ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)

コンセプトは「カルチャーを知ると、昨日より作品がおもしろくなる」です。週刊女性PRIME様などでコラムを執筆中。美術検定保有。 美術・アニメ・マンガ・文学など、難しい話を、深くたのしく書きます。お仕事のご相談、質問はgiraffecompany1016@gmail.comまで。

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シュルレアリスムとは? 中学生向けにわかりやすくご紹介

「シュールやなぁ」ってよく友だちなんかと話すことがあるよね。テレビでユニークな芸人を見て、シュールやなぁって。よゐことかさまぁ〜ず、板尾創路、野性爆弾なんかは、よくシュール組に分類されてる気がすんなぁ。 ところで「シュール」ってなんだろう。どういった状況を指す言葉なんだろう。ここらで一度、我にかえってほしい。意味もわからないままカタカナを使うのは、死にかけのITコンサルタントだけでいい。ほら、ちょっとうさんくせえので、ここで一度「シュール」について知ってみようじゃありません

      • 友人の葬式で『ペダル』を聴いたよって話

        売れないバンドのボーカルは死にたがりだが、意外と死なない。 はいこれ血尿でアンダーラインね。テスト出ますよ。 特にやたらサイズのでかいボートネックのTシャツを着てる細金髪マッシュのテレキャスター好きギタボ。どんなに足掻いてもアジカンの5000番煎じみたいな曲しか書けないあいつは、常にうっすら自死(伝説化)への憧れがあり、ことあるたびにメンヘラをこじらせ、病みツイをインターネットにばら撒くが、これが意外と死なない。 またカート・コバーンに憧れてるのか、色落ちジーンズをダメ

        • 映画チャンネルというメディアさんで記事を書くことになりました。 手始めに以下の記事が上がっています。筋肉おじさん大集合映画・エクスペンダブルズの最新作について書きました。 https://eigachannel.jp/movie/expend4bles/review/

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        • ジュウ・ショのサブカル美術マガジン
          63本
        • ジュウ・ショのサブカル映画マガジン
          23本
        • 祝いと呪いについて
          5本
        • ジュウ・ショのサブカルマンガマガジン
          54本
        • ジュウ・ショのサブカルアニメマガジン
          27本
        • ジュウ・ショのサブカル文学マガジン
          31本

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          神聖かまってちゃんのライブに行き、DOMI&JD BECKのライブに行く。

          神聖かまってちゃんのライブに行き、DOMI&JD BECKのライブに行く。

          メソポタミア美術とは? シュメール人・アッシリア人の表現力がすさまじい件

          さて、大学の真剣な講義ってのは、意外と頭に残んないもんだ。専門的な内容はあんま話さずに、高田純次バリのテキトー加減でフラフラしゃべってたアゴヒゲMAXのおじいちゃん先生のほうが、意外と記憶に残っているのである。どうもこんにちは、キアヌ・リーブスです。ははは違うかぁ、ははは。 専門的な分野の話というのは、ちょっとユーモアがなけりゃ耳に入ってこないんだと思う。少なくとも集中力のない私はそうでした。 そんなテキトー加減で西洋美術史をお伝えしていく所存のこの連載。ぜひノートとペン

          メソポタミア美術とは? シュメール人・アッシリア人の表現力がすさまじい件

          原始美術ってなに? オーリニャック、ラスコー、アルタミラなどの洞窟絵画と造形の特徴

          と、まぁいきなり酔っ払ってみましたが、私は真剣に「西洋美術って難しく書かれすぎじゃねぇか」と思っとりますよ。なんかもう「大谷翔平ばりにワインドアップで振りかぶって書きました!」みたいなね。重い。もうどの書籍も官僚がしゃべっているような文章で、イラストたっぷりのかわいい本でも、ちょっと小難しく見えちゃいますよね。ちいかわの横で、岸田首相がしゃべってんですよね。 この連載ではもっとおしゃべりするような感覚で、でもしっかり内容がある感じでやっていきます。「大学の講義」というよりは

          原始美術ってなに? オーリニャック、ラスコー、アルタミラなどの洞窟絵画と造形の特徴

          本日から西洋美術史の連載をスタートする予定でしたが、なんと!早速我がSurfaceが故障しました。 まさかの「エンターキーが埋まってエンドレス改行する」というトリッキーな壊れ方をしたので、明日からスタートさせていただきます。なにこの呪いほんと。もろもろよろしくお願いします。

          本日から西洋美術史の連載をスタートする予定でしたが、なんと!早速我がSurfaceが故障しました。 まさかの「エンターキーが埋まってエンドレス改行する」というトリッキーな壊れ方をしたので、明日からスタートさせていただきます。なにこの呪いほんと。もろもろよろしくお願いします。

          noteで西洋美術史をみんなで楽しく読み解く連載

          こないだイロハニアートさんで連載していた西洋美術史の連載が無事に終了しました。全30記事。あらためて見返したら約1年もやってた。すげえ。 下の記事にまとめていますので「おじや用のレンゲ」がくるのを待ってる間にでも、読んでください。 いやこれ書くの、毎回マジで楽しかったんです。ほんま幸やった。エクセルシオールカフェで原稿書いてる間はふわふわしてたし、たぶん頭の周りをティンカーベル的なサムシングが飛び回ってました。 「エジプト文明でミイラ作ってた理由」とか「ルネサンスで写実

          noteで西洋美術史をみんなで楽しく読み解く連載

          「人生で初めて書いた本」と「ペンネームの由来」の話

          おひさです。ジュウ・ショです。名前がカタカナなので、よく韓国籍に間違われますが、ゴリゴリの日本人です。九州生まれの縄文顔なんで、派手髪センターパートより、Ken Takakuraパリの角刈りのほうが似合っちゃいます。へへ。自分、不器用なもんで。 久しぶりです。更新しない間も皆さんにフォローやいいねをいただいて、ほんまに感謝です。久しぶりに原稿の手が空いたので、noteを更新します。 質問やリクエストをいただいているものも含めて、ちょっともろもろこれから記事を出していく所存

          「人生で初めて書いた本」と「ペンネームの由来」の話

          ポール・セザンヌとは|400年の美術の歴史を変えた作品を、生涯を振り返りながら解説

          ポール・セザンヌはハンパない。ピカソやマティスから「近代絵画の父」と呼ばれた、めちゃくちゃ偉大な人間だ。スター揃いの後期印象派のなかでも、超デカめな革命を起こした人間である。 しかし「なぜ彼がお父さんなのか」ってのは、あんまり広まっていない。今見ても「え、なにこれ下手じゃない……? あれ、これ単純に下手じゃない……?」とか言われることもある。 そこで今回はセザンヌのスゴいところについてご紹介。彼の人生を追いながら「なぜ近代絵画の父なのか」を見ていきたい。 ポール・セザン

          ポール・セザンヌとは|400年の美術の歴史を変えた作品を、生涯を振り返りながら解説

          記事が出ました!1970年代のマンガについてです

          主婦と生活社さまのメディア「fumufumu news」にて記事が出ました〜。1970年代のマンガの変遷について書いています。 おもしろいんですよね。1970年代のマンガは。男性マンガ史ではジャンプとチャンピオンが出てきて「マガジン・サンデー・キング・ジャンプ・チャンピオン」の五代誌が揃います。 チャンピオンは創刊当初から強いんですよ。メンツエグくないか。手塚治虫、さいとう・たかを、永井豪、赤塚不二夫、ジョージ秋山、梶原一騎……いやもうこんなん絶対買うだろ。 ただジャン

          記事が出ました!1970年代のマンガについてです

          Chim↑Pomの展覧会がマジでやばかった|「美術館」の概念をひっくり返す回顧展

          2022年2、3月は六本木ヒルズ ミュージアムが激熱です。東京シティビューでは「楳図かずお大美術展」、森美術館では「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」が開催中。いやもう完全にヤバい。ハイカルチャー貴族が住むヒルズが、名古屋のヴィレヴァンみたいになってる。絶対に地上52階でやることじゃない。もう最高なんですよね。 もうこんなもん行くしかないでしょう。とはへたたいうことで、今回は後者の「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」に行ってきたので、現地の様子をレポートします。

          Chim↑Pomの展覧会がマジでやばかった|「美術館」の概念をひっくり返す回顧展

          15歳から歌舞伎町で生きている女の子が仙人だった件【1万字インタビュー】

          上京してから、はじめて新宿駅南口の横断歩道を渡ったとき、西と東を見て「世界の違い」にめちゃめちゃびっくりした。 西には都庁、コクーンタワーといった高層ビル群、東にはドン・キホーテ、アイフルという文字看板と歓楽街。西を歩く人はビシッとしたスーツ姿の男性、東は長髪金髪にクロックスの若者。たった100メートル歩くだけで、世界が違う。新宿はおもしろい街だと心底思った覚えがある。 そんな新宿・歌舞伎町に頻繁に通うようになったのは2021年の9月あたりだった。友人のノンフィクションラ

          15歳から歌舞伎町で生きている女の子が仙人だった件【1万字インタビュー】

          記事が出ました! バルビゾン派について書いています

          イロハニアート様で記事が出ました。 なぜか西洋美術史って「スーツ着たおじさまがやたら難しく解説する」のが慣例だと思うんですが、私は「それは読者に優しくない」と思います。だからこの連載では極力簡単に楽しく書いている感じです。 もう20回目ですね。今回はロマン主義の後に出てきた「バルビゾン派」について紹介しています。100人くらいの画家が同じ森で描いてたっていう。もう皇居ラン状態の自然主義はなぜ起きたかってやつです。 スマートニュースでも読めますので、ぜひどうぞ!

          記事が出ました! バルビゾン派について書いています

          大友克洋の「童夢とAKIRAより前」の出世作について熱く語らせてくれ

          「2022年 大友克洋全集刊行」 渋谷駅ハチ公口改札でバカでかポスターを見て、ちょい鳥肌が立った。かっけェ……。なんだこのロゴ。すげぇいいじゃん。買うしかないじゃん。 言わずもがな大友克洋は完全にレジェンドだ。特に私たちサブカルゆとり世代からしたら「AKIRA」は、もはや聖書である。アーメン。 私の体感だが、文化系サブカル大学生の家に、AKIRAがある率は80%超えてる。まじで文科省のほうで、文化系サークルに属している人に向けて統計とってほしい。AKIRAは浅野いにおの

          大友克洋の「童夢とAKIRAより前」の出世作について熱く語らせてくれ