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#日記

社会から突然不良品にされた話

社会から突然不良品にされた話

人が人を「不良品」なんて言ってはいけない。『ワイドナショー』での松本人志さんの発言のことだ。強い言葉に酔うのはやめよう。論旨に理解できるところがあっても、それだけで全てが無効化されてしまう。なぜ人を不良品として扱ってはいけないのかについて書きたい。

かつて日本には「優生保護法」という法律が存在した。1940年に制定された国民優生法が戦後改められ、1948年に優生保護法として施行された。優生を保護

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書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

書きたい気持ちの源は、「怒り」かもしれない

「なんで毎日書いてるの?」と聞かれたとき、いつもうまく答えられなくて考え込んでしまう。

先日のnoteに書いた「営業が下手だから書き続ける」というのも本当だし、「noteという場所が好きだから」も真実だ。「一度書くのを辞めたら二度と書かなくなりそう」という不安もあるし、単純に「続けることだけが取り柄だから」も否定できない。

でも、なんだかそれだけだと少し足りない。

最近ぼんやり考えていて、一

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別に本当に死にたいわけじゃないよ

別に本当に死にたいわけじゃないよ

生きていくのが少し面倒だ。

特別今はやりたいことがあるわけでもない。

めちゃくちゃ生きていたいと思っている人ってすごいな。仕事で生き生きしている人は、仕事以外でも生き生きしているからすごいな。

きっとそんな人だって辛いこととかやりたくないことをこなしているんだろうな。そんなことも全部当たり前じゃない。けどわたしからしたら当たり前に乗り越えているように見える。みんないろんなことを乗り越えて道を

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ぜんぶ、気の持ちようなのだ。_2019/03/28

ぜんぶ、気の持ちようなのだ。_2019/03/28

今日はカンボジアに来る少し前の話から始めたい気分。

会社では常に焦っていた私は、ほんの2か月前まで新卒で入った会社に勤めていた。

「とりあえず3年」は、何処でも聞く言葉だったけど。
とりあえずで過ごすには、新卒の3年間は長すぎると思った。

なぜなら、私が入った会社のその部署と、
私の働きたいスタンスとが全然違ったから。

私は働くことや仕事をすることは、面白いと思うタイプ。

仕事を

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昔の手紙に、自分の浅ましさを突きつけられた

昔の手紙に、自分の浅ましさを突きつけられた

仕事場として使用しているアパートを引っ越すことになった。引越し前日、バタバタと荷造りをしていると、1枚の見慣れない手紙が出てきた。

真っ白な封筒の中央には私の名前が、裏面には差出人らしき人の名前と、会社名が書いてあった。おそらく男性の、丁寧な字だ。しかしまったく記憶にない。誰だろう? なんの手紙だろう?

中の便箋を取り出して開いてみると、それは「不採用通知」だった。それも、すべて手書きの。

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「旅をしない私に、価値はないんじゃないか」と思ってしまっていた

久しぶりに、本当に正直にnoteを書きたいと思う。突然だけど、「旅をしない私に、価値はないんじゃないか」と考える瞬間が、増えてしまった時期を過ごしていました。びっくりした。でもそう思えてしまって。

もともと何も持っていなくて、ライターになりたくて、出版社に潜り込んで、けど夢は叶わなくて。副業で1本500円のライターを始めたのが2014年2月。

月に100本書く時期が少しだけあって、報酬を半年で

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幸せを語る言葉はどうしたって凡庸になる

幸せを語る言葉はどうしたって凡庸になる

わたしは「選択子ナシ」希望から一転、産むことを決めた組。最近、それを知っている同業の人たち(編集・ライター)から「話を聞かせてほしい」と頼まれることが続いた。「子どもを持つことにそこまで前向きではないんだけど……子アリの人生、率直にどうです?」と。

なぜ親歴わずか1年7ヶ月のわたしに……と首をひねったけれど、子どもを持つか決めかねているときに「子どもがいる生活のメリデメを挙げてください」と先輩マ

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温かくて、優しくて、ちゃんと痛くなる

温かくて、優しくて、ちゃんと痛くなる

もしかしたら。

彼女となら、ずっと一緒に居たいと思えるかもしれない。その日を迎えるまで、そんなことをぼーっと考えていた。

友人の紹介で知り合った女性との食事だった。年は同じで、とてもかわいらしく、興味を持った国には一人で飛び立ってしまうような主体性の持ち主であり、一緒にいるのが憚れるくらい、魅力的なひとだった。
 
なぜだか、彼女の優しそうな笑顔にある種の冷たさを感じた。確かに優しいひとだった

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恋をするのが怖いのは

恋をするのが怖いのは

吉玉サキさん(@saki_yoshidama)の恋愛エッセイが好きで、最近は読むのを楽しみにしている。

吉玉さんのエッセイは、恋愛指南やアドバイスといった類のものではない。正直に言ってしまうと、読めば恋愛がスイスイ上手くいったり、モテる方法を学べたりするタイプの記事ではない。でも、私はとても好きだ。恋愛のあれやこれやの、言葉にできない気持ちをそーっと指でなぞってくれるような、悩みやモヤモヤに歩幅

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お客は警戒されている

お客は警戒されている

僕らは普段何となく飲食店に入り、食事をして、お店をまた出るというサイクルを送っています。

何を食べようか、このあとはどこへ行こうか、なんてことにはとっても敏感に考えや思いを巡らせる。

僕はカフェをやっているので、毎日いろんなお客さんをお迎えしますが、もしかしたらお客さんはあまり気にしてないんだろうなぁ、と思うんですけど、実は僕らは
お客さんのことを「警戒」しています。

お客さんにしてみたら飲

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下諏訪のんびりひとり旅日記

下諏訪のんびりひとり旅日記

半年ぶりに下諏訪にやって来ました。

思いつきで来てしまった週末ぶらりひとり旅。

"ゆっくりしよう"っていうことだけ決めて、のんびりやって来たのだけど、本当にゆっくりしかしなかった(笑)

***

まず、下諏訪に到着したのが昨日の夕方。

お昼までお家でのんびりしていたから、そもそものスタートがとても遅い(笑)

宿泊先、マスヤゲストハウスに到着したのは17時頃。あれ?16時にチェックインする

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noteのネタに困ったら読むnote

最近、いろんな人から「note続けたい気持ちはあるけどネタがないんだ!」という話を聞くようになりました。

たしかに・・・!

私自身も、書き始めてから1、2ヶ月のあいだが一番苦しかった記憶があります(私の場合、過去の日記を引っ張ってくるというチートもやらかしてました。せこいな、おい)。

偉そうに何か言えるような立場ではありませんが、「毎日note仲間になろうよ~~」とけしかけている身でもあるの

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街で人に話しかけられまくる人の話。3人目

街で人に話しかけられまくる人の話。3人目

ちょっとしたお出かけでもオシャレをしたい★
この冬、最高に楽しみたいんだもん♪モチ、最高のコーデでお出かけっしょ↑↑

生きていたら、そんな情緒の日も出てきますね。
まあ確かに真冬だけど、真冬だけどもね、平成最後はやっぱアンクルパンツっすよ。
剥き出しのくるぶし、いと寒しンクルパンツ。
正直洗濯終わってたのがこれしかなかったンクルパンツ。

そんな気持ちでね?ご自慢のアンクルパンツで
昼飯を買うべ

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