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FUJI ROCK FESTIVAL'22
開催2年目の1998年から1日も欠かさず参加しているフジロックに今年も前夜祭から行ってきた。まずは世の中が何から何までとんでもないことになっているこの2022年にもフジロックが開催されたこと、そしてそれに参加できたこと、生きている実感を今回も大いに感じられたことを、ありがたく思う。
久しぶりに海外アーティストのライブをあんなにたくさん……まるでそれが普通であることのように観ることができた。洋邦問
ヨシモト∞ホール看板芸人に聞く"20の質問"~ゆにばーす編~
東京・渋谷の「ヨシモト∞ホール」で4月から新看板芸人となるムゲンダイレギュラー20組に"20の質問"をしてみました。
各々の生い立ちや最近のこと、未来の話が丸わかり!
本日はゆにばーすのお二人!
<ゆにばーす・川瀬名人>
①あなたの地元について教えてください。
奈良県王寺町
ライセンスの井本さんと家近所やったけど井本さんヤンキー過ぎて文化の違いでお互い共通の知り合いいない
②子どもの頃のあ
24年組とは|少女マンガの歴史を塗り替えた天才女性漫画家たち
少女マンガが、長年にわたって日本の少女たちの人生観、恋愛観に大きな影響を与えているのは間違いない。ちゃお、りぼん、なかよしに育てられ、なんとなく大人の世界に触れて成長していく。うっかりそのまんま大人になって、いつの間にか黒歴史にまみれた人もいるだろう。我々はあのキラッキラで巨大なお目目から大人の世界を学び、憧れを抱いてきた。
そんな少女向けのストーリーコミックは1953年、手塚治虫の「リボンの騎
カラヴァッジョについて|西洋美術史に革命を起こした生涯・代表作品を紹介
「画家」にどんなイメージをお持ちだろうか。天才、破天荒、繊細、やばい奴、変わり者、気まぐれ……ぜんぶ正解だ。画家の感性はやはりマイノリティなので他人にはあまり理解されないことが多い。一言で言うと奇人なのである。
今回、取り上げるバロック期の画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは、まさにそんな「ヤバい画家」の代表格だ。とにかく天才すぎて当時のパトロンですら彼には「へへ……いつもお世話
「渋谷系」とは何だったのか? 〜都市論と現代POPS史から読み解く〜 part.1
2. 東京における盛り場から紐解く 〜戦前における盛り場の形成〜ここから数回については長すぎる渋谷系への布石となる。音楽とは懸け離れた文章になるので興味のない方は飛ばしていただければと思う。
渋谷という場所の先行研究として、吉見俊哉著書『都市のドラマトゥルギー』(1987)を参考にしていく。本書は東京の「盛り場」についての変遷とそこでの人々のダイナミズムを写している。
盛り場の「盛」という言葉
漫画雑誌・ガロを徹底解説!おすすめマンガ、代表的な作者一覧など
いわゆる「サブカルマンガ好き」のペルソナとは誰なのか。例えば諸星大二郎、伊藤潤二、大橋裕之、などなどのマンガを好む層は、どこが厚いのだろう。
さすがに中学生はまだ早い。高校生もまだ沼に浸かる人は少ないだろう。とはいえ就職すると、クリエイターなどの特殊な仕事じゃない限りは、みんな丸くなって、自分から情報を探らなくなる。
そう。サブカルマンガの濃いターゲットは大学生(青年層)だ。そして「青年がサブ
【2021年最新版】マンガの歴史を総まとめ! 代表作で振り返り【平安時代から令和まで】
普段からマンガ作品・作者の記事を日々アップしている私。できるだけ前後の文脈を含めて、点ではなく線でわかりやすく書くことに努めています。
ただ、実際のところ漫画の歴史をぜんぶ確認できる場所があったほうがもっと分かりやすいと思いまして、今回は日本の漫画(マンガ)の歴史を一気にデータベース化してみます。
鳥獣戯画から呪術廻戦まで、1000年近い歴史を振り返っていきますので、ぜひご覧くださいませ。
キューバの音楽シーンを辿る旅 ver.2 / キューバ革命から、ブエナビスタソシアルクラブ〜現代を生きるキューバ由来のアーチスト
掲載後、2-3か月たった時点で、有料設定にさせていただいているものもございます。ただ、↓のマガジンだと、すべてを800円でご覧いただけるようにしております。よろしければご覧になってください!
ブエナビスタソシアルクラブ1999年.
「ブエナビスタソシアルクラブ」という映画が公開されました。
そこには、かつて1950年代に米国や中米、特にキューバで沸き起こったソンと呼ばれるキューバ音楽(当時は、