内本順一

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内本順一

音楽ライターを始めて四半世紀ちょい。 主にシンガー・ソングライター系のライナーノーツを書いたり、ウェブや雑誌でインタビュー記事やレビューやコラムを書いたりしております。

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    音楽ライター・内本順一による国内外のミュージシャンのインタビュー。ここでしか読めないもの、または音楽ウェブサイトや雑誌で公開しなかったものを公開します。

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最近の記事

『猿の惑星 キングダム』(感想)

2024年5月18日(土) 新宿ピカデリーで『猿の惑星 キングダム』。 視覚効果は見事なものだ。エイプの動きも表情も、草木の揺れやその音も恐いくらいにリアル。技術の進歩を実感する。その意味では、2024年の映画、2024年の”猿の惑星”を観ているという気にさせられた。 戦いのシーンにはハラハラドキドキもそれなりにあったし、引き付けられるシーンもそれなりにあった。面白くないというわけではない。辻褄が合わないということもない。出来の悪い映画かと言えば決してそうではないのだ。

    • 仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself]@ 南青山MANDALA

      2024年5月10日(金) 南青山MANDALAで、仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself]。 10日・11日の2日間の、自分は初日を観た(2日間とも申し込み、初日のみ当選した故)。 チャボにとってキャリア初の「全曲リクエストでかためた」ライブだ。リクエストに応えるようなタイプではなく、これまではそういうのを無視して自分の好きなようにやってきたが、初めてやってみようと思った……というようなことをMCで言っていた。 ライブに行

      • 『ミュージカル この世界の片隅に』@日生劇場

        2024年5月16日(木) 日生劇場で『ミュージカル この世界の片隅に』。 原作と映画版は傑作、TVドラマ版もなかなかよかった。でもミュージカルにするのはどうなのだろう…。そもそも歌にして盛り上がる種類の題材ではないし、繊細な部分が失われてしまうのではないか。そんな不安も初めはあったのだが、ミュージカル音楽作家に転身したアンジェラ・アキさんに去年今年と2度話を聞き、アルバム『アンジェラ・アキ sings 「この世界の片隅に」』を聴いて、彼女の音楽がどのように活かされている

        • 『マウリポリの20日間』(感想)

          2024年5月8日(水) 吉祥寺アップリンクで『マウリポリの20日間』。 惨劇。 絶望。 容赦なし。 まるで地獄絵図。 「戦争は爆発ではなく静寂から始まる」。 冒頭でジャーナリスト(AP通信のウクライナ人記者)でありこの作品の監督・撮影・製作を務めるミスティスラフ・チェルノフが静かにそう話すが、まさしくその怖さを見ている間中ずっと感じていた。爆撃や砲弾を予感させる音はなく、まさに静寂の次にいきなりそれがくる。そのリアル。戦争の本を読んでもニュースを見てもそういうものだと

        『猿の惑星 キングダム』(感想)

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          『オッペンハイマー』(感想)

          2024年5月5日(日) 宇都宮TOHOシネマズで、『オッペンハイマー』。 公開からけっこう経っていて既にいろんな考察が出ているが、一切それらを見ずに観に行った。以下、考察ではなく、あくまでも初観のざっくりした感想。 連休中は栃木にいたため、都内と違ってさほど大きくないシアターで観たのだが、基本、会話劇だし、ノーランがすすめるIMAXじゃなくても十分だと感じた。そりゃあIMAXならIMAXの音響による没入感もあるだろうが、今回が初観でもあったし、没入感が凄すぎるとかえっ

          『オッペンハイマー』(感想)

          石橋凌@下北沢・CLUB251

          2024年4月27日(土) 下北沢・CLUB251で石橋凌。 45th Anniversary Tourの初日。 あまりに貴重なライブハウス公演。速攻獲ったチケットの整理番号が84番だったので、早めに入れてかなり前のほうの真正面で観ることができた。 ライブハウスで凌さんを観るのは一体いつ以来か。ソロになって以降は(少なくとも東京は)ホールでしかやっていなかったはずだし、ARB時代にしたってある時期以降はホール展開になっていったので、恐らくARBの中期以来だと思う。という

          石橋凌@下北沢・CLUB251

          ミュージカル音楽作家としての初のアルバム『アンジェラ・アキ sings「この世界の片隅に」』を4/24にリリースしたアンジェラ・アキさんにインタビューしました。ぜひご一読を。https://realsound.jp/2024/04/post-1641389.html

          ミュージカル音楽作家としての初のアルバム『アンジェラ・アキ sings「この世界の片隅に」』を4/24にリリースしたアンジェラ・アキさんにインタビューしました。ぜひご一読を。https://realsound.jp/2024/04/post-1641389.html

          AJICO@Zepp Shinjuku

          2024年4月24日(水) Zepp Shinjukuで、AJICO。 Zepp Shinjukuには初めて行った。新宿なので、Zepp系列のなかでは家から近くてありがたい。けっこうなキャパだし、この日はあいてなかったけどバーも充実しているようだし、長めのイベントとかでもこのハコは悪くなさそうだ。 ってなことはさておき。「アジコの元型」ツアー・ファイナル。7月に追加公演も決まったが、とりあえずの区切り公演である。 3月30日の日比谷野音公演も観たが、あの日は初夏のよう

          AJICO@Zepp Shinjuku

          The Street Sliders@NHKホール

          2024年4月21日(日) NHKホールで、The Street Sliders。 LAST LIVEから22年と7ヵ月ぶりに再集結したスライダーズの武道館公演を観ることができたのが昨年5月3日。約1年前のこと。それから秋のツアーもあったり、今ツアーではスペシャルで野音があったりと、ファンには嬉しい動きをしてきたスライダーズ。ではあったが、とにかくチケットがとれない。1年前の武道館はどうにかとれたが、秋のツアーは名古屋や三郷や大阪やらの地方も含めて結局ひとつも当選せず。今

          The Street Sliders@NHKホール

          『辰巳』(短めの感想)

          2024年4月20日(土) 渋谷のユーロスペースで「辰巳」を観た。おもいっきりくらった故にじっくり感想書きたいところだが、仕事が詰まり気味で余裕がないので、とりあえず昨晩したツイートをまとめておきます。2度目を観たあとまたちゃんと感想書きたい。 「2010年代の邦画で僕のベスト1は『ケンとカズ』。そこから8年、待ちに待った小路紘史監督の新作『辰巳』を初日の今日観た。始まった瞬間から最後まで息をした記憶がない。それくらいの緊迫感と暴力性と圧倒的熱量。いやぁ、凄い。小路監督は

          『辰巳』(短めの感想)

          the Tiger@晴れたら空に豆まいて

          2024年4月20日(土) 代官山「晴れたら空に豆まいて」で、the Tiger。 「働き者の歌」7inch Release ONE MAN SHOW。 渋谷から東横線の各停に乗るつもりがうっかり急行に乗ってしまい、呑気にポッドキャストを聴いていてふと気がついたら自由が丘駅。焦りながら折り返し、開演予定時間の13時を10分ちょっと遅れて会場に入ったら、ゲストの前田サラさん(サックス)とYOSHIOさん(トロンボーン)を含む5人が横一列に並んでちょうど演奏を始めたところだっ

          the Tiger@晴れたら空に豆まいて

          ノラ・ジョーンズにZoomでインタビューしました。新作『ヴィジョンズ』の話をがっつり聞いてます。ぜひご一読を。 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/40881

          ノラ・ジョーンズにZoomでインタビューしました。新作『ヴィジョンズ』の話をがっつり聞いてます。ぜひご一読を。 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/40881

          JAZZY UPPER CUT@新宿LOFT

          2024年4月7日(日) 新宿LOFTで、JAZZY UPPER CUTの復刻CDリリース記念ライブ。 一夜限りの再集結であり、メンバーのSNSにはこれが最後かもしれないと書かれてあったが、どうなのだろう。わからないが、最後であってほしくない。 JAZZY UPPER CUTがいかなるバンドなのか、ここで自分なんぞが整理して書いてもたいして説得力がない。それよりCD復刻に際してのNobuさん(ヴォーカル&トランペットの桑原延享)のインタビューが最近アップされたので、それ

          JAZZY UPPER CUT@新宿LOFT

          BECK@EXシアター六本木

          2024年4月6日(土) 六本木EXシアターで、BECK(2ndショー)。 アコースティックセットと言えども、アコギ弾き語り、鍵盤弾き語り、アコギ+リズムボックス、アコギ+プリセット音、エレクトリックギター弾き語り、ブルーズハープと歌、スライドとラップなどなど、かなり多様。コール&レスポンスもあったりで、一瞬たりとも飽きさせないのがさすがだ。 ステージには桜が飾られ、彼は日本は自分にとって特別なんだと(ときどき日本語も交えて)何度も言っていた。 レア曲含んだセトリも最

          BECK@EXシアター六本木

          ノラ・ジョーンズのこれまでの作品を、その時々のプロデューサーを切り口に辿ってみました。これまで自分が度々行なってきたノラのインタビューのなかから、プロデューサーについて語っている箇所を抜粋して構成しています。長文ですが、ぜひご一読を。https://rollingstonejapan.com/articles/detail/40829

          ノラ・ジョーンズのこれまでの作品を、その時々のプロデューサーを切り口に辿ってみました。これまで自分が度々行なってきたノラのインタビューのなかから、プロデューサーについて語っている箇所を抜粋して構成しています。長文ですが、ぜひご一読を。https://rollingstonejapan.com/articles/detail/40829

          Merchant@グレープフルーツムーン

          2024年4月4日(木) 三軒茶屋・グレープフルーツムーンでMerchant。 「Unsquare Dance #01」と題されたイベントで、平松稜大(たけとんぼ)、 松本幸太朗(東京少年倶楽部)、Merchantの3組が出演。Merchantがトリだった。 Merchantは、Glider、Hedigan'sのギタリスト/コンポーザー、栗田将治(くりたまさはる)のソロプロジェクト。2月28日に1stアルバム『Dolphin Sane』(ドルフィン・セイン)をリリースし

          Merchant@グレープフルーツムーン