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働き方に、疲れた人に

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三種類の「次の仕事へ続く道」

三種類の「次の仕事へ続く道」

働く上で、仕事には三つの種類があるのではないかなと思います。

1つは、「次もあなたじゃないといけない仕事」。

2めは、「次はあなたじゃないほうがいい仕事」。

3つめが、「次があなたじゃなくてもいい仕事」。

です。

例えばとても気に入った髪型にしてくれる美容師さんがいるとして、自分自身は今後もそのヘアスタイルを維持していきたいと思ったらどうでしょうか?
 髪の毛を切っている作用点にあるのは

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天才が去ったのなら

天才が去ったのなら

僕がアメリカの大学にいた頃随分と苦労したのは作文を書く授業で、これはEnglish 101と呼ばれる向こうの国語にあたる授業なのですが 、僕はこの簡単な授業をおそらく2回落第していて、その次の普通の人なら難しくもなんともない English 102 は4回落第したのですが、こちらは学生生活の中で遂に合格することがありませんでした。理由は作文を期限内に書き上げることが一度も出来なかったからです。

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飛び石は果たして飛んで来るのか

飛び石は果たして飛んで来るのか

車に乗っていると厄介なものの一つに「飛び石」というものがあると思います。一般的に高速道路は特に飛び石が多いと言われていて、自分の車のバンパーや時にはフロントガラスにまで傷がつくという現象が起こります。

飛び石の正体を知ると面白いのですが、実は飛び石なるものを生み出しているのは意外にも自分自身です。

どういうことかと言いますと、別に前方を走る車のタイヤが仮に小石を蹴り上げたとしても、それは本来は

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"@"の意味について考える

"@"の意味について考える

英語の"at " とは「その場所に(いる)」という意味ですが、ここから二つのお話をすることが出来ます。

一つはEメールアドレスなどに使われる"@(アット(マーク))"。

そしてもう一つがSNS上のアカウントとしての"@"です。

僕の仕事用に長年使用している現・会社のメールアドレスは Hello@chamber.tokyo といいます。"Chamber" は僕の個人事業主時代の屋号から来ていま

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値切りの作法

値切りの作法

今日はものの値切り方についてお伝えしようと思います。

まず、僕はつくづく「チープな」人間です。

最近始めたばかりのこのnoteの自分の記事を読み返しても、「車には一番安いコーティングをしてます」とか、「元を取るために...」とか既に書いています(文章には人柄が出る)。

周りには「自分の子供が将来勉強しているところを見つけたら『何勉強してるんだ、やめなさい』とか言ったら逆に親の目の届かない学校

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D・オグルビィに学ぶ 時を惜しまない 反・「時短ナルシスト」のススメ

D・オグルビィに学ぶ 時を惜しまない 反・「時短ナルシスト」のススメ

「あの時こう言えばよかったなぁ」と思うことは誰にでもあります。

近年多くの人が常日頃より、簡潔に、明瞭なメッセージを相手に届けることが大切だ、と無意識のうちに考えているような気がします。

僕の好きな起業家に、「広告の父」と呼ばれる、デイヴィッド・オグルヴィというイギリス人がいます。ひょっとしたら彼が広告の中に「白抜きの文字を使わない」というルールを設けた人だということは聞いたことがあるかもしれ

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レースに参加しないという選択肢

レースに参加しないという選択肢

競争のない社会は停滞するとされているが、実際は競争しても停滞したり、衰退したりする。要するに競争していれば停滞しないと断言することはできないのに、競争していないと停滞してしまうかもしれないと考えて、時に我々は競争している節があるのではないだろうか。

考えてみれば生まれた時から様々な競争が我々を取り巻いていて、時には理不尽にさえ思えてしまうくらいだ。身長、成績、クラブ活動、塾のクラスのランク、恋人

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「独立しちゃいなよ」「無理だって」

「独立しちゃいなよ」「無理だって」

土曜の渋谷駅前、23時。スクランブル交差点の赤になったばかりの信号で友人を降ろし、足軽に去ってゆく姿を見送った。交差点をスタバの方へ左折して、車を走らせ始めると、すぐに着信が入ったので先ほどの友人が忘れ物でもしたのかな?と思い車内のオーディオで電話を取ると学生時代の友人だった。

「久しぶり、どうかした?」と電話越しに尋ねると、「相談がある」と言いながら、寒い夜更けに、僕がいる渋谷よりももっともっ

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