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記事一覧

仕事でも、嫌です、と言いましょう(上司に振り回される人多過ぎ)

これもVoicyで出ていました。

noteでキャリアについての話を書き始めています。

私はキャリアについて相談受けることがよくあるのですが、多くの方々が、そもそも『リスクを伝える』というステップを実行出来ていません。

リスクを伝える=これは嫌です、とハッキリ伝えるということです。

勿論、そのあとにアーティスティックな提案をかますので、NOだけではないのですが。

なお、その後のステップにつ

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失敗しないチームビルディング

前回、プロジェクト計画書について書いた。

端的にまとめると、固有のゴールのある仕事であるなら、どんなものでもプロジェクトであり、規模の大小に関わらず計画を立て、且つ、それを計画書のカタチで明示化することが成功のために有用である、という話。

さて、プロジェクトを複数人で進める場合、当然ながらプロジェクトチームが編成されることになるのだけれど、その際のチームビルディングについて本稿では触れてみたい

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プロジェクトマネジメントで大切にしたい3つのこと

プロジェクトマネジメントで大切にしたい3つのこと

今回はプロジェクトマネジメントについてです。

前職の最後の2年程度は、新規事業開発の部署に所属していました。プロジェクトマネジメントから多くのことを経験し、学ぶことができました。

この記事では、プロジェクトマネジメントで大切なことを、3つに絞ってご紹介しています。具体的には、目次にした以下の3つです。

1. 全体像の把握と進捗管理プロジェクトマネジメントで大切にしたい1つめは、「全体像の把握

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プロジェクト計画立案のための基本ガイド

プロジェクト計画立案のための基本ガイド

本稿は以前に書いた「転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ」に加筆したアップデート版であり、後半は有料版となっています。

前回版の基本構造はそのままに詳細化を行い、プロジェクト計画にまつわるポイントについて大幅に加筆を加えています。とはいえ、基本的な要素は前回書いていますし、目からうろこの新要素があるかというとそこまでではないので、無理に後半の有料版を購入する必要はないと思います。

プロジェ

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仕事が早い人は「他人が決めたゴール地点」ではなく「自分で決めたゴール地点」を目指している

仕事が早い人は「他人が決めたゴール地点」ではなく「自分で決めたゴール地点」を目指している

デザイナーとして働き始めた頃、自分の作業のゴール地点はもっぱら「上司が設定したゴール地点にたどり着くこと」だった。そこを満たすだけで、十分に評価していただくことができた。

3年ほど働いて後輩もできた頃にはリーダー役を任されたり、客先に出向いて自らヒアリングしたりといったこともやったが、その頃は自分で「どうすべきか」は考えつつも、そこに対して「責任は自分にある」という意識は薄かったように思う。

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攻めるオウンドメディア

攻めるオウンドメディア

マス広告予算のデジタルシフトが語られるようになってだいぶ時間が経つ。その流れはもう変わらないとして、問題はその予算はどこに流れるのか。

主要な流入先のひとつは、当然ながらデジタル広告である。が、昨今のデジタル広告の不明朗な状況を嫌う企業が国内外で出始めており、一時的なマス広告への還流の気配もある。ただそれでもやっぱり大きなデジタルシフトの流れは変わらないと思う。(ただしマスがなくなることもないと

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オウンドメディアで取り組むべきこと

オウンドメディアで取り組むべきこと

前々回にオウンドメディアについて書いた。

オウンドメディアとは何か?オウンドメディアとは何だろうか。例によってWikipediaを見ると以下のような記述がある。

オウンドメディア (英: owned media)とは、自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。「ペイドメディア (Paid Medi

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マネジメントとは経営すること。

マネジメントという言葉がある。ふつうに訳すと「管理」である。例えば、プロジェクトマネジメントは「プロジェクト管理」と訳されることが多い。実際、間違っていないけれど、日本語の「管理」と英語の「management」は若干ニュアンスが異なるように思う。

日本語で「管理する」というと、粛々とつつがなく進行させていくような印象を持つ人が多いのではないだろうか。実際、プロジェクト管理を「進行管理」と解釈し

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プロジェクトマネジメントの基本

プロジェクトマネジメントの基本

自分のコアな職能を説明する際、プロジェクトマネジメントの領域を語ることが多いものの、それを正しく説明することについてはあまり自信がない。

いちおう教科書的に答えるのであれば、PMBOKの定義に従い、有期かつユニークな目的を持った仕事であるところのプロジェクトを対象に、その完了までの計画を立て遂行すること、とかになると思う。説明としては概ね間違っていないと思うけれど、知らない人には結局なんだかよく

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信頼を勝ち取るための方法

信頼を勝ち取るための方法

当たり前のことを書きますが、人の信頼を得られると、色々とモノゴトを進めやすいです。同じことをするにしても断然スムーズになります。

もちろん、信頼を得るのはそれまでの行為の積み重ねなので、一朝一夕にできるものではないですし、そもそも信頼を得ることで享受できるメリットを目的として信頼を勝ち取りにいくというのは本末転倒と言えます。信頼を裏切る行為と言えなくもありません。

ただ、信頼を得るためのコツは

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新しくマネージャになった人に贈る組織マネジメントのキホン

新しくマネージャになった人に贈る組織マネジメントのキホン

4月になりました。

今日から新年度になる会社も多いと思います。新しい仕事、新しい役割のスタートとなることも多い時期ですが、今回は新しく組織マネージャになる人に向けて書いてみたいと思います。(また文体変わったな)

以前に「マネジメントとは経営すること」と書きました。マネジメントは「管理ではなく経営なのだ」と理解するだけでも相当に違います。確かに組織を持ち、部下を持つことで、「管理する仕事」は増え

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転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ

転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ

以前に「マネジメントとは経営すること」と書いた。

経営であるとすれば、プロジェクト=事業であり、事業に事業計画があるように、プロジェクトにはプロジェクト計画がある。

そのプロジェクト計画を取りまとめたドキュメントが「プロジェクト計画書」である。いきなり身も蓋もないことを書くが、プロジェクト計画書がなくてもプロジェクトは始められる。が、複雑化したプロジェクトにおいて、これがないことで事故率が飛躍

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