映画「すべてうまくいきますように」
これは、自分の父親の安楽死に直面した女性の実話にもとづいた映画です。
過去に観た「PLAN75」にも通じる内容なので、そのときに書いた感想文もこちらに貼っておきます。
「PLAN75」を観たときにも思ったのですが、鑑賞後は意外にさわやかな気分で映画館を後にしました。
安楽死というと、死ということが必要以上に強調されがちで、そのために暗いイメージを持ちがちです。
でも、根底にある主題は、いかに生きるかということなのです。
いやだ。
怖い。
大変だ。
無理だ。
そう思っていることほど、逃げずに正面から見てみると、案外、たいしたことがなかったりするものです。
どうしても、正面から見ることが難しければ、初めは、横目でちらっと見てみることから初めてもいいと思います。
そのうち、見慣れてきて、だんだん細部まで見えるようになってきます。そうすれば、対処方もみつかるというものです。
映画のタイトルのように、「すべてうまくいきますように」と心の中で唱えていれば、きっと、すべてうまくいきます。
もとより、人生はなるようになるのですから。
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