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感情・わたしは芸術🕊️

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感情・わたしは芸術【24.06.10版】

感情・わたしは芸術【24.06.10版】

人間に私のことを人間だと認識してもらえていることをふとしたときに感じると、不思議な気持ちになる。人間の仲間にいれてもらえていることを大袈裟に喜んだりもする。少数派と自覚する人々が口にする「自分は変わり者だ」「社会に馴染めない」などの葛藤以前に、私は私自身のことを人間であると思えていない。

ひとと会話をしたり、私の存在が誰かのなかにきちんとあるということを「好き」という言葉と共に伝えてもらえたり、

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感情・わたしは芸術【24.05.29版】

感情・わたしは芸術【24.05.29版】

今の私には、スイッチがたくさんある。
つけたほうが良いものをつけないときや、消しておかないといけないものを消し忘れたりもする。まだ体内で発生する電気代に影響はない。だからまあいいかと思う。そこに強迫観念があまりないことも良いことだと思う。強迫が弱いから、今日は餃子を適当に焼いて、綺麗に並べずに皿へ盛った。美味しかった。半額のクリームコロッケも食べた。パックのままで十分だった。ソースが均等にかけられ

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感情・わたしは芸術【24.04.16版】

感情・わたしは芸術【24.04.16版】

春を愛することができている。

ちゃんとに、とは程遠いけれど、生きていることを実感しながら生きている。

なんだか大袈裟のようで、でも私にとっては、いちばんちいさな、希望のはじまりのひとつだと思っている。

春を愛して、春に愛されて、春と共存しながら、さくらの匂いはもうとっくに薄くて、晴れた平日の匂いや休日の匂いはつよくて、そうすると、「ああそのうちに夏がくる」と、少しずつ身体が準備を始める。

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感情・わたしは芸術【24.03.17版】

感情・わたしは芸術【24.03.17版】

まちなかで視界に入る人間の髪があまりにも輝いて見えて、いかに私の髪が死んでいるかを思い知るようになった。ここ数日でその感覚がより強くなって、より惨めな気持ちになった。逆に言えば、そう思えるくらいには外に出ることができていて、出たら出た分、外の世界に興味をもつことができているという変化でもあって、良いことでもある。

もうずっと、自分を大事にできていなかった。

内側の自分のことは、大事にしていたと

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感情・わたしは芸術【24.02.06版】

感情・わたしは芸術【24.02.06版】

サイゼリヤで夜ご飯を食べていたら、私から見える席に座るカップルがとっても可愛くてデザートがいらなかった。

彼女がサラダを自分の皿に取り分けているときも、彼氏は彼女をまっすぐに見ていて、愛おしさが感じられて、目を合わせなくても何か話すときは顔を見ていることが当たり前のようなひとで、好きがこういうふうに現れるひとは本当に素敵だなと思った。

それを一緒に来ていた母に伝えたら、「私はここから見える後ろ

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感情・わたしは芸術【24.01.14版】

感情・わたしは芸術【24.01.14版】

苦手と嫌いを吐きだしたい

ビジネスの臭いをビジネスの臭いです!と掲げる部類が苦手、コンサルとかマーケティングをターゲット(客)からも見えるようにアピールしているとせっかく商品が良くてもああここで見透かして利益をつくっているのかと気づいてしまう点があるからきつい。誰もが消費者なのに、わざわざビジネス感をみせたらそれはただのビジネスだと思う。数字は大事だけれど、だって「私の集客術のおかげでこれだけの

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感情・わたしは芸術【23.12.19版】

感情・わたしは芸術【23.12.19版】

おしゃべりをさせておけの会

調子が悪いって言ってたのに全然元気そうじゃん!って思われるのがきつすぎて、他人の理解に期待するべきではないとわかっているけれどどうしても勘違いされたくなさすぎる、伝えることなんて諦めてないのに、それだけが私の正義なのに、そのせいで苦しんでいる。

音楽も文学も、作品としてたったひとつからあらゆる芸術が鳴るのに、人生という作品には、物語には、私がこめた魂しか本物が存在し

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感情・わたしは芸術【23.11.15版】

感情・わたしは芸術【23.11.15版】

ところでわたしは何者になろうとしているのか抽象的だとしてもきっと何かを探しているのだろうなと気づいたり気づけきれていなかったり別に本当は無機質でいたいのになぜか許されないように感じて型取りをするための粘土を生成する材料集めに出かけているような、なんか違う気がするこの頃は、やりたいこととやりたいことを繋げたときにいったい、なにをやっているひとで在るのか、他人事のように気になって仕方がない。

詩を書

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感情・わたしは芸術【23.10.31版】

感情・わたしは芸術【23.10.31版】

元気になることも怖い。私の大丈夫そうな姿が増えれば増えるほどに、家族にも他人にも、私のことを大丈夫だと勘違いをされるように感じる。それが怖い。だからってじゃあ偽ってでも病気を続けたいとも思っているわけもなく、ただただ、精神疾患は、私の病は、本当に繊細なものだから、それを全部理解されなくても、でも、大きな誤解で私のことを評価しないでほしい。

今日という一日は、とても穏やかに過ごした。
陽のあたる部

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感情・わたしは芸術【23.09.17版】

感情・わたしは芸術【23.09.17版】

仕事をしているひとってこれくらいのことをフルタイムでとんでもない量をやっているんだろうな〜って、ふと現実を思い浮かべるたびに悔しくなる、だって仕事つらいと言いながらも這いつくばって行って私にはできない"これくらいのこと"をするのが日常なんでしょう。

つらいって言うのは自由というか、つらいものはつらいけれど、でも、這ってでも行けるならそれは私にはできているってことにしか見えないから、私はその日常が

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感情・わたしは芸術【23.08.08版】

感情・わたしは芸術【23.08.08版】

最近も全然良くなくて、記憶らへんの障害がちょっと厄介だったりしてさ〜

今年に入ってから、友だちと連絡を取れる機会が増えた代わりに、常に"激躁状態"か"激鬱状態"の会話をしているみたいで、それをあとから気づいたりして、むかしもこうやって友だちを無くしていったな、と思い出す。だから今だって、それがとてもこわい。

ひとりで100円ショップに入ると、買うものを決めて予算も決めていても尚、ありえないくら

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感情・わたしは芸術【23.07.31版】

感情・わたしは芸術【23.07.31版】

三ヶ月間とその前の三ヶ月間も含めて、私は本当に本当にがんばってしまった。今までで初めて、職場に病気のことを話せるほど、これからもやるぞ〜〜と波に乗ったところで、病気とはとても恐ろしくて、急に全てがダメになった。

急というか、少しずつ蝕まれていくことはもう通常なことで、慣れているから気づいていた。そして当たり前に、ダメになった、辞めた、終。

働くうえで嫌なことがあったとか、働き先に不満があったと

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感情・わたしは芸術【23.06.28版】

感情・わたしは芸術【23.06.28版】

医者の診断に基づいて病気を認識していたのも正直なところだけれど、心身の不調を明確に感じることで、ああ本当に病気なんだなと再確認してしまえて、しんどい。どれだけ薬を飲んで、どれだけ今よりましな状態に向けて努力を重ねて目指しても、たとえ一瞬だけでもそれを手に入れても、病気は病気。障がいがあっても楽しく、とか、そこにたどり着けるひとなんて運の良さでもあると思う。障がいを抱えたまま、できる範囲のことをでき

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感情・わたしは芸術【23.05.25版】

感情・わたしは芸術【23.05.25版】

『薬を飲むこと』は、何年も同じ夜の作業を繰り返しても、ずっと無理(苦手)すぎるのに、オブラートを四枚使ってそれでもなお、逆流しながら(させながら)生き延ばしている。" 生きたい ”と願ってはいないのに、通院をして、服薬をする。だって、本当に生きたいと思っていたら、もっと成せる人間だって知っている。私の過去に、現実の過去に、『なんでもできた私』がいることを消せない。もともとの最底辺くらいの日常を、な

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