そこを踏ん張ってネットで検索しまくりました。 ロイヤルコペンハーゲンのトランクェーバーシリーズのもので、もう中古品しかなく、みつけられた

          「猫を処方いたします。 2」

          今回も、猫を処方する「中京こころのびょういん」にまつわる不思議なお話です。 怪しすぎる設定ですが、その処方は相変わらず効きます。 前回も書いたように、猫は効くのです! 波乱の二〇二四年が明けてはや二ヶ月目に突入しています。 いろいろ計画を立て、抱負を抱いて歩み始めようとしているのに、なかなか思い通りにはいきません。 心が砕けそうな人。 海の底に沈んだような気持ちでいる人。 自分の立ち位置を見失いかけている人。 行き先を見失っている人。 自分の中のやる気が消えそうな人。

          「猫を処方いたします。 2」

          「九十歳のラブレター」

          なんと素敵なご夫婦でしょう。 とても濃厚なラブストーリを読んだというのが第一印象です。 妻に先立たれた男性の心情が率直に赤裸々に、そして繊細に 吐露されています。 ただ上質なラブストーリーを読んだというだけではなく、老いるということがどういうことなのかを、つぶさに見せつけられる経験でもありました。 既に他界した父のことを久しぶりにとても身近に感じられる時間でもありました。 そう遠くない将来の自分と夫との生活を想像させる内容でもありました。 お二人とも九十歳近くまで一緒

          豪徳寺の奇跡、再び!

          こんなことってあるのでしょうか。 いつものように、朝散歩で豪徳寺に立ち寄りました。 最近は、豪徳寺のマスコット野良猫「たま」に会えなくても、すっかり朝散歩が習慣づいてきました。 たまのおかげです。 いつものコースで本堂へのお参りをすませたときです。 少し急いでもいたので、そそくさと本堂をあとにしたのですが、ふと、本堂脇の少し奧に建つ石碑が気になりました。 なぜ気になったのか、自分でもよくわかりません。 そこまでもどる途中、梅が開花していることに気づきました。 私はすっか

          「文脈力こそが知性である」

          示唆に富む内容で、特に言葉を扱う仕事をしていく上で、大変勉強になる内容でした。 繰り返し、「知性」という言葉が登場します。 知性があるとはどういうことなのか。 どういう人が、知性がある人なのか。 その端的な説明を引用します。 どれもこれも、私には足りない要素ばかりですが、それを身につける具体的な方法も書かれています。 興味がある方は、是非、本書を手に取られることをお薦めします。

          豪徳寺での現実

          数日ぶりに会えました。 勝手に名付けていたハスキーボイスのハスキー。 本名は「たま」だということが判明しました。 豪徳寺に向かう途中、これまた数日ぶりに世田谷線の猫電車に遭遇しました。そのときふと、あっ、これはもしかして、ハスキーにも会えるかなとうっすら期待していたのです。 そうしたら、本当に会えました。 お気に入りのベンチに鎮座していました。 本堂へのお参りを済ませ、そのベンチにそっと腰掛けると、相変わらず、当然のように、膝に乗ってきてくれました。 すっかり懐いてくれ

          豪徳寺での奇跡は二度起こる

          豪徳寺さんの「生きている」招き猫さんに、またも大きな「福」を頂きました。 私が勝手に名付けたハスキーは、その朝は、水瓶から水を飲んでいました。 その姿を横目に、私は本堂にお参りにいきました。 ところが、手を合わせて心を静める間もなく、ハスキーはひときわ大きなかすれ声で鳴きながら、私に近づいてきたのです。 それだけでも驚きですが、それだけでは終わりませんでした。 慌てて本堂の前の階段を降りて一番下の段に座るやいなや、当然のようにスッと私の膝に登ってきて、慣れた様子で鎮座した

          豪徳寺での不思議な体験

          不思議な体験をしました。 毎朝の散歩に立ち寄らせてもらっている豪徳寺さん。 招き猫でも有名なお寺です。 山門をくぐって左手少し奧に進むと、招福殿があります。 招き猫さん達が大集合している光景が、とても愛らしいです。 この招福殿の入口に、招き猫さんの銅像が建っています。 毎朝、この猫さんにご挨拶をして、あまりに愛らしいので、顔をなでさせてもらっています。 いつものようにその儀礼を済ませ、鼻の頭をちょんと触って招福殿に入ろうとしたときのことでした。 鈴の音が聞こえたのです

          映画「Perfect Days」

          二時間十五分の間、静かに、役所広司さん演じる主人公と一緒に生活をした。 そんな映画でした。 中盤くらいまで、ほとんど役所さんの声を聴くことがないほど、会話の少ない映画です。 ほぼ何事も起こらない日々の暮らしが淡々と映し出され、過去に起こったであろうできごとについても、何も説明がなく、本の行間を読むように映像を観る行為でした。 映画を見終わったとき、自分にも周りにもやさしく、心が軽くなっている自分を発見できたのは、この一緒に生活した感覚のなせる技ではないかと思います。

          あ〜、自分が優秀になり過ぎちゃったんだな

          なんと心が軽くなる本なのでしょう! こんなことなら、早く年を取れば良かったと思うほど。 まあ、それは冗談にしても、人の脳は、それぞれの年代でちゃんと行く先を見すえて、その時々の年齢に合わせて働いてくれているようなのです。 ジタバタせずとも、脳という大船に乗って人生を謳歌すればいいのだということが腹落ちするから、心が軽くなるのだと思います。 その腹落ちをさせてくれた言葉はたくさんあります。 挙げていけばキリがないのですが、現実的に今の私に一番役に立つと感じたのは次のくだりで

          あ〜、自分が優秀になり過ぎちゃったんだな

          大切な存在

          大切な家族の一員は二足歩行とは限らない。