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#ヘルスカウンセリング
『宗像恒次から教わった「愛」の話』目次とキーワード
2021年も、そろそろ梅雨が明ける。『宗像恒次から教わった「愛」の話』全二十四話を書き終えてから7ヵ月が過ぎた。
しかし、この日本は、いまだにコ〇ナ狂想曲を踊り続けている。1年半、先の見通しがつかない世の中で、いかにありのままの自分を生きるかが問われ続けているように、私は感じる。
そんな中で、この4月から、もっと直接的に市民のみなさんのお役に立ちたいと思い、公的機関でパート職員として働いている。ま
エピローグ~1億総カウンセラーを目指した宗像の愛
ヘルスカウンセリング学会のFAQページの中に、以下のようなクエッションがある。
Q.セミナーを受けたら、すぐカウンセラーになれるのですか?
そのアンサー。
A.宗像先生の言葉をお借りしますと、「カウンセラーやセラピストは、まず自分自身と向き合う必要がある。相手の表情や言葉に対して自らが反応してしまうことを防ぐとともに、自己を開示し率直になり、相手が気付かないこと、気付けないこと、気付かなくて
第二十二話:スピリチュアルな成長を支援する「SAT法」
前回、ヘルスカウンセリングが他の心理療法と比べてどう違うかということを書いた。
そして、最後に、ヘルスカウンセリング、「SAT法は人格成長をサポートする」とし、そこに突っ込むとお約束していた。
それからすでに1ヵ月半が過ぎ、もうみなさんお忘れかもしれないが、今回はその部分のお話をする。
「ヘルスカウンセリング」「SAT法」と、いろいろ言葉が出てくるが、私も混同して使っていたので、ここで用語の整
第十話:生きづらさの正体
第九話で、世代間伝達に触れた。親は、その人生において、自分と同じ問題で悩んだ同士だったということ。親の代で問題を解決できず、もがき苦しんだ末、子にその問題を伝えてしまった。そこからなんとしてでも生き延びようとした間違ったサバイバル行動パターンとともに…。
人生のオリジナル脚本と成長脚本宗像は、結婚後、パートナーと良好な関係を築き、しあわせに生きる方法を説くために「『運命愛』は取り戻せる」を著して
第九話:祖先と共に癒える
ここでもう一度、この物語の最初にお伝えした宗像の言葉を引用する。
人生には必ず病気、人間関係問題、争い、事故、失敗など、私たち自身ではどうにもならない、いろいろな問題が起こるが、避けることができない。
しかし、それは「自分のあるがまま」を生きるためなのだ、ということを第一話でお話しした。
霊性サインここで、次のリストをチェックしてみてほしい。
▢ 自分は幸せでない方が安心だ。
▢ 哀れな人
第八話:愛を得るために採る間違った行動
「第三話:親の愛」で愛着についてお話しした。
愛着理論では、幼児の愛着行動は、ストレスのある状況で、対象への親密さを求めるために行っていると考えられている。
この「ストレスのある状況」というところに注目してほしい。
そして、
養育者への愛着障害(甘えられなかったこと)が「慢性ストレス性格→慢性ストレス→慢性炎症→慢性病」の原因となります。
ということだった。
人は心の本質的欲求を満たすた
第六話:母体を癒す赤ちゃんの愛
第二話から第五話まで「キメラ細胞」の話に触れてきた。これまであまり聞いたことがなかったであろうみなさまは奇異に感じ、引いた方もみえるかもしれない。けれども、このキメラは「マイクロキメリズム(microchimerism)」という現象として、すでに多くの研究が行なわれているということを知ってほしい。
母体組織を修復する胎児のキメラ細胞赤ちゃんの細胞は幹細胞であり、お母さんの身体を自分の細胞を使って
第五話:自分の中のとっておききょうだい
今回は「第四話:自分の中に潜むきょうだいの愛」の続きのお話をする。
第四話では、自分の中に自分とは異なるDNAを持った細胞があることをお話しした。人は神の領域を侵してしまうのか、なんて議論はとうの昔。いまでは再生医療の研究が進み、世界の至る所で「キメラ」が造られている。
京都大学iPS細胞研究所のページには、このような記述がある。
動物とヒトの細胞が混ざった動物、いわゆるキメラ動物を使った
第四話:自分の中に潜むきょうだいの愛
私がヘルスカウンセリングを学び始めてしばらくすると「キメラ理論」が登場する。当時はSKP(Spiritual Key Parson)といい、人の顔イメージを使って癒しを得るテクニック。最初にそれを聞いた時、私の心がどうにも抵抗を示すものだから、その時点以上の上級資格者になることを止めてしまったのだが、体験してみると確かに癒される。しかし、仏像の顔なんかも使うから、どうにも宗教のように見えてしまう。
もっとみる第二話:魔法の愛の言葉
私がヘルスカウンセリングを学び始めた頃は、カウンセラー、グループカウンセラー、コーチと3つも養成コースがあったため、毎月のように市川に出向いていた。2009年2月から学びをスタートした私は、4月に、母親の子宮をイメージし、自分が産まれ出るまでの光景を良くすることで、その後生じる問題を解決する自分になるセラピーを練習し合った(SOM研修)。
4月は、めずらしく大阪で研修を受けたが、時間が足りなくて