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お盆休みに「捨てスイッチ」を入れる!――『わたしのウチには、なんにもない。』
今、猛烈に忙しい。目の前にはやらないきゃいけない仕事が山積みである。が、そんなときに限って、部屋やデスクまわりのゴチャゴチャ感が、妙に気になって仕方ない。
「きっと、これを片づければ仕事がはかどるはずだ!」と、普段はやらないのに、俄然「片づけ欲」がわいてくる。
しかし、やりはじめたものの、案外ものを捨てられなくて、思ったよりスッキリしなかった――こんな経験はありませんか? 私はあります。
子どもの目線で描かれる「真実」――『アミ 小さな宇宙人』
さくらももこさんが表紙と本文のイラストを描かれている文庫本。
「引き寄せの法則」関連の本を書かれている奥平亜美衣さんがすすめているので、かつて手に取ったのだが、最近では元「ブルゾンちえみ」こと藤原史織さんが、「2年前にこの本を読んでからヴィーガンになった」と告白して話題になっており、久しぶりに読み返してみた。
少年と宇宙人の一夜の旅 10歳のペドロがある夏の午後、一人の少年と出会うところから
気胸ジェンヌ誕生秘話⑥――病院をハシゴする日々
気胸の症例数が多い病院で、晴れて(?)月経随伴性気胸という診断を受け、次に私が訪れたのが、3年前に卵巣嚢腫と子宮筋腫の手術をした婦人科の病院だった。
私の気胸は呼吸器と婦人科の両方に関係しているため(やれやれ)、一応婦人科の医師の話も聞いておきたかったのだ。
年に1回、術後の診察に行っているのだが、ここでは婦人科検診も受けられるため、午前は診察、午後は検診ということにしている。一日仕事だ
気胸ジェンヌ誕生秘話⑤ーー気胸の名医の診断
術後1カ月半を過ぎた頃、主治医に書いてもらった紹介状を手に、気胸の症例数が日本一多いといわれる世田谷の玉川病院を訪れた。
初診は予約なしで順番に診るということだったので、かなり待たされると覚悟していたのだが、10分くらいでまずはレントゲンを撮るよう案内される。
レントゲンから戻ると、ほどなく診察室に呼ばれる(ちなみに再発していなかった)。そうして気胸の名医といわれるT先生の診察がはじまっ
町田康、酒やめたってよ――『しらふで生きる』
今年の正月はアルコールなしで過ごした。こんなの四半世紀ぶりだ。さぞ肝臓はびっくりしたことだろう。
理由は単純で、年末に気胸の手術を受け、退院したばかりだったからだ。痛み止めが手放せず、タクシーで実家に帰るような状態だったから、さすがに酒どころではなかった。
そこから数カ月経った今はさすがに解禁しているが、最近、むくむくと「酒をやめてはどうか」という気持ちが持ち上がってきた。
同じこと
毎日を見直すきっかけに――『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』
職場よりも家にいる時間が長くなると、どうしても家の「粗」が目に付くようになる。同じことを考える人は多いようで、片付けしてゴミを出す人が増えているとか。
でも、きれいに片付いた家も、維持できないと意味がない。そこで、「これから」の暮らし方を変えるきっかけとして、この本を紹介したい。
面倒くさがりで多忙でも、このツボをおさえておけばいい! 著者は、雑誌『暮らしのおへそ』(主婦と生活社)の編集デ
多様性を知るということ――『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
編集やライターという仕事だから、さぞ本をたくさん読んでいると思われる。もちろんそうなのだが、それは資料本だったり、今進行中の本の校正紙(ゲラ)を何度も読む、といった仕事がらみのものが圧倒的に多い。
だから、読みたい本を思う存分読める時間は貴重! ということで、気胸の治療で入院することになったとき、ここぞとばかりに読みたい本を持って行った。その1冊がこの本だ。普段は紙派の私も、荷物をコンパクト