横地 裕 Hiroshi Yokochi

ヘルスカウンセリング学会公認ヘルスカウンセラー。あなたがあるがままの自分で、まわりと共…

横地 裕 Hiroshi Yokochi

ヘルスカウンセリング学会公認ヘルスカウンセラー。あなたがあるがままの自分で、まわりと共にしあわせに生きることを支援しています。世界は変わる。競争の時代が終わり、支えあう時代がやってきます。https://lit.link/HiRO4

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最近の記事

日常でカウンセリングを利用する

先日、ある経営者の方とこんな会話があった。 モヤってするってことは、あなたの「本当はこうだったらいいのに」がそうなっていないから。 見通しがつかないのか、 あきらめてしまっているのか、 その対象が何なのか、 どうすれば解決できるのか、 …その答えは、実はすでに自分の中にあるんです。 私は、それを意識化し、あなたの背中をそっと押す。 私は、ただ、あなたの話を聴く。 それが的確にあなたの話のポイントを捉え、あなたの思いと共感・共振したとき、自ずと答えはみつかるんです! そし

    • 仲間のチカラ

      先日3年ぶりにヘルスカウンセリング学会公認資格研修のSATコーチャー&グループカウンセラー研修アドバンスコースを受講した。 いくつかの公認資格更新のために単位を修得しないとならないからだ。 1日7時間(お昼休憩1時間を除く)×2日間という長丁場、 ZOOM開催のため、パソコンの前に張り付いて講義を聞き、たくさんのグループワークをする。 このワークが1×1セッションでは得られない効果がある。 だから、疲れるどころか、2日間終わって愛のエネルギーでいっぱいになる。 事務局側で

      • あんのこと

        この映画は実話だそうだ。 いまの日本社会は日本国民にとって決して優しくはないと思う。 重い映画です。 目を背けたくなるシーンがいくつもあります。 生きることにどんな意味があるのか? 独りぼっちだと感じたとき、頼れるところはあるのだろうか…? いろんなことを考えさせられます。 【予告編】 【公式サイト】 【河合優実トーク】

        • 局所多汗症診療のいま

          先月(8月30・31日)、日本発汗学会総会が久しぶりに名古屋で開かれるとのことで参加しました。 当日はあいにくの台風で新幹線が上下線ともストップ。遠方の先生方はオンラインでの参加となってしまいましたが、新しい知見も得られましたので、汗でお悩みのみなさんにシェアさせていただきます。 原発性局所多汗症診療ガイドライン私は2020年9月4日、2010年に策定された「原発性局所多汗症診療ガイドライン」について紹介させていただきました。 ▶ 原発性局所多汗症診療ガイドライン2010

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        • SAT法を学ぶ 〜宗像恒次から教わった「愛」の話〜
          27本

        記事

          「昭和の日」に想う

          今日、4月29日は、かつて「天皇誕生日」という国民の祝日だった印象が、昭和生まれの私には強い。 しかし、この日が「天皇誕生日」と呼ばれていたのは1948年から1988年までの40年余りであり、それ以前1927年から1947年は「天長節」、昭和天皇崩御後2006年までは「みどりの日」とされ、2007年から「昭和の日」となったのだそうだ。 祝日法には「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定められている。 敗戦後、「激動の日々を経て、復興を

          「昭和の日」に想う

          人格成長

          先日、宗像恒次「SAT療法」の中から、 どうすれば、人は、自己のあり方と行動を変え、人格成長することができるのか? という部分を紹介しました。 今日はSATでいう「人格成長」のお話をします。 「感情や思考の矛盾」を減らし、「病気や問題を克服する可能性の強い自己へと変わること」、これを人格成長と呼んでいるんですね。 すなわち「ありのままの自分」で、臆することなく、問題解決に立ち向かい健康的な自分、ウェルビーイングな自分になること、といってもいいかもしれません。 また、こ

          自分のあり方を変えるとき

          私の恩師・宗像恒次の書いた本「SAT療法」の中に、こんな記載がある。 あなたは、どうすればそれが可能だと思いますか? ちょっと考えてみてください。 宗像恒次は答えます。 本当にそうだと思いませんか? 「心の階層的充足の原則」という考え方がSATにはあります。 人は、人から無条件に愛されて、はじめて自分の存在に自信が持て、自分自身を愛せるようになる。ありのままの自分を出して生きていることが自然になると、まわりの人を無条件に愛せるようになる。 ・人から愛される ・自分

          自分のあり方を変えるとき

          補完し支え合って、ともに愉しみましょう!

          毎年年賀状に書いてきた元旦の誓い。 もう11年経ちますが、2013年にブログでこんなことをシェアしていました。 2013年、あけましておめでとうございます! 1年前の今日、ここに書いた私の目標です。 これ、実現させました! その場はタスクール。 今年も1月10日より開講します。 2013年の第1回テーマは「自分の思いを上手に相手に伝える方法」。 さらに、1月20日、2月11日に、ヘルスカウンセリング静岡勉強会に講師としてお招きを受けました。 ありがたいことです。

          補完し支え合って、ともに愉しみましょう!

          ありのままに生きる

          あなたの思うように、 ありのままに生きるのがいいよ! ..そんなふうに言うと、よく誤解されることがあります。 そんなの無理に決まってるじゃん!..とか、 理想だよね(でも無理)..とか、 バカなこといってんじゃないよ!..とか。 みなさんは、どうですか? ありのままに生きるとは、 自分の好き勝手に生きるということではありません。 自分の好きなように生きる。 これは、いいですねー。 でも、勝手、はどうでしょう? 「勝手」をネット検索してみたら、goo辞書にこのようにあ

          責任が取れない人

          なにか問われると、必ずといっていいほど、 「その件は上司に相談してみないとお答えできません。」 そんな応え方をする人がいる。 あるいは、なにか断る場合には、 「その件についてですが、上司からどうしても許可が下りませんので…」 会社員時代、いつも、私が悪者になっていた。 おかけで私は、知らないところで、えらく偏屈な人間に思われている場合も少なくなかったようなのです..^^; いま、自分の責任でモノを言えない人が、とても増えているように感じます。 どうしてでしょうか...?

          面倒くさがりやのあなたがうまくいく!?

          面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 私がFBで本田直之さんの書籍の宣伝を見かけたのは12年前だったか、タイトルが気になって、リンクをクリックしてみると、Amazonのページ。レビューは3ツ星とちょっと。 その内容を少し眺めていると、こんなものにぶつかった…。 はい、そうなんですねー。 当然このことを頭では理解している… そこから実行までのハードルが高い… 認知の歪み、誤りを正したところで、行動は変えられない。 なぜ「実行までのハードルが高い」のでしょうか?

          面倒くさがりやのあなたがうまくいく!?

          胎内サバイバー

          「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)」という言葉がある。 Wikipedia によれば、 東日本大震災の後にも、多くの方がPTSDに苦しんだと聞く。 しかし、このような戦争体験や事故、大災害の経験がないのに、「罪障感」を抱き、自分の存在を認められない人がたくさんいるという事実は、みなさんご存知だろうか? これは、宗像恒次・筑波大学名誉教授の唱える「サバイバー症候群」に関する記載だが、生まれながらにして、すでに多くの人が罪障感を持っているというのだ

          学ぶ楽しさ

          今日は私が学生だったころを振り返ってみる。 いい高校、いい大学、そして、いい会社... 教員をしていた両親の下で育った私は、疑いもせずに、この言葉を信じ、受験戦争真っ只中を生き抜いた。 中学の頃、人間教育で有名な地元の塾に通い、進学校に入学した。 でも、その高校で入った部活で、生きる楽しさを感じて夢中になり、 一応、国立大学には入ったものの... その間、学ぶことが愉しいと感じたことはあっただろうか。 無難な卒業ののち、 就職して1年めに、いきなりパソコンを渡され、 秋

          うつ病を防ぐ感情表現法

          2012年8月15日、私はSATカウンセラー仲間の投稿を見て、こんな記事を書いていました。 SAT仲間のじゅんじゅんこと山本潤一さんが、こんな記事をアップされています。 アサーション...私がこの技法を初めて知った時、目からウロコで、以来自分の気持ちを伝える時にとても重宝しています。しかし、じゅんじゅんは、 というんです。それは、 からだというのです。 アサーションには、感情表現は入っていなかったっけ...? 私は、人にこの技法を伝えるときに、無意識のうちに、 「

          うつ病を防ぐ感情表現法

          究極の生き方

          今日ここで示す文章は、以前私の友によってフェイスブックに掲載されたものです。私の恩師・宗像恒次先生が筑波大学を退官される時に、教室のみなさんに配られたものなのでしょうか、とても深い内容なので、改めてテキストにさせていただきます。 なにが正しくて、なにが間違いか的な生き方をされている方を、私はたくさん知っています。 「正しさ」とはあいまいなもので、そのとき、その自分が置かれた環境の中でのみ、さらに自分の勝手な思い込みで「正しい」と判断するだけだと、いまの私は思っています。

          病に学ぶ

          私が以前読んだ本に、こんなくだりがあります。 これだけ聞くと、いま現在病気の方の多くは、なにをバカなことを言うんだ!、と腹立たしく思われるのではないでしょうか? このようにいわれても、きっとピンときませんよね。 やっぱり、腹が立ってきてはいませんか? 病気を自分でつくってるって?..冗談じゃないよ! ..ってね。 ストレスの説明があります。 ここまで読んだあなた、 いまの思いは、どうでしょうか? ひょっとして、いまの病気は、自分がつくったのかな? 心の隅に「疑惑」が