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#日記

「稼ぐ人」の本質

「稼ぐ人」の本質

column vol.392

本日、フォローしていただいている方が1,800名を突破し、感謝投稿をアップさせていただいたのですが、その後すぐに目にした記事に大変感銘を受けました。

それは現代ビジネスの【「人の倍稼ぐフリーランス」が、じつは「稼ぐ」よりも大事にしていること】という記事です。

〈現代ビジネス / 2021年8月17日〉

稼ぐ人が、稼ぐ以上に大切にしていること。非常に興味津々とな

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作り方を作ることを考えることを考える。

作り方を作ることを考えることを考える。

最近、birdから一歩離れているおかげで色々なことを考えられている気がする。
休職するだいぶ前から全く本が読めなくなっていた(読んでも頭に入らない)のだけど、最近かなり読めるようになった。
色々な本を見返したり買ったけど読んでないものを読んだりして、自分の好きな考え方の人がだいぶ分かってきて、佐藤雅彦先生、星新一、オードリー若林の3人が自分にとって考え方の先生だなという結論に達した。

今回は佐藤

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「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラをどうやって決めていますか」という質問があったので、参考になるどうかは知らないけど、「写真の部屋」の記事を無料で公開する。

俺が20代の頃。駆け出しのデザイナーだったある日、今まで仕事をしたことがないプロデューサーに会議室に呼び出された。名の知られたグローバル・ブランドの企業広告を作るにあたって日本からもアイデアを出して欲しいらしく、手伝えと言われた。

巨大なブランドの仕事だから、俺に

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#6 | 生活と制作の狭間で

#6 | 生活と制作の狭間で

皆さまこんにちは、中村雅紀です。もうすっかり秋。というか冬間近。季節の変わり目にわかりやすく風邪をひくタイプなのですが、今回もやはり風邪をひきました。彼女がいないの人生なのに、何故風邪までひかなきゃならないのか。「風邪引いたの?おでん作って持ってく?」って吉岡里帆から連絡もこないし、完全に無駄にしんどいだけでした。

それは置いといて、7月から毎月立て続けに展示をやっておりましたが、9月末で無事終

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先行公開『ロバート・ツルッパゲとの対話』

先行公開『ロバート・ツルッパゲとの対話』

モノには順序がある、ということで、本の後書きだけ先行公開いたします。売り上げに直結いたしますので、皆様、Twitter、Facebookへのシェアをお願いします。シェアしてくれたかどうかはしっかりメモっておきます。

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後書き

「ある程度売れる」という究極の難題である。

本を出したんですね。
ええ、売れませんでしたけど。

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イチローは「会話を愉しむ人」。そしてもし、あの場に自分がいたら。

イチローは「会話を愉しむ人」。そしてもし、あの場に自分がいたら。

イチローの引退会見がおもしろくて、引き込まれるように最後まで観た。
   
あの人は昔、受け答えが生意気だと言われていた。でもそうじゃなかった。今も昔も、純粋に会話を愉しもうとする人なのだ。
    
あなたはなぜその言葉を使ったのか。
本当に訊きたいと思っているか。
それは今、この場で訊くことか。
そういうことを感じ取ろうとする。
聞き手と真摯に対峙できる。
       
だからこそ、
   

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自己紹介。

自己紹介。

はじめまして。フリーランスで音楽家をしています、青木健です。

1980年、東京生まれ。練馬区育ち。子どもの頃から色白なので「東北のご出身ですか?」と聞かれますが、神田の生まれの江戸っ子です。

知人の映画監督・演出家の平林勇さんのnoteがとても面白くて、なんでこうも面白いんだろう?と考えると、やはりそれは平林さんオンリーの人生が詰まっているからだと思い至りまして、真似っ子じゃないですが、自身も

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プロでもうれしいこと

プロでもうれしいこと

ずっと仕事の原稿に埋もれてると息してない気がしてくる。

書籍の場合7万字とか10万字のテキストを掘り起こすように書く。なんていうか一人でヘッドランプを頼りにほの暗い坑道に入り、テキストの鉱山の奥深くに潜って、鉱脈を見つけてはコツコツと掘っていく感じ。

そうして採掘されたテキストをトロッコに積んで運び出し、構成して編集して本になり誰かの心の火を灯すことだけを考えて黙々と書く。

それなりに長くこ

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「本当にやる。やると云ったらやる。今夜は寝る。」

「本当にやる。やると云ったらやる。今夜は寝る。」

夏目漱石から松本清張、村上春樹、そして西加奈子まで90人の書き手による悶絶と歓喜の〆切話(エッセイ、日記、手紙など)94篇を収録したアンソロジー『〆切本』、続く『〆切本2』から、文豪の作品を13篇、お届けします。
師走の忙しさを一時忘れさせる、泣けて笑えてためになる(?)〆切エンターテイメントをお楽しみください。(イラスト:堀道広)

「愛妻日記 昭和五年」  山本周五郎

❖ 五月十五日

金が

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愛しさとせつなさと猫の言葉と

愛しさとせつなさと猫の言葉と

土曜日はほとんど誰も通らない日なので、戯言を。

ここ何日か、ものすごく圧の高い(いい意味で)言葉にいろんなところで触れて、討たれてる。

共通してるのは、みんな「自分の言葉」なのだ。強い言葉も優しい言葉も。尖った言葉も柔らかい言葉も、すごいスピードで去っていく言葉も、まどろむような言葉もすべて。

そういう言葉に触れると、ちゃんとその人がそこにいるのを感じる。そして誤解を恐れずに言えば、それがど

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自分のことを、自分の言葉で書ける人であるために

自分のことを、自分の言葉で書ける人であるために

『note』を始めることにした。
自分が思っていることを、ちゃんと自分の言葉で書いてみようと思ったのだ。

僕は自分のことについて書くのがすごく苦手だ。
仕事では取材対象者の想いを文章にするような役割が多いので、表面的に自分のことを書く場面はあっても、自分の内面を文字にすることはほとんどしてこなかったし、不特定多数の人に向けて自分のことを書く必要もないと思っていた。
けれども、そうしているうちに〝

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「言葉.zip」

「言葉.zip」

言葉を短縮して話すと頭が悪く見えるから、ご希望の方はゼヒお試しあれ。「なぜ短縮するか」に根拠がない場合はできるだけしない方がいい。

わかりやすい単純な例で言えば「ソフバンで機種変して写メ撮ってたら壊れてたから、スクショした」みたいなの。この人が学校で一番勉強ができる人である可能性は低い。

英語のような表音だとCIAやFBIのようにイニシャルを取るからこれはまあいい。でも日本語のように単語を分解

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