内本順一

音楽ライターを始めて四半世紀ちょい。 主にシンガー・ソングライター系のライナーノーツを…

内本順一

音楽ライターを始めて四半世紀ちょい。 主にシンガー・ソングライター系のライナーノーツを書いたり、ウェブや雑誌でインタビュー記事やレビューやコラムを書いたりしております。

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    音楽ライター・内本順一による国内外のミュージシャンのインタビュー。ここでしか読めないもの、または音楽ウェブサイトや雑誌で公開しなかったものを公開します。

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最近の記事

the Tiger自主企画「トラのひ Live vol.1」@代官山・晴れたら空に豆まいて

2024年6月19日(水) 代官山「晴れたら空に豆まいて」で、the Tiger自主企画「トラのひ Live vol.1」。出演は、スクナシとthe Tiger。 the Tiger自主企画の3ヵ月連続2マンライブ、そのvol.1。ゲストはEMILANDが予定されていたのだが、ギターのボブが流行り病にかかって出演不可に。よってヴォーカル&ギターの衣美さんとドラムの茜さんが解散したズクナシ時代の曲を演奏するデュオ、スクナシの出演に変更となった。 そのスクナシが先攻。茜さん

    • マーガレット・グラスピー@ブルーノート東京

      2024年6月18日(火) 青山・ブルーノート東京で、マーガレット・グラスピー(2ndショー)。 マーガレット・グラスピーがどのようなミュージシャンであるかは、柳樂光隆さんによる日本初ロングインタビューで非常によくわかるので、こちら↓を読んでいただくとして。 この記事に「現代屈指のギターアイコン」と書かれているように、まず彼女はギター弾きとしてのユニークな個性を持つ。うまいへたではなく、明らかに彼女ならではの、鋭くて、タメも効いてて、生々しさのあるギター音及び弾きっぷり

      • interview: リクオ/「途切れちゃいなかった すべては繋がっていた」。この不確かな世界で歌う、揺るぎなき思い

        *この記事は有料設定をしていますが、全文無料で読んでいただけます。でも「読めてよかった」「面白かった」と思っていただけたなら、金額のところをクリックして投げ銭感覚でご購入いただけると、とても嬉しいです。あなたのドネーションが次のnoteのインタビュー記事を作る予算になります。 リクオのニューアルバム『リアル』を、あなたはもう聴かれただろうか。再生と希望、夢と愛と他者への思いやり、そして音楽に対する揺るぎない信頼をバンドサウンドで色彩豊かに表現した、ライブ感のあるスタジオアル

        有料
        150
        • betcover!!@川崎クラブチッタ

          2024年6月10日(月) 川崎クラブチッタで、「CLUB CITTA' Presents いいこと」。 No Busesとbetcover!!の2マン。 先攻、No Buses。 初めて観たが、ナイスなバンドアンサンブル。シューゲイザー的な曲からポストロック的な曲、ガレージっぽい曲までいろいろだが、けっこうポップなアプローチの曲もよかった。いいバンド。ただ、ボーカルの彼のMCがぶつぶつ独り言を言ってるみたいで何を話しているのか聞き取れないのがちょっとなぁ。極度にシャイな

        the Tiger自主企画「トラのひ Live vol.1」@代官山・晴れたら空に豆まいて

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          Furui Riho@EX THEATER ROPPONGI

          2024年6月7日(金) EX THEATER ROPPONGIで、Furui Riho。 「Live Tour 2024 -Love One Another-」、そのファイナル公演。 自分がFurui Rihoのライブを観るのはこれが5度目。ワンマンを観るのは2022年3月のVeats SHIBUYA、2023年5月のリキッドルームに続いて3度目となる。 1年振りでライブを観たが、キャリア史上最大キャパとなるEX THEATER ROPPONGIがしっかり埋まっており

          Furui Riho@EX THEATER ROPPONGI

          『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』(感想)

          2024年6月5日(水) 吉祥寺アップリンクで『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』。 平日の午後2時過ぎの回だというのに満席。加藤さんの音楽の再評価が最近起こったわけでもなく、没後〇年ということでもなく、どうして今なんだろう? というタイミングでの公開であるにも関わらず、これだけ人が入るとは。ちょっと驚いた。 自分の隣の席にいた年配の女性は、映画の途中でギンガム(加藤さんが作った日本初のPA会社)の話が出たとき、「〇〇くんが務めてたところよ」と友人に耳打ちしていた

          『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』(感想)

          『マッドマックス:フュリオサ』(感想)

          2024年6月2日(日) TOHOシネマズ新宿で『マッドマックス: フュリオサ』(IMAX) 復讐劇である点において1979年公開の『マッドマックス』初作を想起させる。自分はその1をリアルタイムで観た世代で、中学の映画好きの友達と学校で盛り上がった記憶もあるので、その点においての原点回帰と言えなくもない構成は嬉しかった。脚本も手が込んでいて、物語として面白い。 みんなが熱狂した『マッドマックス: 怒りのデス・ロード』は公開時に劇場で1回観ただけ。面白くなかったわけではな

          『マッドマックス:フュリオサ』(感想)

          interview: レニー・クラヴィッツ/「時代は移り変わる。それでもロックンロールの精神は永遠に消えないものだと僕は思う」

          レニー・クラヴィッツが6年振りに発表したニューアルバム『Blue Electric Light』がめちゃめちゃいい。レニーがレニーの「オレ道」を突き進んでいて、そこに迷いが一切ない。円熟味が増したと言えるところもあるが、それ以上に溌剌とした印象が強い。生気溢れ、躍動感が漲っている。「心も精神も肉体も、いまがいちばん状態がいい」。5月26日に還暦を迎えたレニーだが、まさしくその言葉の通りであろうことがアルバムを聴くとよくわかる。 バハマにいる彼にZoomでインタビューをした。

          interview: レニー・クラヴィッツ/「時代は移り変わる。それでもロックンロールの精神は永遠に消えないものだと僕は思う」

          『関心領域』(感想)

          2024年5月26日(日) 立川シネマシティ シネマ・ワンで『関心領域』(極音上映)。 思っていた以上にアート的な作り。感情誘導を一切しない。説明的な描写を削ぎ落しまくって、観る者の想像力に委ねる映画だと感じながら観た。「見せるだけです。あなたが感じるままに受けとめなさい」というような。だが、あとでいろんな論考を読んだりポッドキャストで聴いたりして次第に監督の熱いメッセージが実はあちこちから見てとれる映画であることがわかってきた(その例はここでは挙げないが)。 音が重要

          『関心領域』(感想)

          JUNGLE@渋谷・Spotify O-EAST

          2024年5月27日(月) 渋谷・Spotify O-EASTで、JUNGLE。 土曜日のグリーンルームフェスだけでなく、単独公演も早々にチケットをとって観に行った。野外と屋内、両方でしっかり観ておきたかったのだ。 オープニングアクトは、最近独立したどんぐりず。一昨年あたりは最も多くフェスで観たのが彼らだったが、今年になって観るのは初めて。JUNGLE目当ての人たちの前で、しかし彼らは気負うことなくいつもの調子でやり、次第に熱が入って、観客たちも徐々に開放されていったの

          JUNGLE@渋谷・Spotify O-EAST

          GREENROOM FESTIVAL '24@横浜赤レンガ倉庫

          2024年5月25日(土) 横浜赤レンガ倉庫で、「GREENROOM FESTIVAL '24」。 以前は毎年のように、しかも大抵2日間とも観に行っていたグリーンルームフェスに、1日だけだが久しぶりに足を運んだ。 空間があって、ゆったりした音楽を聴かせるアーティストが多く出演していて、座って聴くのも全然ありで(会場外ステージでは芝生に寝転んで聴けたりもして)、いい意味でのユルさがあったかつてのグリーンルームフェス。今のこのフェスは、もうそういうものではなくなってしまって

          GREENROOM FESTIVAL '24@横浜赤レンガ倉庫

          『バティモン5 望まれざる者』感想

          2025年5月24日(金) 吉祥寺アップリンクで、『バティモン5 望まれざる者』。 前作『レ・ミゼラブル』(2019)を観て”やられ”、この監督は追っていきたいと思っていたフランスはモンフェルメイル出身のラジ・リが監督・脚本を手掛けた新作。 『レ・ミゼラブル』と繋がったテーマを持ち、同じ製作スタッフが再集結して作られたものだが、『レ・ミゼラブル』以上にドキュメンタリー的なタッチで描かれた「もうひとつのパリ」。今作もラジ・リ監督の実体験がベースになっているそうだ。 パリ

          『バティモン5 望まれざる者』感想

          FUJI&SUN '24

          2024年5月11日(土)~12日(日) 静岡県富士市「こどもの国」で、「FUJI&SUN'24」。 このキャンプフェスに参加するのは、2年振り、2回目。 自然が豊かで、環境としていい。なのにそこまで人が多くなく、一定のリラックス感(いい意味での“ユルさ”)が保たれている。子供連れも多く、親も子もみんな生き生きと楽しんでいる。同じ時間帯にライブがそんなに重ならない。メインステージでのヘッドライナーのあと、キャンプサイトではDJがまわして野外クラブ的に盛り上がる時間もある

          『ジョン・レノン 失われた週末』(感想)

          2024年5月21日(火) 吉祥寺アップリンクで『ジョン・レノン 失われた週末』。 自分はビートルズの熱心なファンというわけではないので、8~9割が初めて知ることであり、驚きの連続。なので、めちゃめちゃ面白かった。 これを観るまで、ジョンの「失われた週末」とは即ち酒に溺れた非生産的な期間だったとばかり思っていた。が、そういえば『Walls And Bridges』と『Rock 'N' Roll』を作ったのはこの期間だったわけで。映画を観ればわかるのでここでは書かないが、

          『ジョン・レノン 失われた週末』(感想)

          『猿の惑星 キングダム』(感想)

          2024年5月18日(土) 新宿ピカデリーで『猿の惑星 キングダム』。 視覚効果は見事なものだ。エイプの動きも表情も、草木の揺れやその音も恐いくらいにリアル。技術の進歩を実感する。その意味では、2024年の映画、2024年の”猿の惑星”を観ているという気にさせられた。 戦いのシーンにはハラハラドキドキもそれなりにあったし、引き付けられるシーンもそれなりにあった。面白くないというわけではない。辻褄が合わないということもない。出来の悪い映画かと言えば決してそうではないのだ。

          『猿の惑星 キングダム』(感想)

          仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself]@ 南青山MANDALA

          2024年5月10日(金) 南青山MANDALAで、仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself]。 10日・11日の2日間の、自分は初日を観た(2日間とも申し込み、初日のみ当選した故)。 チャボにとってキャリア初の「全曲リクエストでかためた」ライブだ。リクエストに応えるようなタイプではなく、これまではそういうのを無視して自分の好きなようにやってきたが、初めてやってみようと思った……というようなことをMCで言っていた。 ライブに行

          仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself]@ 南青山MANDALA