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世の中の価値観を変える仕事「広報PR」に魅了された私の経歴|自己紹介

5月から、"働く"に向き合う会社・クラウドワークスの広報になりました。

PR代理店、広告会社に続き、3社目です。


新卒の時に「なんだかおもしろそう」という理由だけで始めたPRの仕事。

そこから8年経ちますが、PRの仕事はあまり知られていないと感じます。
「広報PRは、何してるかわからない」と言われることが少なくありません。


キラキラした仕事、
広告と何が違うの?、
#PRを主導してる人、、、


そんなイメージを聞くたび、もっとPRを知ってもらいたい!という気持ちが高まり、自分なりに発信しようと思い立ちました。

その第一弾として、自己紹介も兼ねてPRに魅了された私の経歴を書きたいと思います!



就活で広告業界に挑戦するも、失敗してPRに出会う


新卒就活では、広告業界を志望していました。


しかし、大手広告代理店は全落ち。

周りが就活を終えてもリクルートスーツを脱げませんでした。
その格好で、当時大流行のパンケーキ店に並ぶ大学生の横を通るのが、苦しかったです。



そんな中見つけたのが、とあるPR代理店の求人。

説明会で「会社や商品をニュースにし、流行を作る仕事」と聞き、衝撃を受けました。


流行って、誰かが意図して作ってるんだ。
パンケーキの長蛇の列も、誰かが仕掛けたものなんだ。

そこからPR業界に興味を持ちました。




PRはすべての人に平等な発信の方法


PRについて何も知らなかった私の最初の疑問。
広告と何が違うの??


簡単に言うとこんな感じです。

広告:自分の言いたいことを自分で言う
PR:自分たちのことを誰かに語ってもらう

つまり、
「俺はモテる」
「あの人モテるんだよ」

どちらが信頼できるか?ということです。


https://www.bil.jp/blog/details/80


ここで私が関心を持ったのは、PRはお金がなくても、世の中に発信できる手段であること
CMなどの広告枠を買う必要はないからです。

私はひとり旅で日本の地方に行くのが好きです。
旅の中で、地元の魅力を世の中に知ってほしいと考える人たちと出会ってきました。


PRの力をつければ、自分が素敵だと思うものを発信するお手伝いができる。

そこに大きな可能性を感じ、PR業界に飛び込むことを決めました。




情報を届けるだけでなく、おもしろい情報を作りたい


最初に入社したのは、企業のPR活動を代行するPR代理店。

仕事の流れはこんな感じ。

①メディアの興味を引くアイデアを考える
②メディアに報道してもらえるよう働きかける
③テレビやwebニュースに出る!


特に求められるのは②メディアへの働きかけ。
PRパーソンは、どれだけメディアとつながりを持っているかが重視されます。


ですが、一連の流れを体得して感じました。

どんなにメディアと良好な関係を持っても、いい情報でないと取り上げられない。


メディアにお願いをするだけでなく、Win-Winの関係になりたい。
そのために「おもしろい」と思える情報を作れる人になりたい

そう思って、アイデアを生み出すのが得意な広告会社・ENJIN TOKYOに転職しました。



結局、社内の人の覚悟がものをいう


ENJIN TOKYOでは、クライアントのパーパスを大切にしながら、世の中を驚かせる企画を作っていました。

私たちの仕事を通じて、人々がクライアントを「いい会社!」と話題にする。

そんな光景を実現させるために駆け抜けるのは、本当に楽しかったです。
(打ち上げビールほど、おいしいものはない)



それでも、転職することにした理由。

それは、最高の仕事には、クライアントの中に熱量の高いキーパーソンがいると気づいたから。


情報があふれる今、印象に残る発信には「会社としての意志」があると感じます。

最近だと、スープストックの離乳食提供無料開始の反響に対する声明が話題になりました。



会社としての意志がある発信は、担当者1人で進めるのは難しい。


ですが、社内のたくさんの人を巻き込み、目線を揃え、みんなが納得するように対話をする。

それには「絶対成功させる」という担当者の強い覚悟と根気が必要です。


つまり、社内向けのPRの大切さに繋がります。

それに気づいた時、外から支援するだけでなく、当事者になりたいと感じたのです。



たくさんの人がいきいきと働く世界を作りたい


PR業界の第一人者である嶋浩一郎さんは、PRの仕事は「新しいあたりまえを作ること」と語っています。


前述のパンケーキの例は一時的な盛り上がりですが、たとえばマッチングアプリ。

登場した頃は、「怖い」「使ってるのは恥ずかしい」という印象でした。

しかし、ニュースで取り上げられたり、人々の話題になることで世の中に受け入れられ、今では新しい出会いの形として捉えられています。

新しく生まれたものを世の中に浸透させる。
この時にPRの力が寄与します。



私はどんな考え方を世の中に浸透させたいか。

浮かんだのは、「お酒を飲みながら仕事の話をするなら、愚痴よりもワクワクする話がいい」という考え方。



入社したクラウドワークスは、さまざまな角度から“働く”に向き合う会社。
いきいきと働く人を増やすことに繋がっていると感じます。

これから広報として、世の中の“働く”にまつわる考え方のアップデートに貢献するのが、私の新しい挑戦です。



これからは、今まで書いていた日常や育児からの気づきのほか、広報PRの仕事を通じた発見も書いていきたいと思います!

PRに携わる人も、PRを知らない人も、楽しめるように書いていきたいな。

どうぞよろしくお願いします!


あとがき

入社して1ヶ月経ちますが、これまで経験してきたマーケティングPRと、今やっているコーポレートPRでは異なる部分が多く、学びがたくさんあります。広告会社にいる間にメディアさんとのつながりがほとんどなくなってしまったので、その点は苦戦中。ゼロからの気持ちで取り組んでいます〜!

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