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海外生活、雑感

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#日記

中国生活で感じたこと♯19(国慶節)

中国生活で感じたこと♯19(国慶節)

本のニュースでも取り上げられていましたが、中国は10月1日から8日まで国慶節休暇と呼ばれる長期休暇でした。

以前にも書いたことがありますが、中国の休暇制度はやや独特です。連休前後の土日の片方を出勤日として、長期連休を作ることがあります。なので8連休と言いつつ、実際に休みになったのは4日間しかないのです。年間を通しても、休日は日本の半分以下しかありません。ただ中国の場合、所定日数以上の有給休暇の

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海外に住んでいて思うこと#1

海外に住んでいて思うこと#1

強制隔離生活も早くも12日目となり終盤戦です。厳しい状況が続き、いつまで自粛すれば良いのか、見通しが立たない日本に比べれば、上海で2週間強制隔離することなど大したことないと思うようになりました。

新型コロナに関することに限らず、海外に住んでいて思うことを書いていきたいと思います。

1.海外にいるだけでエラいと思っている人これは学生、社会人に関わらず観測されます。私の会社にも『海外駐在員』である

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大人になっても勉強しよう

大人になっても勉強しよう

今日もコラム、エッセイ風で。大人になっても勉強しよう、ただ自分のペースで勉強すれば良い、という内容です(写真は昨日の富士山とのこと)。

『日本人の大学生は勉強しない』、『日本の社会人は勉強しない』という話をよく聞く。日本の社会人は一日平均6分しか勉強しない(データソースは政府統計・生活社会基本調査と思われる)という話もある。

私は煽るつもりはない。むしろ、これだけ社会人(大学生も)が勉強しない

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中国生活で感じたこと#4(休祝日、働き方)

中国生活で感じたこと#4(休祝日、働き方)

自宅隔離生活6日目です。今日も天気が良いです。昔は天気が良かろうが、悪かろうが何とも思わなかったのですが、歳をとるにつれて晴れの日を好むようになりました。上海では、突き抜けるような青い空を味わうことは出来ませんが、外に出れない状況下、晴れているというだけで有難く感じます。

日本は3連休ですか。というわけで今回は働き方を中心に書いていきます。

1.休日・祝日中国では定められた国民の休日は以下のと

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中国生活で感じたこと#3(部活動、キャリア観)

中国生活で感じたこと#3(部活動、キャリア観)

隔離生活5日目です。電話会議、中国語のオンラインレッスンもカメラ無しで良いので、ヒゲを伸ばしてみているのですが、全然カッコよい感じにならないですね…。”濃い”というのは才能ですね...。

というわけで、今回は教育関連についてです。

1.部活動がないはじめ聞いたときは驚きました。中学、高校に部活動がないのです。もちろん習い事としてのスポーツはあります。「競技人口が少ないと良い選手が出てこないよう

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中国生活で感じたこと#2 (治安とプライバシー、距離感)

中国生活で感じたこと#2 (治安とプライバシー、距離感)

自宅隔離生活4日目です。そこまで苦痛を感じることはありませんが、毎日体温を4回測って、住んでるマンションや居住区の医師に報告しないといけないのが、地味に面倒です。

さて、前回の続きです。治安 vs. プライバシー、連絡先の交換・距離感についてです。

1.治安 vs. プライバシーご存知のとおり、中国は管理、監視社会です。上海のような大都市では街の至るところに監視カメラが設置されています。交通事

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中国生活で感じたこと#1 (まねっこ文化、芝麻信用、スコアリング)

中国生活で感じたこと#1 (まねっこ文化、芝麻信用、スコアリング)

今さらですが、PCでnoteが編集できるようになりました(単純にブラウザを変えただけなんです)。

上海での自宅隔離生活も3日目になりました。

全く家から出られないという生活にも案外慣れてきました。目下の悩みは運動不足の解消です。同じような生活を送っている人の中には、ランニングマシンを買っている人も多く、私も購入を検討中です。

1.まねっこ多くの人がイメージするように、中国には「まねっこ」をビ

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筋トレにハマるおじさんと語学センスの話

筋トレにハマるおじさんと語学センスの話

今日は『なぜおじさんは筋トレ、ランニングにハマるのか』をマジメに考えます。
ただ、おじさん論を長々と読みたくない方も多いと思いますので、先に結論から書くと『筋トレは尊い』『語学は頑張った分だけ報われるから頑張ろう!』という話です。

自己紹介記事を書いている際、歳を取るにつれ筋トレ愛が高まっている自分に気がつきました。同時に、ジムで体を鍛えているおじさんや、外を走っているおじさんって結構いるよな

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意識高い系になれない筋トレおじさん

意識高い系になれない筋トレおじさん

ここ最近、特に若い人の間では「意識高い」という言葉が、「あいつは意識高い系だから、俺たちと違うよな」、「意識高杉www」等、マイナスイメージを伴って使用される風潮があります。むしろ、このネガティブなニュアンスを持った言葉として定着しつつあり、私自信、若い部下や後輩と接するときに、「高い意識を持って取り組もう。」とはなんとなく言いにくく、いろいろな言葉に言い換えています。

私はこの風潮にモヤモヤ

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ニッチな人材をめざそうというお話(結論編)・英語×筋肉は最強のソリューションである(次回予告)

ニッチな人材をめざそうというお話(結論編)・英語×筋肉は最強のソリューションである(次回予告)

ニッチ戦略は、ふつうの人にとって、かなり有効だというお話をしました。まず簡単におさらいします。

一般的に多くの企業には、多くの営業担当者がいます。そのような環境で“営業力”一本で勝負していくのは容易ではありません。
しかし残念ながら、某弊社をはじめ、英語人材が不足している日系企業はいまだに多く、このような企業においては、“営業力”に“英語力”を掛け合わせると、それだけでニッチな人材になり、重宝

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文章を読むおもしろさ、書く難しさ

文章を読むおもしろさ、書く難しさ

先週よりnoteをはじめて、1週間が経過しました。
そこで今回はこの一週間に感じたことを整理したいと思います。

1.読ませる文章があふれている本当に驚きました。本当に文章がお上手な方が多く、読ませる文章であふれています。上手すぎませんか?

一方、私自身は読みたくなる文章を書くことの難しさを痛感しています。私は金融機関に勤務し、日常的に各種レポート、企画書を作成していますし、文章を書くこと自体に

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ブラックスワン

ブラックスワン

ブラックスワンが舞い下りました。ナタリーポートマンのことではありません(あの映画は名作です)。

知らない人のために簡単に説明すると、ブラックスワンとは、「あり得ない、予測できない」と思われていたことが発生した際に大きなショックを受けることの意味で、特に金融の世界で使われます。かつてオーストラリアで、黒い白鳥という、「あり得ない」存在が発見されたことに由来していると言われており、金融の世界では、

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ニッチな人を目指そう・「見え方」と「見せ方」のおはなし

ニッチな人を目指そう・「見え方」と「見せ方」のおはなし

英語脳の作りかた、ダイエットにおける優先事項、筋トレおじさんの自宅トレ術など、まじめな(?)内容を書こうと思っていたのですが、自分への罪悪感に耐えられず、この内容で書くことにしました。

『意識高い系になれない筋トレおじさん』の記事中でも少し触れたのですが、私自身は決してストイックな性格ではなく、どちらかというと『低きに流れる』タイプの人間であるという自己分析をしています。
しかし、筋トレ“も”

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環境のせいにしないでがんばる?

環境のせいにしないでがんばる?

今回はただの日記です。

中国やアメリカの大学がオンラインで授業を行っているというニュースを見て、数年前に友人に言われた言葉を思い出したことがあり、書くことにしました。

友人に言われた言葉というのは、『授業なんて別に無くてもいいんだよ。自習ができない人のためにあるんだよ。』『優秀な生徒は、みんな自分で勉強してるよ。』というものでした。

この友人は、ハーバードのメディカルスクールで研究した

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