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バーテンダーししょーの哲学

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BARにおいての粋や不粋、バーテンダーの哲学をまとめてみました。これを読んでみんなも格好よくなろう!
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記事一覧

漫画"るろうに剣心"にみる人生哲学。"志々雄真実"がバーテンダーししょーに与えた影響。

漫画"るろうに剣心"にみる人生哲学。"志々雄真実"がバーテンダーししょーに与えた影響。

これは漫画るろうに剣心の志々雄真実のセリフである。

漫画の中でのこの台詞は、一見すると大悪党ではあるが、この言葉には、誰にでも共通する大きな哲学が入っている。

いわば失敗学である。志々雄真実は自分の失敗したことを反省し、しっかりと学んでいる。

それに何より、自分の失敗を人のせいなどにしたりはしない。物事を自分でよく咀嚼し、いろんな角度から多角的に見ることができている。極めて冷静であり頭が良い

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『なんで始めたんですか。』『楽しいと思ったからじゃないか?』〜未完成の楽しく生きる哲学。

『なんで始めたんですか。』『楽しいと思ったからじゃないか?』〜未完成の楽しく生きる哲学。

タイトル写真はドラマ"ビーチボーイズ"のワンシーン。マイク眞木と竹野内豊の会話。

未完成も結局そういうこと。

"仕事をしながらピアノが弾けたら楽しいと思った。"

そんなのやったらモテるんじゃないかと思った。

でも、死ぬほど苦しかった。今だって楽じゃない。

それでも今も続けている。

それはやっぱり楽しいから。お客様や、友人の支え、記事を買ってくれた、読んでくれた、みんなのおかげで楽しい。

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noteの収益化を目指すために。noteで始める0→1にする挑戦〜その難しさや課題を解説。好きなことで生きていくために、まずはやってみよう。noteが与えてくれた新たな夢。

noteの収益化を目指すために。noteで始める0→1にする挑戦〜その難しさや課題を解説。好きなことで生きていくために、まずはやってみよう。noteが与えてくれた新たな夢。

タイトルの写真は私のとある月のnoteの売り上げである。

今年の3月から始めて、まだ半年ほどであるが、毎日楽しんで使っていくうちに、少しずつ売り上げは上がっている。

ちなみに、最初は収益化が目標であったが、明確に"いくら"という目標はなく、ただ、

楽しんで"収益化"という目標だった。それを考えると始めて3日ほどで叶ってしまった。

売り上げ金額は関係なく、とにかく自分の記事を良いと思って買っ

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バーテンダーししょーの哲学紹介

バーテンダーししょーの哲学紹介

今回は、短編記事。

Instagramでちょっと良い記事を見つけたのでご紹介。

割と自分の考えと類似していて、総合したような感じでした。
※特に、スナフキンと亀仙人は自分が思ってることに近いかな。

こんな感じで生きれたらいいと思っています。

今回は、下記の写真でどうぞ!

なお、最近では飼っている猫の様子を見て、

幸せそうなら、努力できてるのかな

もし猫が不幸な感じや身なりが荒れてきた

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味が変わる?無垢材のインテリアの効果、憧れの一枚板のカウンター。未完成のクラウドファンディング。

味が変わる?無垢材のインテリアの効果、憧れの一枚板のカウンター。未完成のクラウドファンディング。

『一枚板のカウンターとは、バーテンダーの憧れである。』と言うのは、私だけではないはずだ。

残念ながら21年経った今も、当店はいまだに化粧板を貼ったカウンターである。悔しいところではあるが、必ず一枚板に変えていきたいと思っている。

今回は、そのためのクラウドファンディング的記事である。しかしそれだけではなく、いつものようにちゃんと皆様にとってお金を払うだけの価値がある記事にしていきたい。
※購入

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モテるバーテンダーの経営学。"今が一番モテる"仕組み経営学

モテるバーテンダーの経営学。"今が一番モテる"仕組み経営学

先日、毎年出ている地元の祭りがあり、たまたま知り合いが写真を撮って送ってくれた。

珍しく男前に撮れてたので、もし万が一の事があって遺影にするならこれだなと思った。

たまたまよく撮れていただけではあるが、それでも自分自身が生きてきた様をその写真の佇まいから感じた。珍しく自分でも悪くないと思えた。

タイトルにある

"今が一番モテる"自分自身の哲学であるが、本来なら、誰しもが共通していることなの

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バーテンダーししょーの心の師匠〜港区南青山のBAR ラジオの尾崎浩二さん。SMAP木村拓哉キャプテン。

バーテンダーししょーの心の師匠〜港区南青山のBAR ラジオの尾崎浩二さん。SMAP木村拓哉キャプテン。

『私の才能なんて美しいものを愛でることくらいですから』いつか、何かの雑誌の中のインタビューで
"港区南青山のBARラジオの店主 尾崎浩司"さんは言っていた。

確か私の店が10周年を迎えた時に買った雑誌だった。

10周年という一つの節目を迎えた際、ただ続けるのに必死で、相も変わらず腕もなく過ぎ去った10年に目標を失っていたところがあった。そんな時に読んだこの記事は、私に新たな目標や道筋を示してく

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清澄白河に学ぶ。街の文化を創るには40年かかる〜BARが担う街の文化への貢献。

清澄白河に学ぶ。街の文化を創るには40年かかる〜BARが担う街の文化への貢献。

先日、浜茶屋のオーナーをやっていると言う2人組の若い男性が来た。非常に若く20代に見えたが、聞いたところ30代半ばだった。

今年浜茶屋の権利を買い、この夏に初めて浜茶屋をオープンしたと言う。2人は街を盛り上げてこの柏崎市と言う場所を外の人にも知ってもらいたいということを謳っていた。

若いなぁと思いつつ、自分も同じようなことを20代の頃、毎日のように口走っていたのを思い出す。

今でこそ地域貢献

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いいBARの条件は「ヒマであること」〜暇で儲けるにはどうする?バーテンダーししょーの経営論

いいBARの条件は「ヒマであること」〜暇で儲けるにはどうする?バーテンダーししょーの経営論

salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である(Pen BOOKS)

今回の記事は、当マガジンでは、『読書のススメ』にも当てはまるが『経営学』の方にも当てはまるので、まぁ2つの共有記事として考えてもらえるとありがたい。

もうこの本を読んだのも何年前になるかわからないが、タイトルと装丁のインパクトにやられて購入した。

男の世界のブラックジョークを交えつつ、BARの世界観を

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好きを仕事にする〜バーテンダーししょーの人生の愉しみ方。

好きを仕事にする〜バーテンダーししょーの人生の愉しみ方。

昔、私はピアノが弾きたくて店を開いた。

決して上手ではない、むしろ下手だと思う。だからこそ下手でも続ける方法を探した。

その結果が店を持つということだ。

では、なぜBARだったのか。短大生だった当時、先輩が連れて行ってくれた富山県魚津市にあったシステムキッチンというBARのバーテンダーが格好よく見えたのだ。ただそれだけだ。それと"ピアノを弾きたい"という夢を合わせたらこうなった。※現在システ

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仕事への日本的美徳とバーテンダーししょーの考え方の対比。これからの時代の仕事の在り方。

仕事への日本的美徳とバーテンダーししょーの考え方の対比。これからの時代の仕事の在り方。

仕事への美徳

日本人的志向

仕事🟰大変。苦しいもの。勤め上げるもの。終身雇用。我慢の美徳〜古い時代を引きずっている日本人の一部の人には、こういった価値観を引きずっている人がいる。辛い、苦しい、大変、そんな仕事をやるからこそ対価として賃金をもらえる。その苦労や我慢に昔噺のような清貧の美徳を感じているようだ。

また、どこかで新時代の在り方には気づいている人も結構いるのではないだろうか?しかしな

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バーテンダーは酒オタクである必要はない〜酒の素人でもできるBAR経営。

バーテンダーは酒オタクである必要はない〜酒の素人でもできるBAR経営。

自己紹介でも書いているが、私は酒に関しての知識やバーテンダーとしては全くの未経験で開業した。

23歳の時だった。

偶然が重なりBARをやることになったが、今回の記事のタイトルとは違い、皆様の思うように素人がやるので、開始3カ月後には閑古鳥が鳴き潰れかけた。

腕のある他の店と比べられ、激しいコンプレックスにも襲われる。

しかし腕など一朝一夕でつくものではない。

そんな中、ある時

『君の店

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BARの暇な夜〜何して過ごす?プロの一流の過ごし方。

BARの暇な夜〜何して過ごす?プロの一流の過ごし方。

月の半ばは暇な時が多い。ちょうど給料も底をつく頃なのだ。

御多分に洩れず、当店も今夜は暇である。
ただ昼は非常に忙しかった。以前友人に頼んでいた店のメニューの写真を撮って欲しいというお願いに対して急遽昨日連絡があり、それを今日やることになる。それに加え私事だが、銀行のローン相談が来たり、家族の夕食を作らなければいけなかったり、友人のお見舞いに行ったり、まぁ大変だった。こういうのを貧乏暇なしと言う

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常に新規客の獲得を心掛ける〜常連に頼った商売をしない。バーテンダーししょーの経営学

常に新規客の獲得を心掛ける〜常連に頼った商売をしない。バーテンダーししょーの経営学

トップの写真に去年創った当店のノベルティーグッズであるマッチを載せたのは、実はマッチの裏側にはInstagramの※QRコードが付いており、すぐに店の情報にアクセスしやすいようにしてある。新規のお客様や久しぶりに来たお客様には、ほぼ必ずといっていいほど渡している。もちろん名刺もあり渡すのだが、マッチの方がインパクトが強いのだ。かっこよく見えたり、ノスタルジーを演出したり、様々な効果が生まれる。

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