臓器移植

だんだんとかすれる視界と咀嚼に苦しみがちな限られた人生というテーマで

最近、自分の死について考えることが多くなりました。

同時にやっと祖先から受け継いだ自分の肉体という不思議について考えるようになることができました。

(ご先祖様に合掌。)

今考えてるのは自分の未来のことです。自分の死がすぐに来るのか後にくるのかは生きてみなければもちろんわかりません。

(今回のテーマにアニメの攻殻機動隊とPSYCHO-PASSが登場します。
わからなくてもそうたいが言いたいこ

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ありがたくスキちょうだい致します♪
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引き延ばされる袋小路/永遠の訪れる前の|weekly

今週は、うでパスタが書く。

はじめにお伝えしておくと来週と再来週、このウィークリー・マガジンは夏休みとなる。つまり充分に運がよければ次回は8月29日(土)ごろ、キノコさんが更新するということになるだろう。
しかしそれまでいったいどうしろというんだ、という向きもあると思うので、8月20日(木)には20時よりYouTube配信「BiblioTALK de KINOKO Vol.3」をお届けする予定だ

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感激です!
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記憶転移

僕のドナーが見つかった

諦めかけていた

「彼の分まで生きよう」

移植する以外の選択肢は無い。

何もかもが適合するはずの手術は、

成功した。らしい

僕はそれ以来

死ぬことばかり考えている。

後に知った、彼は自殺志願者だったと

「気持ち」が適合していなかったんだ...。

とても嬉しい。
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小説「走る、繋ぐ、生きる」最終話

【歩子@JFK空港, NYC】

搭乗時間まで後1時間ちょっと。
歩子は、出発ターミナル内のフードコートにいた。
コーヒーを飲みながら、周りをぼんやりと見ていると、歩子同様、ギクシャクとした動きの乗客がいるのに気づき、あの人も走ったんだなぁ、妙な親近感が湧く。

夢の様な出来事ってあるんだな。

歩子は、ブラウン夫妻との会話を思い出す。

たっぷり泣いた歩子に、ブラウン夫妻が語った話。

「アユゥ

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小説「走る、繋ぐ、生きる」第13話

【歩子・メアリー・ジム@family reunion, Manhattan】

メダルとポンチョを受け取り、応援者との待ち合わせ場所へと向かった。
急いで行こうとするのだが、歩子の脚はさっぱり言う事を聞いてくれず、ギクシャクと操り人形のようにしか進めない。

待っていてくれるだろうか。

あそこで見たブラウン夫妻は幻だったんじゃないか。

そんな心配は待ち合わせ場所で彼らを見つけた途端、吹き飛んだ

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ありがとうございます😊
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小説「走る、繋ぐ、生きる」第12話

【歩子@ 20mile – Finish ,Manhattan】

無心で、ただ、一歩一歩を前に出すだけに集中する。泣いている暇、他人を羨んでいる暇があれば、そのエネルギーを自分が前進する為に使え。
歩子は自分に言い聞かす。

セントラルパーク沿い五番街の緩やかな坂は、そんなランナーの気持ちを挫くには十分な程ダラダラと長く、多くのランナーが立ち止まったり、歩き始めたりしていた。

歩子も意識朦朧と

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共感嬉しい。ありがとう😊
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小説「走る、繋ぐ、生きる」第9話

【歩子@8−9マイル, Brooklyn】

歩子は、ゼッケンの上に、ローマ字で“AYUKO”と印刷された紙を安全ピンで留めていた。お陰で、沿道の人々が、大声で、「ゴー!アユゥコ!」と、日本人以外は、呼びにくいであろう彼女の名前を、独特の節をつけて呼んでくれる。

しかし、歩子の一番の目的は、ブラウン夫妻に、自分を発見してもらうためだった。

進路を右に曲がると道幅が狭くなり、沿道の人たちとの距離

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嬉しいです!
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小説「走る、繋ぐ、生きる」第8話

【歩子@スタート】

号砲が鳴り、NYCマラソンがスタートした。
歩子は、人混みの中、足元に注意しながら、ベラゾノブリッジを渡り始めた。

多くのランナーの興奮が、歩子にも伝わり、緊張より高揚感が沸き起こってきた。

左手遠く、マンハッタンが見える。

あそこまで、走るのか。
そう思うと、なんか不思議な気持ちになる。うんざりする様な距離のはずなのに、ワクワクするのだ。

心臓は、長い坂を登りきるの

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共感嬉しい。ありがとう😊

小説「走る、繋ぐ、生きる」第7話

【歩子@0マイル、Staten Island, NY】

歩子の場所から、スタートラインは見えない。
見えるのは、人、人、人。
スタートまで後、15分。自分でも恐ろしい程、緊張しているのが分かる。

私は何に緊張しているんだろう。
初マラソンだから?
それとも、、、。

歩子は、迷っていた。ブルックリンで、ブラウン夫妻を見つけた時、自分は声をかけるべきか、いや、かけていいものだろうか、と。

歩子

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小説「走る、繋ぐ、生きる」第6話

【Pedro@Brooklyn】

ペドロはその日、初めて、アキレスに参加する気になった。同じ様に目が不自由な友人のリックが、先週、NYCマラソンを見事完走し、意気揚々と自慢しているのを聞き続けているうちに、“俺だって”という闘志が湧いたのだ。

少しの緊張と高揚が、ペドロの注意力を散漫にしたとしても誰が責められよう。

それに信号は青だった。ペドロが道路を渡り始めようか迷っていた時、隣にいた女性

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ありがとうございます😊