- 運営しているクリエイター
記事一覧
読書感想文note【わかりやすさの罪】
「わかりやすさの罪」を読みました。
気になった文章を一部引用しながら考えたこと・感じたこと、読み終えての感想を書きました。
コミュニケーションスキル?
「聞くことはスキルだ」と言ってしまったことがある。
今振り返ると、これは間違いだったと感じる。
確かに、会話の中で、相手に対し「聞いてもらえた」「聞いてもらえなかった」と感じることはあるが、その相手には「聞くスキルの高低」があるわけではなく、「
「地下鉄で隣に黒人が座ったら」を読んで
「地下鉄で隣に黒人が座ったら」、読みました。
「差別」。
皆さんにとって、どのように響いてくる言葉でしょうか。
『ここが違うから、この人は「その他の人たちだ」』と線を引く。
「ここが違うから」の「ここ」の部分。
それが、見た目とか使っている言語を基準にしたものだと、わかりやすく「差別」と感じるのではないかと思います。
でも、たとえば『価値観が違うから、この人は「その他の人たちだ」』と線が引かれ
つまりもう自由でしかないわけですよね。
「音を視る、時を聴く[哲学講義]/大森荘蔵+坂本龍一」を読んだ。
あると思う。
*
芸術作品でも、言葉でも、相手の意図した通りに受け取るということはできない。
意図した通りに受け取れると思うこと自体が、傲慢なのかもしれない。
相手から発せられたものをどう受け取るか。
そこには、自分の「主観」がある。
共感やエンパシーということを思い浮かべる。
今年のテーマにもしている「アナーキック・エンパ
自分にたどりついて生きていくために、「なんか違う」を手放さない
吉本ばななの『「違うこと」をしないこと』を読んだ。
「違うこと」をしない。
とてもシンプルなこと。
だけど、いつもできていることかと問われれば、自信がなくなることでもある。
「なんか違うかも」と感じつつ、「まあ、いっか」「なんとなく」でやってしまったり、やめないで続けていることがあったりする。
見たいものがあるわけでもないのに朝一でSNSを開いていたり。。。
生きている中で、「なんか違う」と感
自分の心の機微に敏感になって「話したい」「知りたい」を表現する
きのう読みはじめた「根っからの悪人っているの?」という本がとても面白く、一気に読み終えました。
本に「修復的司法」という言葉が登場していました。
被害者と加害者の対話から、犯罪の「修復」がはじまるのかもしれません。
加害者が、自分の被害者性に気づくこと。
被害者が、回復し被害を受けとめること。
過去に起こったことや、過去の自分がどんなことをして、どんなことをされて、どう感じていたのか。
そ